「MacOS」で、
「Rootユーザー（管理者）」になる方法をまとめています。

「MacOS」では、
システムの設定などを変更する時には、
「管理者」の権限を必要とする。

「Rootユーザー（管理者）」になるには、
まず、
「Rootユーザー（管理者）」を有効にする設定をする。
その時に、「Rootユーザー（管理者）」の
「パスワード」も設定する。

その後、
「ターミナル」で、
「su」「sudo」コマンドなどを利用し、
「Rootユーザー（管理者）」になるか、
「Rootユーザー（管理者）」権限として、
操作を実行する。

「MacOS」の場合、
初期設定では、
「Rootユーザー（管理者）」は無効になっている。

INDEX

■ 「Rootユーザー（管理者）」を「有効」にする方法
■ 「Rootユーザー（管理者）」として「ログイン」する方法
■ 「Rootユーザー（管理者）」の「パスワード」を変更する方法
■ 「ターミナル」で「管理者（ルートユーザー）」コマンドを使用する方法

「Rootユーザー（管理者）」を「有効」にする方法

「MacOS」は、
工場出荷時の「デフォルト」の状態では、
「Rootユーザー（管理者）」は、
「無効」の状態になっているので、
「Rootユーザー（管理者）」は使えない。

「Rootユーザー（管理者）」を使用するためには、
「Rootユーザー（管理者）」を「有効」にする設定変更が必要。

「Rootユーザー（管理者）」を有効にするには、
「システム設定」の「アカウント」設定内で、
設定が変更できるようになっている。

同じ手順で、
「Rootユーザー（管理者）」を「無効」にすることも可能。

「MacOS Ventura」で「Rootユーザー（管理者）」を「有効」にする手順

・「Finder」を開く
↓
・メニューバー「移動」の「フォルダへ移動」を選択する。
↓
・「/System/Library/CoreServices/Applications/」と入力し「return」キーを押して実行する。
↓
・アプリ「ディレクトリユーティリティ」を選択する。
↓
・「ディレクトリユーティリティ」のトップメニュー「編集」を選択する。
↓
・「ルートユーザーを有効（無効）にする」を選択する。
↓
・「Rootユーザー（管理者）」の「パスワード」を設定する。
↓
・設定終了

「Rootユーザー（管理者）」を「有効」にする手順

「Apple メニュー」を選択
↓
「システム設定」を選択
↓
「ユーザーとグループ」を選択
↓
「鍵のアイコン」を選択
↓
「ログインオプション」を選択
↓
「接続」を選択
↓
「ディレクトリユーティリティを開く」を選択
↓
「ディレクトリユーティリティ」のメニューバー「編集」を選択
↓
「ルートユーザを有効にする」を選択
↓
「Rootユーザー（管理者）」のパスワードを設定する
↓
完了

「Rootユーザー（管理者）」を無効にしたい場合も、同じ設定手順。

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「Rootユーザー（管理者）」の「パスワード」を変更する方法

「MacOS Ventura」で「Rootユーザー（管理者）」の「ルートパスワード」を変更する手順

「Rootユーザー（管理者）」の「ルートパスワード」も
「ディレクトリユーティリティ」で設定を変更することもできる。

・「Finder」を開く
↓
・メニューバー「移動」の「フォルダへ移動」を選択する。
↓
・「/System/Library/CoreServices/Applications/」と入力し「return」キーを押して実行する。
↓
・アプリ「ディレクトリユーティリティ」を選択する。
↓
・「ディレクトリユーティリティ」のトップメニュー「編集」を選択する。
↓
・「ルートパスワードを変更」を選択する。
↓
・「Rootユーザー（管理者）」の「パスワード」を設定する。
↓
・設定終了

「Rootユーザー（管理者）」の「ルートパスワード」を変更する手順

「Apple メニュー」を選択
↓
「システム設定」を選択
↓
「ユーザとグループ」を選択
↓
「鍵のアイコン」を選択
↓
「ログインオプション」を選択
↓
「ディレクトリユーティリティを開く」を選択
↓
「ディレクトリユーティリティ」ウィンドウの「鍵のアイコン」を選択
↓
「ディレクトリユーティリティ」のメニューバー「編集」を選択
↓
「ルートパスワードを変更」を選択

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「Rootユーザー（管理者）」として「ログイン」する方法

「MacOS」では、
「Rootユーザー（管理者）」が「有効」になっている場合に、
「Rootユーザー（管理者）」として「ログイン」することができる。

「Rootユーザー（管理者）」でいる間は、
「Rootユーザー（管理者）」の権限を利用できる。

「Rootユーザー（管理者）」として「ログイン」する手順

・「Appleメニュー」を選択。
↓
・「ログアウト」を選択する。
↓
・「その他のユーザ」を選択。
↓
・「ログイン」ウインドウで、ユーザ名「root」「Rootユーザー（管理者）のパスワード」を入力する。
↓
・「Rootユーザー（管理者）」で「ログイン」できたら「完了」。

「ターミナル」で「Rootユーザー（管理者）」にログインする方法

「ターミナル」を起動する
↓
「su」を入力
↓
「Rootユーザー（管理者）」のパスワードを入力
↓
ユーザ名が「Rootユーザー（管理者）」に変わっていれば完了

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「ターミナル」で「管理者（ルートユーザー）」コマンドを使用する方法

「MacOS」の管理者は、
「ルートユーザー（スーパーユーザー）」といい、
普通のユーザーではできない
「システム領域」へのアクセスが
必要な作業を実行できる。

「システム領域」は、
間違った変更をすると、
「OS再インストール」が必要になる事もあるので、
変更には注意が必要。

だが、
「管理者（ルートユーザー）」での
ログインを「有効」にするのは、
危険性が高くなるため、
ルートユーザーコマンドを利用して、
操作をした方が安全。

コマンドラインで操作をする
「ターミナル」では、
「管理者（ルートユーザー）」でログインせずとも、
「管理者コマンド」を使用して、
「管理者権限」が必要な操作ができるようになる。

「管理者コマンド」には、

sudo	「sudo」は、「superuser do」の略。「管理者」として「コマンド」を実行する。使い方は、 sudo コマンド名（オプションなど）入力すると、「現ユーザーのパスワード」を求められる。
su	「管理者」になるコマンド。 su 管理者アカウント名（ルートユーザー名）と入力すると、「パスワード」を求めらる。「Rootユーザー（管理者）」のパスワードは、「ディスクユーティリティ」で変更できる。

などがある。

「コマンド」の「使い方」を調べる方法は、
「man」コマンドを使用して確認する。

man コマンド名

入力方法は、簡単。
コマンドによって、
使い方は色々。
使い方がわからなかったら、
「man」コマンドで使用方法を確認。

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