「速度・デュレーションコマンド」で「動画再生速度」を変更する方法は、
とてもシンプルで、「動画再生速度」を簡単に変更できる。
「クリップ」ごとに、
「動画再生速度」を指定することが可能で、
「クリップ」内では、「動画再生速度」に変化をつけることができない。
「速度・デュレーションコマンド」では、
「再生速度」を「200%」にしたら、
「クリップ」の「最初」から「最後」まで、
同じ「再生速度200%」となる。
クリップ内で複数の「動画再生速度」を適用したい場合は、
「クリップ」を「レーザーツール」で分割して、
分割した「クリップ」ごとに、
「速度・デュレーションコマンド」で、
「動画再生速度」を指定する。
滑らかな変化はつけられないので、
滑らかに変化させたい場合は、
「タイムリマップ機能」を使用する。
「速度・デュレーションコマンド」で「動画再生速度」を変更する手順
■ 「タイムラインパネル」を選択して「アクティブ」にする
↓
■ 「再生速度」を変更したい「クリップ(動画)」を選択する
↓
■ 「右クリック」をして「速度・デュレーション」を選択する
↓
■ 「再生速度」を「パーセンテージ(速度)」で指定する
■ 「再生速度」を「時間(デュレーション)」で指定する
↓
■ 適用したい「選択項目」に「チェック」を入れる
・逆再生
・オーディオのビッチを維持
・変更後に後続のクリップをシフト
・「補間」項目を選択する
「補間」の選択項目
補間方法 | 説明 |
フレームサンプリング |
「フレームサンプリング」は、
必要に応じて「フレーム」を「繰り返し」「削除」することで、
目的の速度に合わせる。
「コマアニメ」をさらにスローにする場合などに良い。
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フレームブレンド |
「フレームブレンド」は、
必要に応じて「フレーム」と「フレーム」との間に、
「ブレンド」を実行して滑らかにするもの。
「フレーム」をブレンドすることで、
滑らかな動きになる。
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オプティカルフロー |
フレーム分析とピクセルモーション予測に基づいて新しいビデオフレームが作成される
オプティカルフローは、
「フレーム分析」と「ピクセルモーション予測」に基づいて、
新しいビデオフレームを作成する補間方法。
「速度変更」「タイムリマップ」「フレームレート変換」がスムーズになる。
背景と被写体とのコントラストが高く、
背景がほぼ動かずに被写体がブレなく動くようなビデオに有効。
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