「MacOS」で、
環境変数「PATH」を確認・設定するには、
「ターミナル」を使用して、
「コマンドライン」で操作・設定する必要がある。

「Mac」で、
「環境変数」を「追加」する場合、
使用している「シェル」によって、操作方法が異なる。

「シェル」にあった、
環境変数「PATH」の「変更方法」を行う必要がある。

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「環境変数」とは

「環境変数」に「パス」を記述すると、
全てのディレクトリからファイル名だけで、
「実行」が出来るようになる。

「環境変数」として記述された「パス」から検索し、適合すると実行される。

「環境変数PATH」は、
「シェル」ごとに、「環境変数PATH」の設定方法が、
異なることがある。
各シェルの方法によって、
「環境変数PATH」を変更する必要がある。

現在使用されている「シェル」の種類には、

・sh
・bash
・ksh
・csh
・tcsh
・zsh

などがある。

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「現在のシェル」を「確認」する方法

「現在のシェル」を「確認」する「手順」

$ echo $SHELL

と入力すると、

/bin/bash
/bin/zsh

などのいずれかのシェルが表示される。

「利用可能なシェル」を「確認」する「手順」

「MacOS」で「利用可能なシェル」は、
「/etc/shells」に記述されている。

cat /etc/shells

と「ターミナル」を開いて、入力することで、
「利用可能なシェル一覧」を確認することができる。

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「利用するシェル」を「変更」する方法

「MacOS」では、
利用している「シェル」を「ターミナル」を使って、
「コマンド」を入力することで変更できるようになっている。

「現在のシェル」を「恒常的に変更」する「手順」

コマンドラインからシェルを「恒常的」に「変更」するには、

$ chsh -s /bin/zsh
$ chsh -s /bin/bash

のいずれかを入力する。

「現在のシェル」を「一時的に変更」する「手順」

「コマンドライン」で、
「シェル名」を打ち込むだけで、
「ターミナル」を閉じるまでの間、
一時的に「シェル」を変更することができる。

・sh
・bash
・ksh
・csh
・tcsh
・zsh

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【Bash】環境変数「PATH」を「設定」する方法

環境変数「PATH」を「確認」「設定」するには、
まず、現在使用している「シェル」をを確認する。
使用しているシェルが、「Bash」の場合は、
下記の方法で、
環境変数「PATH」の「確認」「設定」することができる。

「Bash」で環境変数「PATH」を「変更」するには、

設定ファイル名	説明
/etc/paths	ログインした時に、「最初に読み込まれるファイル」。「ログインシェル」が、「bash」「ksh」「dash」の場合のみ実行される。多くの場合、「/etc/profile」ファイルには、「次に読み込むファイルの設定」「基本的な環境変数(PATH)」などが設定される。
.bashrc	bashの起動時に毎回読み込まれる
.bash_profile	ログイン次に読み込まれる

などの設定ファイルに記述する必要がある。

「パソコン」を開いた時に読み込まれる「設定ファイル」を「変更」する方法

「ターミナル」のコマンドラインで、

vi /etc/paths

と入力すると、
「/etc/paths」ファイルを設定できる「編集モード」が起動する。
「vi」コマンドの操作方法を理解して、
末尾に、
指定したい「URL」を追記することで、
設定を変更できる。

「bash」を起動する度に読み込まれる「設定ファイル」への「設定方法」

編集方法は、
他の設定ファイルと同じだが、
「設定ファイル」が異なる。
「bash」の「設定ファイル」で、
「bash」を起動する度に読み込まれる。

設定ファイル「~/.bashrc」を開くコマンド

vi ~/.bashrc

「PC」へ「ログイン」した時に読み込まれる「設定ファイル」への設定方法

「~/.bash_profile」ファイルに、
設定の変更内容を記述すると、
変更内容は、ずっと「維持」される。

設定ファイル「~/.bash_profile」を開くコマンド

vi ~/.bash_profile

「コマンドライン」で「環境変数」を変更する操作方法

「コマンドライン」でも、
「環境変数」を変更することが可能。

PATH=/usr/local/mysql/bin:$PATH
export PATH
export JAVA_HOME=/Library/Java/Home

「：」は、区切り文字。（Windowsの区切り文字「；」にあたる。）
「$PATH」は、現在の「PATH」変数の値を表す。（現在のPATHの内容を追加するという意味）

環境変数「PATH」を「変更」する「書式」

「設定ファイル」の変更する内容は、
「パス」を追記することで、
環境変数「PATH」を追加することができる。

/usr/local/bin
/System/Cryptexes/App/usr/bin
/usr/bin
/bin
/usr/sbin
/sbin
/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-〇〇.jdk/Contents/Home/bin

「java」の開発環境「JDK」のパス「/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-〇〇.jdk/Contents/Home/bin」を
「環境変数」に追加するなら、
上記のような「記述」をして、「設定ファイル」に追加する。

環境変数「PATH」を反映させる方法

変更した「設定内容」は、
反映させるための「操作」が必要になる。
変更した「設定ファイル」を反映させるには、
「source」コマンドを使用して、
変更を反映させる。

環境変数「PATH」を反映させる「コマンド」

source .bashrc
source .bash_profile

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【sh】環境変数「PATH」を「確認」「設定」する方法

「sh」シェルは、
主に、「UNIX系のOS（Linuxなど）」で使用される「シェル」で、
「bash」の「シンボリックリンク」らしく、
実質「bash」らしい。

なので、
環境変数「PATH」をを「確認」「設定」する方法は、
「bash」の方法と同じ。
「bash」の「別名（シンボリックリンク）」が「sh」だというだけ。

昔の「sh」っぽく動く「bash」にしているという話もある。

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【zsh】環境変数「PATH」を「確認」「設定」する方法

環境変数「PATH」を確認・設定するには、
まず、現在使用している「シェル」をを確認します。
使用しているシェルが、「zsh」の場合は、
下記の方法で、
環境変数「PATH」の確認・設定することができます。

現在の「シェル」を確認する方法

$ echo $SHELL

と入力すると、

/bin/bash
/bin/zsh

などのいずれかのシェルが表示される。

コマンドラインからシェルを変更するには、

$ chsh -s /bin/zsh
$ chsh -s /bin/bash

のいずれかを入力する。

「zsh」で、
環境変数「PATH」を変更するには、

「zsh」の設定ファイル「.zshrc」を変更し、
環境変数「PATH」を追加・削除することで、
環境変数「PATH」を変更することができる。

「zsh」に環境変数「PATH」を設定する方法

「.zshrc」設定ファイルに環境変数「PATH」を設定するコマンド

echo 'export TEST= "mytest"' >> ./.zshrc
echo 'export PATH="$PATH:/Applications/MAMP/Library/bin/"' >> ./.zshrc

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