【Premiere Pro】動画の再生速度をコントロールする方法
【Premiere Pro】
動画の再生速度をコントロールする方法
「Adobe」の動画編集ソフト「Premiere Pro」では、
「動画再生速度」を変更することができる。
「動画再生速度」を変更する方法には、
・「速度・デュレーション」で再生速度を調整する方法
・「レート調整ツール」で再生速度を調整する方法
・「クリップフレーム」で再生速度を調整する方法
などがある。
1つの動画クリップの中で、
動画再生速度に変化を付けられるのは、
「クリップフレーム」での変更だけ。
他の方法は、
「動画クリップ」ごとに「再生速度」を指定する方法となる。
詳しくは、
下記をご参照ください。
「動画再生速度」をコントロールする方法
動画を「再生」する「速度」ををコントロールするには、
・「速度・デュレーション」で再生速度を調整する方法
・「レート調整ツール」で再生速度を調整する方法
・「クリップフレーム」で再生速度を調整する方法
などがあります。
「速度・デュレーション」と「レート調整ツール」で
再生速度を調整する場合は、
クリップ単位で「再生速度」を変更するが、
「クリップフレーム」の「タイムリマップ / 速度」で変更する場合、
一つのクリップで、
再生速度を変化させることができる。
「逆再生」してから「順再生」にすることも可能。
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「速度・デュレーション」で再生速度を調整する方法
「速度・デュレーション」では、
「クリップ単位」で再生速度を調整することができる。
「速度・デュレーション」を使用するには、
・ショートカットキー「Ctrl キー +R(Windows)」を押す
・トップメニュー「クリップ」→「速度・デュレーション」を選択する
・「クリップ」上で「右クリック」→「速度・デュレーション」を選択する
のいずれかの方法で、
「速度・デュレーション」画面にアクセスすることができる。
「速度・デュレーション」の設定方法
「速度・デュレーション」画面の設定値には、
・速度
・デュレーション
・逆再生
・オーディオのピッチを維持
・変更後に後続のクリップをシフト
・補間
などの設定値がある。
設定値 | |
速度 | 再生速度を「%(パーセンテージ)」で指定する |
デュレーション | 再生時間を指定して「再生速度」を変更する |
逆再生 | 「逆再生」の映像にしたい場合に選択する |
オーディオのピッチを維持 | オーディオの速度を維持したい場合に選択する |
変更後に後続のクリップをシフト | 「再生速度」を変更した後に、後続の動画クリップも一緒に変更したい場合に選択する |
補間 |
再生速度を変更したときに、
空白となった「フレーム」を補間する方法を指定する。
・フレームサンプリング
・フレームブレンド
・オプティカルフロー
などの選択肢がある。
「フレームサンプリング」では、
必要に応じてフレームを「繰り返し」「削除」などをし、目的の速度に合わせます。
「フレームブレンド」では、
「フレーム」が繰り返されるが、必要に応じてフレーム間のブレンドを実行し、動きを滑らかにする。
「オプティカルフロー」では、
「フレーム分析」と「ピクセルモーション予測」に基づいて、「新しいビデオフレーム」が作成される。
「速度変更」「タイムリマップ」「フレームレート」などの変換がスムーズになる。
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「レート調整ツール」で再生速度を調整する方法
「選択ツール」などのメニューが並ぶ「ツールメニュー」の中に、
「レート調整ツール」がある。
「レート調整ツール」を使用して、
「クリップ」の長さを調整すると、
「再生位置」はそのままで、
「再生速度」を変更することができる。
「レート調整ツール」を選択して、
「クリップ」の長さを調整するだけなので、
操作方法は凄く簡単。
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「クリップフレーム」で再生速度を調整する方法
「クリップフレーム」は、
「動画ファイル」のことで、
デフォルトで、
「位置」「スケール」「回転」「アンカーポイント」「不透明度」「再生速度」
などのエフェクトが使用できるようになっている。
「再生速度」も変更できるようになっていて、
1つの「クリップ」の中で、
「再生速度」に緩急をつけることができるようになっている。
「クリップフレーム」で「再生速度」を調整するには、
・「タイムレコード画面」の「クリップ」上で編集する方法
・「エフェクトコントロール画面」で編集する方法
などの方法がある。
「タイムレコード画面」の「クリップ」上で編集する方法
「タイムレコード画面」の「クリップ」上で編集するには、
・「タイムレコード画面」の「クリップ」上で「右クリック」
↓
・「クリックキーフレームを表示」を選択
↓
・「タイムリマップ」の「速度」を選択
とすることで、
「タイムレコード画面」の「クリップ」上で編集が可能となる。
あとは、
「ペンツール」を使って、「変更点」を作成し、
「選択ツール」でラインを「上下」させることで、
再生速度を「速く」「遅く」させることが可能。
「再生速度」の「ライン(線)」を変更する時に、
「siftキー」を押しながら変更すると、「5%」単位で変更できる。
「エフェクトコントロール画面」で編集する方法
「動画再生速度」を
「エフェクトコントロール画面」で編集することも可能。
「タイムリップ」の「速度」の項目で変更が可能となっている。
変更点となる「フレーム」にタイムラインを合わせ、
「キーフレーム」を作成することで、
一つの「クリップ」上で、
「再生速度」を変化させることができる。
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