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【Windows】「WindowsOS」が起動しない時の対処方法

【Windows】
「WindowsOS」が起動しない時の対処方法




「WindowsOS」が起動しない時の対処方法をまとめています。


「PC」のトラブルは突然に。。。。。

「PC」が起動しない。。。。
またかよ。。。
思うぐらいの、
たまに起こるトラブル。


毎回、忘れたころに訪れるのが、
イラっとする「PC起動しない問題」。



詳しくは、
下記をご参照ください。



「WindowsOS」が起動しない「原因」


「WindowsOS」が、
真っ黒の画面で、カーソルだけが点滅していて、
いつまでも「WindowsOS」が起動しない。
そんなときは、
「起動ディスク」を「認識」できていないことが多いらしい。



PC起動の流れ

・ハードディスクのMBR(マスターブートレコード)(先頭セクタ)を読み込む。
・ハードディスクのMBRに記述されているパーテーションテーブルに指定されているアクティブなパーテーションのPBR(先頭セクタ)を読み込む。
・PBRの「ブートストラップローダ」(ハードディスクで最初に実行されるプログラム)が、Windowsのブートローダの「NTLDR」「BOOTMGR」ファイルなどを読みこんでOS起動する。

カーソルが点滅してOSが起動しない時は、
「ハードディスクのMBR(先頭セクタ)」「パーテーションのPBR(先頭セクタ)」
が破損していることが多いらしい。

「MBR」「PBR」が破損していると、
「WindowsOS」の「ブートローダ」がわからず、
ずっと点滅している現象が現れる。

「WindowsOS」を起動する前の問題なので、
「WindowsOS」の再インストールなどでは解決できない。

「MBR」「PBR」を再構築する方法で、
解決ができる。



今考えられるエラーの原因は、
・OSの不具合
・ハードディスクの起動プログラム等の不具合
・ハードディスクの破損
ハードディスクの破損まで言っていたら、修理ではなく、ハードディスクの買い替え。
簡単に治らない場合は、かなり面倒です。
カーソルだけ点滅していると、「ハードディスクの起動プログラム等の不具合」の可能性が一番高いらしい。

過去の対処策・解決した方法をメモしてあります。


Back


まず、OSが起動しなくなったら、「簡単なエラーの場合」から試す。
ここで起動してくれれば、運が良い。
上から順番に試してもOSが起動しないのであれば、データが消える覚悟をして、
Windowsの再インストール、ハードディスクの買い替えを覚悟する。

ハードディスクがBIOSで認識されるが、OS起動時にハードディスクが認識されないこともある。
その時は、ハードディスクの配線を入れ替えてみたらOSが認識して起動された。
PCの配線などを変えるときは、自己責任。
PCを組み立てたことがない人は、元の配線を忘れずに行うこと。
自分でいじると保証の対象から外れたり、PCを壊してしまうこともある。


新しい「HDD(ハードディスク)」を購入して、
OSをインストールしてPCを修復してから、
元のHDDを接続してデータを救出できる可能性もある。


簡単なエラーの場合

・完全シャットダウン(「Shift」ボタンを押しながら「シャットダウン」)
・PC全体の電源を切って(コンセントを抜く)、30秒ほど放置。(電源供給を一度遮断する)
・他のハードディスクを外して再起動。


「簡単なエラーの場合」を試しても起動しない場合

・BIOSの設定を確認する(ハードディスクが認識されているか確認) ・WindowsインストールCDで、OSを修復する。


ハードディスクが認識されていない場合

・内蔵ハードディスクが二つの場合、配線を入れ替えてみる。
・「システム回復オプション」(起動時に「F8」を押す)で修復


PCに詳しい人の方法

・MBRの修復
・PBRの修復


データがなくなる方法

・再インストールする。


全部ダメな場合

・ハードディスクが破損している場合は、修理か買い替え。


Back

「MBR(マスターブートレコード)」の修復


ハードディスクなどの「補助記憶装置」の最初の1セクタ。
ブートセクタの一種。
セクタは、ハードディスク内データの最小単位1つ分。

ハードディスク内のデータで、最も原始的な部分。
PC電源を入れると、マザーボードの「BIOS」が起動し、「BIOS」に設定されている起動順に、各種接続デバイスが読み込まれる。
ハードディスクに接続すると、ハードディスクの先頭セクタ「MBR」が読み込まれる。


「MBR」のデータ

ブートストラップローダ(プログラム) ハードディスクの最初に読み込まれ実行されるプログラム。
パーテーションテーブルの情報で、パーテーションを特定して、「PBR」(パーテーションブートレコード)を読み込む。
パーテーションテーブル(パーテーションに関する情報) 各パーテーションの「範囲情報(開始位置と最終位置)」と「ファイルシステム情報」「拡張パーテーション情報」「アクティブなパーテーション情報」などが確認できる。
全体で64バイトの領域。
1つのパーテーションに、「16バイト」の情報を使用。
プライマリパーテーションは、4つまでしか作成できない。



MBRの修復方法

・「bootsect」コマンド(ブートストラップローダのみの修復)
・フリーソフト「TestDisk」(ブートストラップローダとパーティションテーブル、両方の修復が可能)


「bootsect」コマンドは、
「ブートローダー」と「NT ローダー (NTLDR)」を切り替えるために、
「ハードディスクパーティション」の「MBR(マスターブートコード)」を更新する。
「bootsect」コマンドは、PC上の「ブートセクター」の設定を元に戻すことができる。



「Bootsect.exe」コマンドのオプション

オプション説明
/help これらの使用方法を表示します。
/nt52 NTLDR と互換性のあるマスターブートコードを SYS、ALL、またはの すべてのドライブに適用。
SYS、 ALL、または、各ドライブにインストールされているオペレーティングシステムは、
Windows Vista より前のバージョンである必要がある。
/nt60 Bootmgr と互換性のあるマスターブートコードを SYS、ALL、またはの すべてのドライブに適用。
SYS、 ALL、またはのいずれかのドライブにインストールされているオペレーティングシステムは、
windows 8、windows®7、windows Vista、Windows server®2012、windows Server 2008 R2、または windows server 2008 である必要があります。
SYS.DATABASES Windows の起動に使用されるシステムパーティションのマスターブートコードを更新。
ALL すべてのパーティションのマスター ブート コードを更新します。 [ すべて ] オプションでは、各ボリュームのブートコードが更新されるとは限りません。 このオプションによって更新されるのは、Windows ブート ボリュームとして使用できるボリュームのブート コードです。基本ディスク パーティションと接続していないダイナミック ボリュームは除外されます。 ディスク パーティションの開始時にブート コードを探す必要があるため、このような制限が存在。
<DriveLetter> このドライブ文字に関連付けられたボリュームのマスター ブート コードを更新する。
/force ブートコードの更新中にボリュームを強制的にマウント解除。
このオプションを使用する場合は、注意が必要。 Bootsect.exe がボリュームに排他的にアクセスできない場合、次回の再起動の前にファイル システムによってブートコードが上書きされる。
Bootsect.exe は、各更新処理の前に、常にボリュームのロックとマウント解除を試行。
/Forceを指定した場合、最初のロックの試行が失敗した場合に強制マウント解除が試行されます。
たとえば、目的のボリューム上のファイルが現在他のプログラムによって開かれている場合、ロックに失敗することがあります。 ロックに成功すると、強制的なマウント解除によって排他的なボリューム アクセスが可能になり、最初のロックが失敗した場合でもブート コードが確実に更新されます。
また、強制的なマウント解除により、目的のボリューム上のファイルに対してオープンされたハンドルがすべて無効になります。
これにより、これらのファイルを開いたプログラムから予期しない動作が発生する可能性があります。
したがって、このオプションを使用する場合は、注意が必要です。
/mbr SYS、 ALL、またはドライブ文字で指定されたパーティションを含むディスクの「セクター0」のパーティションテーブルを変更せずに、マスターブートレコードを更新。
/Nt52オプションと共に使用すると、マスターブートレコードは、Windows Vista より前のオペレーティングシステムと互換性がある。
/Nt60オプションと共に使用する場合、マスターブートレコードは、windows8、windows7、windows Vista、windows server 2012、windows Server 2008 R2、または windows server 2008 と互換性がある。



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「PBR(パーティションブートレコード)」の修復


PBR(パーティションブートレコード)は、MBRと同じ「ブートセクタ」の一種で、パーテーションの先頭セクタ。
パーテーションのファイルシステム情報が記載されている部分で、OSを起動してくれるブートストラップローダがある場所。

各パーティションの最初の1セクタ。
PBR(パーティションブートレコード)には、パーティションに必要な情報が収納されている。
パーティションとして使用するために必要不可欠な情報。

PBR(パーティションブートレコード)が正常でない場合、パーティション全体にアクセスできない。
異常や、アクセスができない場合、Windowsは「フォーマット」を要求してくるが、「フォーマット」で中の情報は消える。
「フォーマット」完了時に、PBR(パーティションブートレコード)が作成される。


PBR(パーティションブートレコード)のデータ
ブートストラップローダ プログラム部分。
「NTLDR」や「BOOTMGR」を読みに行き、Windowsの起動をしてくれる。
すべてのパーテーションに必要はなく、OSを起動するパーテーションに必要。
OSによって書き込まれるもの。
ディスクパラメータ パーティションに固有の情報。
「セクタサイズ」「クラスタサイズ」「総セクタ数」「MFT(マスターファイルテーブル)の位置」などが記述されている。


PBR(パーティションブートレコード)の修復方法

・「bootsect」コマンド(ブートストラップローダの修復のみ)
・フリーソフト「TestDisk」(ディスクパラメータの修復のみ)


「bootsect」コマンドは、
「ブートローダー」と「NT ローダー (NTLDR)」を切り替えるために、
「ハードディスクパーティション」の「MBR(マスターブートコード)」を更新する。
「bootsect」コマンドは、PC上の「ブートセクター」の設定を元に戻すことができる。



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