路面状況 | オールシーズンタイヤ | サマータイヤ | スタッドレスタイヤ |
---|---|---|---|
乾いた路面 | ◯(走行可能) | ◯(走行可能) | △ |
濡れた路面 | ◯(走行可能) | ◯(走行可能) | △ |
積雪 | ◯(走行可能) | ×(走行不可) | ◯(走行可能) |
凍結路 | △ | ×(走行不可) | ◯(走行可能) |
冬用タイヤ規制 | 走行可能 | チェーン装着 | 走行可能 |
チェーン規制 | チェーン装着 | チェーン装着 | チェーン装着 |
装着エリア | 雪が少ないエリア | 雪が降らないエリア | 雪国(雪が多いエリア) |
ゴムの固さ | 柔らかめ | 固い | 柔らかい |
冬用タイヤの種類 | 説明 |
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タイヤチェーン |
「チェーン規制」になった時に、 装着することで走行できる唯一の方法になる。 「チェーン」「スノーソックス」が「タイヤチェーン」として指定されている。 雪道での走行パワーは、「タイヤチェーン」が、他の「冬用タイヤ」を上回る。 しかし、 「タイヤチェーン」「スノーソックス」は、 「積雪路」「アスファルト路」で走行すると切断され、事故につながることがあり、かなり危険。 走行速度を抑え、「長いトンネル」などでは、かなり注意が必要。 こまめに着脱する必要もある。 |
スタッドレスタイヤ |
「スタッドレスタイヤ」は、 「積雪」「凍結(アイスバーン)」などでも、 高い走行能力を発揮できる「冬用タイヤ」の一つ。 「0度以下」という寒い気温でも、 硬くなりにくい「特殊配合ゴム」で製造されている。 「溝」の形状や「切り込み(サイビング)」も工夫されており、 従来の「スノータイヤ」よりも「制動性能」が大幅に向上している。 2022年現在では、 最も主流となっている「冬用タイヤ」。 高速道路の「冬用タイヤ規制」でも通行可能で、 「チェーン規制」の場合は、 すべてのタイヤが「チェーン」「スノーソックス」の装着が義務付けられる。 タイヤ側面には、「STUDLESS」の文字が刻印されている。 |
スノータイヤ |
「スノータイヤ」は、 「積雪」「凍結(アイスバーン)」などでも、 「走行能力」を発揮できる「冬用タイヤ」の一つ。 「雪」「凍結」などの路面で、「制動性」を良くするため、 「普通タイヤ」より、表面に大きな凹凸があり、 広くて深い「溝」によって、確実に雪をつかみ、 「グリップ力」を大きくした「冬用タイヤ」。 「スタッドレスタイヤ」ができ、 主流が「スタッドレスタイヤ」に以降してきているが、 現在でも「冬用タイヤ」として、 高速道路の「冬用タイヤ規制」でも、 装着して走行が可能。 「チェーン規制」の場合は、 すべてのタイヤが「チェーン」「スノーソックス」の装着が義務付けられる。 タイヤ側面には、「SNOW」の文字が刻印されている。 |
オールシーズンタイヤ |
「オールシーズンタイヤ」は、 「夏用タイヤ」「冬用タイヤ」の性能を合わせた「冬用タイヤ」。 「夏用タイヤ」より、柔らか目のゴムを使用することで、 「積雪」の路面でも走行できる。 「凍結(アイスバーン」の路面には弱いので、 ちょっとした積雪に対応できるぐらいと認識しておくと良い。 ある程度までの積雪路面には、対応可能だが、 「スタッドレスタイヤ」「スノータイヤ」に比べ、 「積雪」「凍結(アイスバーン)」での「制動性能」が劣るため、 降雪状況によっては走行できない場合がある。 高速道路の「冬用タイヤ規制」でも通行可能で、 「チェーン規制」の場合は、 すべてのタイヤが「チェーン」「スノーソックス」の装着が義務付けられる。 「オールシーズンタイヤ」の側面には、 「M+S」「M.S」「M&S」「M/S」などの文字が刻印されている。 |
種類 | 説明 |
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ハイウェイテレーン(H/T) |
「ハイウェイテレーンタイヤ」は、 「オールテレーンタイヤ」よりも、 さらに「オンロード(アスファルト道路)」での 「走行性」「快適性」を高めたタイヤ。 「オフロードタイヤ」の中で、 最も「オンロード(舗装された道路)」の走行性能に重視している「オフロードタイヤ」。 タイヤの「サイドウォール」に、「Highway Terrain」の略「H/T」と表記されている。 |
オールテレーン(A/T) |
「オールテレーンタイヤ」は、 「全地形タイヤ」とも呼ばれていて、 「舗装されたオンロード」「コンディションの悪いオフロード」の 両方で優れた走行性能を発揮する「オフロード用タイヤ」。 街中での走行も視野に入れているため、 オフロード性能は、若干劣るが、アスファルト道路走行とのバランスが両立されているのが特徴。 タイヤの「サイドウォール」に、「All Terrain」の頭文字から「A/T」と表記されいる。 |
ラギッドテレーン(R/T) |
「ラギッドテレーンタイヤ」は、 「オフロードタイヤ」の中で、一番新しい種類。 「オールテレーンタイヤ」と「マッドテレーンタイヤ」の中間ぐらいの性能を持つ「タイヤ」。 「オールテレーン」よりも「オフロード志向」が強く、 「岩場」や、ある程度の「ぬかるみ」まで対応可能。 本格的な「オフロード走行」が可能。 タイヤの「サイドウォール」に、「Rugged Terrain」の略「R/T」と表記されている。 |
マッドテレーン(M/T) |
「マッドテレーンタイヤ」は、 「マッド(mud)=泥」という名前の通り、 悪路を走行するための本格的な「オフロードタイヤ」。 悪路での走破性を重視しているので、 アスファルト道路での走行性は、良くない。 「オフロードタイヤ」のデメリットをすべて感じれる。 タイヤの「サイドウォール」に、「Mud Terrain」の略「M/T」が表記されている。 |
道路状態 | 走行可否 |
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乾いた路面 | 走行可能 |
ぬれた路面 | 走行可能 |
浅い新雪 | 走行可能 |
シャーベット状 | 走行可能 |
圧雪路 | 走行可能 |
固い圧雪路 | △ or 走行不可 |
路面凍結 | 走行不可 |
アイスバーン(氷上) | 走行不可 |
道路状況 | スタッドレスタイヤ | オールシーズンタイヤ | ノーマルタイヤ |
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圧雪路 | 17.3m | 22.7m | 29.9m |
アイスバーン(凍結路) | 78.5m | 101.1m | 105.4m |