【DIY】「スプレーガン」の使い方

【DIY】
「スプレーガン」の使い方




「スプレーガン」の使い方をまとめています。





詳しくは、
下記をご参照ください。



「スプレーガン塗装」に「必要な工具」





エアコンプレッサーの塗装用パーツ
エアコンプレッサー
スプレーガン
エアホース 「コンプレッサー」と「スプレーガン」を繋ぐホースで、
空気を送るための道具。
カプラー 「カプラー」は、
気体や液体などの配管に使用されている、
配管の「接続」「分離」を簡単に、確実に行うための接続部品。
「エアプラグ(オス)」と「エアソケット(メス)」の2種類がある。
「エアホースの両端」に、それぞれ、「コンプレッサー側」に「エアソケット」を取り付ける。
シールテープ 接続部の漏れを防ぐために、
接続部を密着させるために使用するもの。
「ネジ」に巻きつけてから、ネジ部品を取り付けると、
隙間を埋めて、漏れなどを防止してくれる。
「ねじ山」に「6~7巻き」するのが一般的。
レギュレーター 「減圧弁」とも呼ばれる部品で、
圧縮された空気を、作業に適切な圧力に調整する役割を持つ。
エアフィルター 「エアーフィルター」は、
圧縮空気の「水分」「油分」「不純物」「臭気」を
除去する機能を持っている部品。
・水分を除去するエアフィルター → 「ドレンフィルター」
・不純物を除去するエアフィルター → 「ラインフィルター」「サブミクロンフィルター」
・油分を除去するエアフィルター → 「オイルミストフィルター」
・臭気を除去するエアフィルター → 「臭気除去フィルター」
塗装前の下地処理
マスク(有機溶剤からのガス除去用など)
耐水サンドペーパー
空研ぎペーパー
APラバーサンディングブロック
ボデーパテ
脱脂剤 「塗装面」の油分を取り除くのに使用する。
塗装前には、必ず脱脂をして、塗装を付着しやすいようにする。
塗装作業
マスク(有機溶剤からのガス除去用など) 「塗装」に使われる「シンナー」などの成分を除去できる「塗装マスク」を使用する。
「有機溶剤」からのガス除去用のマスクが「塗装用マスク」として使われている。
塗料の種類によって、効果のある「マスク」を選択する。
試し塗り用消耗品(板や新聞など)
計量器 「本塗装用塗料」「硬化剤」「希釈剤」を混ぜる際に、
決められた量を計測するために使用する。
ストレーナー 調合した塗料をスプレーガンのカップに入れる時に、
ゴミの混入を防ぐために使用する濾過装置。
クリーナー 「工具用」「皮膚用」の「クリーナー」を用意する。
「工具用」は、使用した工具の洗浄に使用する。
「皮膚」に付着した塗料は、「工具用」ではなく「皮膚用」のクリーナーを用意する。

「ガンクリーナー」「ハンドクリーナー」と呼ばれていて、
「成分」「用途」が異なる。
塗装スタンド
下塗り用(プラサフなど)
本塗り用(カラー塗料)
硬化剤 塗料に硬化剤が含まれていることが多いが、
量が多い塗料には、長期保存ができるように「硬化剤」が含まれていないことがある。
使用する前に、「硬化剤」を投入して使用する。
「塗料」の説明書を良く読んでチェックは必須。
希釈剤 スプレーガンで塗装するための塗料は、
液体粘土が低い流性の高い液体状である必要がある。
「希釈剤」は、スプレーガン用に塗料を調整するのに必須。


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「スプレーガン塗装」をする「手順」


■ 下地処理
・塗装されているなら、「耐水ペーパー」で塗装を剥がす。
・「凹み」「穴空き」がある場合は、「パテ埋め」する。
・「耐水ペーパー」で塗装する面を整える
・均一に細かい傷をつけ、塗料が付着しやすくする。
・「シリコンオフスプレー」で塗装面を「脱脂」する。
・プラサフ(プライマーサーフェイサー)を準備する。

■ プラサフで下塗り塗装

■ 本塗装前の下地処理
・「水研ぎ」=「耐水ペーパー#800~1000」で塗装する面を整える
・「ゴミやホコリの除去」
・「脱脂作業」=「シリコンオフスプレー」で塗装面を「脱脂」する。

■ スプレーガンで本塗装する準備
・塗料に適した「硬化剤」「希釈剤」と使い、塗料の量に合わせて調合する。
・スプレーガンのカップに塗料を移す。

■ 捨て吹き
軽く塗料を吹き付ける「捨て吹き」によって、
塗料の特性をチェックする。
「本塗装」の塗料が付着しやすい下地を作る意味がある。
塗装面との相性などをチェックできるので、
必須の工程。

■ 本塗装

■ 捨て吹きから本塗装
・ダンボールや新聞紙などに「試し吹き」をして「色」「粘土」「吹き具合」などを確認。

■ クリア塗装前の下地処理
・「耐水ペーパー#1000」で塗装する面を整える
・「シリコンオフスプレー」で塗装面を「脱脂」する。

■ クリア仕上げ(クリア塗装)
・塗装面に「艶(つや)」「光沢」をだし、表面保護をする塗装
・塗り過ぎによる「液ダレ」をしないように注意する
・「液ダレ」をしたら、研磨して、「液ダレ」を削り消す
・複数回に分けて重ね塗りをすることで、「艶」「光沢」を出す


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「スプレーガン」の「種類」


「スプレーガン」は、
「塗料の送り出し方法」によって、
大きく「3種類」に分類される。


「スプレーガン」の「種類」

種類説明
重力式スプレーガン 「ガン上部」にカップがあるのが「重力式スプレーガン」。
「重力式スプレーガン」は、
カップ内の「塗料」が、
「自重」「重力」によって押し出されるように、
「ガン」に送り込まれるので、塗料を残さず噴射できるのが特徴。
吸上げ式スプレーガン 「ガン下部」にカップがあるのが「吸上げ式スプレーガン」。
「塗料」を吸い上げて噴霧するタイプなので、
塗料がカップ下部に、少量だが残ってしまう。
「重力式スプレーガン」に比べて、「カップ容量」が大きい。
「塗料タンク」が大きくても、
下部にあることで安定性があり、
操作性も良い。
圧送式スプレーガン 「塗料」を「圧送タンク」「加圧タンク」に入れて使用するのが、「圧送式スプレーガン」。同
「高面積塗装」に適している。


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「エアコンプレッサー」の「役割」「選び方」


「エアコンプレッサー」は、
空気を圧縮し、送り出す役割を持っている機器。
「スプレーガン塗装」の動力源となるツール。

「スプレーガン」は、
「エアコンプレッサー」が作り出した
空気の力で、「塗料」を飛ばして、
塗装を行なっていくもの。


「エアコンプレッサー」を選ぶのに、
需要な選択項目は、
項目説明
タンク容量 DIYでの「スプレーガン塗装」での使用ならば、
「30L~60L」ほどが必要。
「タンク容量」が大きいほど、「パワフル」で「長時間」の使用が可能になる。
圧縮方式
(オイル式 or オイルレス式)
「オイル式」は、空気を圧縮する際に、「オイルがエアに混入する」。
「オイルレス式」は、空気を圧縮する際に、「オイルがエアに混入しない」。
動作音 「サイレント式(静音タイプ)」は、
動作音が小さく(65db~70db)、
住宅街のガレージでの使用などに向いている。
の3つと言われている。


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「スプレーガン」に使用する「塗料」の「調合方法」


「スプレーガン」に使用する「塗料」の「調合方法」は、
各塗料により、若干異なるが、
考え方は同じことが多い。
必ず説明書などを確認の上、
塗料の調合をする。


「スプレーガン用塗料」は、
「硬化剤入り塗料」の調合割合=塗料(6):硬化剤(4)
「スプレーガン用の希釈した塗料=硬化剤入り塗料(5):希釈剤(4)
の調合割合になっている。
十分に撹拌して、しっかりと混ぜた後に、
次の工程に移る。

塗料によって、若干異なるが、
「硬化剤入り塗料」を作成し、
「硬化剤入り塗料」を「希釈剤」で薄めるのが流れ。

購入した「塗料」が、
「硬化剤入り」なのかのチェックも必要。


「塗料」を扱う時は、
「塗装用マスク」を必ず着用すること。


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「スプレーガン」の「使い方」


「スプレーガン」の「使い方」には、
  
   
    
スプレー方向 「スプレーガン塗装」は、
「縦吹き」or「横吹き」で塗装をする。

「塗装面」の特性に合わせて、「縦吹き」「横吹き」を選択する。
傾き 「スプレー塗装」では、
塗装する対象物に対して、
「スプレーガン」を「垂直」に構えるのが基本。
距離 「スプレー塗装」では、
塗装する対象物に対してスプレーガンを「一定の距離」を保ち、
移動させながら「塗装」をする。
間隔 「スプレー塗装」では、
間隔を調整することで、
均一の塗装ができる。

「オーバースプレー」と呼ばれる塗装方法には、
「1回目」で塗装した部分の「約半分」に重なるように、
次の塗装し、塗装面を均一にすることができる。
 などがある。


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