【DIY】「樹脂」の「白化」防止

【DIY】
樹脂




「樹脂」の劣化「白化」には、
「シリコン」が効果的。


車の樹脂パーツへの
コーティング剤も、主成分は「シリコン系」が多くあります。


「樹脂」の「白化」は、
経年劣化で、
今のところ、完全に防ぐことは不可能で、
保護剤や復活材で、
定期的にメンテナンスするしかないようです。


一番お手軽な「樹脂」のメンテナンスは、
「シリコンスプレー」を布で拭きつける方法が、
一番簡単で、リーズナブル。


車用品で、「樹脂復活・保護剤」などの名前で、
販売されている製品でも、
同じように布に染み込ませて、
拭き付けます。



「樹脂」と「プラスチック」の違い


「樹脂」には、

・樹木から採取される「天然樹脂」
・石油から人口的に生成される「合成樹脂」

があります。


プラスチックは、
「可塑性」「可塑性物質」という意味で、
石油から作られた「合成樹脂」の中の、
別名のような位置づけになっています。

厳密な意味では、
熱を加えると柔らかくなる「熱可塑性樹脂」が
「プラスチック」ということになります。

結論的には、
「樹脂」の一つ「熱可塑性樹脂」が「プラスチック」で、
「プラスチック」は「樹脂」の一部です。


「合成樹脂」には、

・熱可塑性樹脂
・熱硬化性樹脂

の2種類があります。

熱を加えると柔らかくなる性質を持つ「合成樹脂」を
「熱可塑性樹脂」といい、
熱を加えると硬くなる性質を持つのが、
「熱硬化性樹脂」と言います。

ですが、
「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」共に、
熱の加え始めは、
柔らかくなる「軟化」をすることから、
「合成樹脂」全般が「プラスチック」となるそうです。


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「樹脂」の「白化」は防げる?


「樹脂」部分は、
数年すると白くなる「白化」が発生します。

この樹脂の「白化」は、
今のところ、完全に防ぐ方法はないそうです。

ですが、
コーティング剤などを使用することで、
新品のような輝きに戻したり、
「白化」の進行を遅らせることは可能です。


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「樹脂」が「白化」する原因は


「樹脂」が「白化」する原因は、

・紫外線
・温度変化

が主な原因と言われています。


今のところ、
樹脂の経年劣化である「白化」を防ぐ方法はなく、
「白化」の進行を遅らせたり、
黒い状態に戻すことが、
可能になっています。

車の外装部品として、
樹脂が使われており、
車用品として、
樹脂のメンテナンス剤が販売されています。


自宅などの樹脂部分に使用できるので、
ストックしておくと良いようです。


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「樹脂」の「白化」防止には「シリコンスプレー」




「樹脂」の劣化防止や白化修復には、
「シリコンスプレー」が効果的。

「樹脂」部分に、
「シリコンスプレー」を刷り込むことで、
「樹脂」の揮発してしまった油分「シリコンオイル」が補われ、
本来の「艶(つや)」を取り戻し、
「撥水性」を与えることができます。


車のメンテナンス用具として販売されている
「樹脂コーティング剤」も「シリコンオイル」が原料となっています。

含まれている「添加剤」によっては、
変色などを引き起こす可能性があるそうです。
少量を使って、目立たない部分で試してから、
全体に塗布するのが良いようです。


「シリコンスプレー」は、
塗布した表面に、
シリコンの被膜を作り、
シリコン粒子により、
「潤滑性」を高めることができるのが特徴。

溶剤が使われていないものもあり、
「ゴム」「プラスチック」「木材」「紙」などにも使える。

ベタつきがなく、
色々な場所に使いやすく、
若干の防水性も得られる。

表面に艶ができ、
肌ざわりが良くなる。


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