【DIY】「ゴム」の劣化防止は「ゴム保護剤」

【DIY】
「ゴム」の劣化防止は「ゴム保護剤」




「ゴム」の劣化には、
「時間」「光」「熱」「酸化」「微生物」など
色々な要素が影響しているようです。

「ゴム」に含まれる成分を失うことで、
劣化し、ひび割れなどが発生するとのこと。


定期的に、
「ゴム保護剤」「シリコンスプレー」で、
メンテナンスをすると、
「ゴム」は長持ちするそうです。



「ゴム」が劣化する原因


「ゴム」が劣化する原因は、

・光(紫外線など)
・熱(熱・冷たさ)
・オゾン(酸化)
・放射線
・微生物
・強酸
・強アルカリ

などがあり、
劣化する原因は幅広い。


合成ゴムに含まれる
「滑剤」「可塑剤」「老化防止剤」「加硫促進剤」 などが、
失われることで、
「硬化」したり、「伸縮性」がなくなったり、
表面に「ひび割れ」などが発生するようになる。



定期的にメンテナンスすることで、
ゴムが失った成分を補給してあげたり、
保護コーティングしたりすることで、
ゴムの寿命を伸ばすことができる。


今のところ、
劣化を防ぐことはできないが、
劣化を遅くすることが、
現在できる、唯一の方法らしい。


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劣化防止には「シリコンスプレー」「ゴム保護剤」




「ゴム」の劣化防止には、

・ゴム保護剤
・シリコンスプレー

が効果的。


「ゴム保護剤」の成分は、
ゴムの中に含まれている成分などが含まれているそうですが、
正確な成分はわかりませんでした。


「シリコンスプレー」にも、
ゴムを保護する能力があり、
塗布することで、
新品のような光沢になります。

「シリコン」が浸透することで、
紫外線や雨などから保護されるそうです。


「シリコンスプレー」には注意が必要で、
「溶剤」が含まれている場合、
「溶剤」の種類によっては、
「プラスチック」「ゴム」などの樹脂を溶かしてしまうものがあります。
「溶剤」が含まれていない「シリコンスプレー」を選ぶのが大切です。


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「ゴム」と「樹脂」の違い


「ゴム」は、
樹木から採取される「天然樹脂」の一つ。

「天然樹脂」には、
「松脂(まつやに)」「漆」「琥珀」「べっ甲」などがあり、
「天然ゴム」もその一つ。

「ゴム」は、
天然樹脂の「天然ゴム」を加工したもの。
なので、
「ゴム」は、「樹脂」の一つ。


「プラスチック」も「樹脂」の一つなので、
ちょっと離れた兄弟のような関係。

「プラスチック」は、
「樹脂」の中の、
石油から生成される人工の「合成樹脂」の一つで、
「合成樹脂」の中の「熱可塑性樹脂」が「プラスチック」と呼ばれている。

「天然樹脂」と「合成樹脂」の違いがあるので、
「ゴム」と「プラスチック」は、
同じ「樹脂」の一つで、
遠い親戚のような存在です。



「ゴム」は、
弾性を持った「高分子」の状態にしたものの総称「エラストマー」の一つで、
熱を加えると硬くなる「熱硬化性」を持っているので、
「熱硬化性エラストマー」になる。

一般的な「ゴム」と言われるのは、
「天然ゴム」などを材料にして作られた「熱硬化性エラストマー」のことを言う。

天然ゴム=原材料となる樹脂
ゴム=「天然ゴム」を材料に作った「熱硬化性エラストマー」


「エラストマー」の種類 ・熱硬化性エラストマー = 熱を加えると硬くなる
・熱可塑性エラストマー = 熱を加えると柔らかくなり、冷却するとゴム状に戻る性質


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