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【Windows】「ドライブ」の「ファイルシステム」を確認する方法

【Windows】
「ドライブ」の「ファイルシステム」を確認する方法




「Windows」では、
「ドライブ」で採用している
「ファイルシステム」の「種類」を
「ドライブ」の「プロパティ」で確認することができる。



詳しくは、
下記をご参照ください。



「ドライブ」の「ファイルシステム」を確認する方法


「ドライブ」が採用している「ファイルシステム」の「種類」は、
たまに必要になる情報。

どこで確認できるかを知っておくと、
たまに役立つ時がある。


確認する方法は簡単で、
いくつかの方法が用意されているので、
簡単に確認することができる。





「ドライブ」の「ファイルシステム」を確認する方法

・「スタートメニュー」を「右クリック」し「ディスク管理」を選択

・確認したい「ドライブ」の「ファイルシステム」項目に、採用している「ファイルシステム」の「種類」が掲載されている。



・「スタートメニュー」を「右クリック」し「ディスク管理」を選択

・確認したい「ドライブ」を選択し、「右クリック」し「プロパティ」を選択する

・「全般」タブの「ファイルシステム」に記載されているのを確認する



・「エクスプローラー」を開く

・「PC」ページを開く

・確認したい「ドライブ」アイコンの上で「右クリック」し「プロパティ」を選択する

・「全般」タブの「ファイルシステム」に記載されているのを確認する




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「ドライブ」の「ファイルシステム」を変更する方法


「ドライブ」が採用している
「ファイルシステム」の「種類」を変更するには、
簡単で、
「エクスプローラー」で変更することができる。



「ドライブ」の「ファイルシステム」を変更する方法

・「エクスプローラー」を開く

・「PC」ページを開く

・ファイルシステムを変更したい「ドライブ」アイコンの上で「右クリック」し「フォーマット」を選択する

・「FAT32」「NTFS」の選択肢が出てくるので、いずれかを選び、「フォーマット」を実行する





アロケーションユニットサイズとは

「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」は、
「クラスター」とも呼ばれているもので、
ドライブ(ストレージ)上でのデータを保存する「最小単位」を意味する。


「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」より、
小さなデータを保存しても、
使用されるドライブ上のサイズは、
「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」のサイズになる。

「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」以上のデータの場合は、
「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」の部屋をいくつも使い、
大きなデータを保存する。


「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」は、
大きくても小さくても、不便で労力が多くなるので、
最適なサイズが望ましい。
小さい「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」になると、
部屋数が多すぎて、「PC」が忙しくなります。

大きな「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」にすると、
保存データ以上のドライブ容量を使用してしまい、
保存できる容量が、自然と少なくなる。



「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」の確認方法

・「エクスプローラー」を開く

・「PC」ページを開く

・ファイルシステムを変更したい「ドライブ」アイコンの上で「右クリック」し「フォーマット」を選択する

・「アロケーションユニットサイズ」に表示されているのが、現在の「アロケーションユニットサイズ」





「Windows 10」における「NTFS」ドライブでの「デフォルトクラスターサイズ」

ボリュームサイズデフォルトクラスターサイズ
7 MB – 512 MB4k byte
512 MB – 1 GB4k byte
1 GB – 2 GB4k byte
2 GB – 2 TB4k byte
2 TB – 16 TB4k byte
16 TB – 32 TB8k byte



「Windows 10」における「FAT32」ドライブでの「デフォルトクラスターサイズ」

ボリュームサイズデフォルトクラスターサイズ
32 MB – 64 MB512 byte
64 MB – 128 MB1k byte
128 MB – 256 MB2k byte
256 MB – 8GB4k byte
8GB – 16GB8k byte
16GB – 32GB16k byte


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「WindowsOS」で使われている「ファイルシステム」とは


「ファイルシステム」とは、
「OS(オペレーションシステム)」が
ファイルを管理するためのデータ保存の仕組みのことをいう。


「PC」での「文書」「画像」「音声」「動画」などのファイルは、
「OS」が「ファイルシステム」にしたがって、
「保存」「整理」「管理」が行われている。


「ファイルシステム」は、
「OS」機能の一つ。


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「ファイルシステム」の種類


「ファイルシステム」の種類

FAT FAT(File Allocation Table)は、
「ファイルの位置情報」を記録する
「マイクロソフト」が開発した初期から採用されていた「ファイルシステム」。
「Windows」より前の「MS-DOS」の時から採用されているファイルシステム。

初期の頃は、
「500KB」程度の小さなファイルが扱えるぐらいの性能だった。

「時代」「技術」と共に、
ファイルサイズが大きくなり、
機能も拡張されていき、
「FAT12」「FAT16」「FAT32」
と進化してきた。
数字が大きくなるにつれ、 取り扱える「ドライブ」「ファイル」などの「容量(サイズ)」の制限値が大きくなる。
2022年になると、
「FAT32」も容量が少ない状況になっていて、
さらなる大容量のファイルシステムが利用されている。


「FAT16」は、
「MS-DOS」から「Windows3.1」「Windows 95」「Windows NT」などで使用可能。

「FAT32」は、
「Windows98」「WindowsMe」「Windows2000」「WindowsXP」「WindowsVista」「Windows7」「MacOS」
などで使用可能。
「MacOS」からもアクセス可能となるので、
「共有ファイル」を置く「ディスク」に使用される。

FAT16(FAT) ・最大容量 : 2047MB
・Linuxから読み書き可能

「MS-DOS」から「Windows3.1」「Windows 95」「Windows NT」などで使用可能。


長所
・Windows 95(4.00.950/4.00.950a)、Windows NT、Windows 3.1、DOSでも使用できる。


短所
・1つの領域として確保できる容量は最大2047MBまで。
(但し、DOS/V機でWindows NT4.0をインストールする領域は、最大4.3GBまでになります。)
・確保する容量が大きくなるとクラスタサイズも大きくなり、ディスクの使用が非効率的になる。
FAT32(FAT) ・最大容量 : 32GB
・保存可能ファイルサイズ : 4GB
・自動圧縮 : なし
・フォルダの暗号化 : なし
・「Linux」「MacOS」から読み書き可能
・多くのOSに対応している「FAT32」は、外付けHDDに採用されているが、扱える容量が小さい。


「Windows98」「WindowsMe」「Windows2000」「WindowsXP」「WindowsVista」「Windows7」「MacOS」
などで使用可能。
「MacOS」からもアクセス可能となるので、
「共有ファイル」を置く「ディスク」に使用される。


長所
・クラスタサイズがFAT16よりも小さく、ディスクを効率的に使用できる。
・1つの領域として確保できる容量は最大2テラバイトまで。
・1ファイルの容量は最大4GBまで。(Windows 98/98Seの場合は2GBまで)
・「MacOS」でも取り扱える
短所
・Windows 95(4.00.950/4.00.950a)、Windows NT、Windows 3.1、DOSなどでは使用できない。
・確保する領域が512MB以下のときは、FAT16としてフォーマットされる。
(FAT32としてはフォーマットできません)。

Windows 2000、Windows XP、Windows Vistaの場合での注意事項
FAT32でフォーマットされた領域作成はOSの制限により32GBまで。
FAT32のファイルシステムの場合は32GB以下の容量で領域を作成してください。
exFAT(FAT) ・Microsoft(マイクロソフト)が、主にフラッシュドライブ向けに開発したプロプライエタリなファイルシステム。
File Allocation Table(FAT)の後継規格である。
長所
・1ファイルが4GB以上でも保存できる。(容量制限はありません。)
・32GB以上の領域を1ボリュームとして設定できる。
・容量制限なく保存可能(最大4GB以上でも保存でける) ・WindowでもMacでも読み込み・書き込める

短所
・古い環境では対応していない ・FAT32と互換性がない ・Windows Vista SP1、Windows XP SP2/SP3(※)のみ対応。その他のOSでは使用できない。
※Windows XP SP2/SP3をexFAT形式に対応させるには、マイクロソフトが公開しているexFAT対応の更新プログラムを適用する。
・内蔵ハードディスクには適用できない。
NTFS ・最大容量 : 2TB
・保存可能ファイルサイズ : 2TB
・自動圧縮 : あり
・フォルダの暗号化 : あり
・取り扱える容量も大きく、多くのOSでファイルシステムとして採用されている。


「NTFS(NT File System)」は、
「FAT」を進化させた「ファイルシステム」。
「Windows XP」以降のすべての「Windows」で採用されている。


長所
・1ファイルが4GB以上でも保存できる。(容量制限はありません。)
短所
・Windows Me/98SE/98/95(4.00.950/4.00.950a)、Windows NT(※)、Windows 3.1、DOSなどでは 使用できない。
HFS+ 1985年から使用されていた「HFS(Hierarchical File System)」の拡張版。
1998年から「Mac OS8.1」で導入された。
ファイルの最大容量が、「8EB(エクサバイト)(1EBは100万TB)」。
大容量ファイルにも対応できる。

ディレクトリ構造を導入した「HFS」に、
「ジャーナリング機能」を追加した堅牢システム。
ファイル単位での暗号化も可能。

「MacOS」のみに対応の「MacOS」専用のファイルシステム。
「デュアルブート」にしている「PC」であっても、
「WindowsOS」から「HFS+」ファイルシステム側にアクセス不可。
APFS 「APFS(Apple File System)」は、
2016年に「Apple」が発表した新しい「ファイルシステム」。
「MacOS」「iOS」「watchOS」などの「Apple社」が開発する「OS」は、
順次、「APFS(Apple File System)」へと変更されていく予定とのこと。

「APFS」は、
「SSD」「フラッシュメモリ」などに最適化されおり、
操作速度が向上し、「スナップショット機能」「高度な暗号化機能」も導入されている。
XFS 「XFS」は、
主に「LinuxOS」で使用されているファイルシステム。

1993年に開発が始まり、「64ビット」のジャーナリングファイルシステム。
UNIX系のファイルシステムはファイルを階層構造で保存しているのが特徴。

階層構造方式は、「Windows」の「FAT」「NTFS」にも導入されている。

「XFS」は、
UNIXでも、かなり古い形式のため安定している。
ジャーナリングシステムにも対応しているので堅牢性は高いですが、いったん削除したファイルを復元することはできません。


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取り扱えるファイルの最大容量


「WindowsOS」のバージョンによって、
使用できる「ファイル容量」も、
ファイルシステムによって異なってくる。


取り扱えるファイルの最大容量

ファイルシステム最大容量
FAT162047MB
FAT3232GB
NTFS2TB
exFAT容量制限なし


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「WindowsOS」の「バージョン」と「ファイルシステム」


「WindowsOS」の「バージョン」と「ファイルシステム」

VersionOS系列ファイルシステム日本語版
発売日
Windows 1.xDOS系「FAT16」1986年11月
Windows 2.xDOS系「FAT16」1988年10月
Windows 3.xDOS系「FAT16」1993年5月
Windows NTNT系「FAT16」1994年1月
Windows 959x系「FAT16」1995年11月
Windows 989x系「FAT32」「FAT16」1998年7月
Windows 2000NT系「FAT32」「FAT16」1999年12月
Windows Me9x系「FAT32」「FAT16」2000年9月
Windows XPNT系「NTFS」「exFAT」「FAT32」「FAT16」2001年9月
Windows VistaNT系「NTFS」「exFAT」「FAT32」「FAT16」2006年11月
Windows 7NT系「NTFS」「exFAT」「FAT32」「FAT16」2009年9月
Windows 8NT系「NTFS」「exFAT」「FAT32」「FAT16」2012年8月
Windows 10NT系「NTFS」「exFAT」「FAT32」「FAT16」2015年7月
Windows 11NT系「NTFS」「exFAT」「FAT32」「FAT16」2021年10月


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