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【掃除】「水あか」を落とす方法

【掃除】
「水あか」を落とす方法





「水あか」を落とす方法をまとめています。


「水あか」を落とす方法は、

・「紙やすり」「研磨剤」などで削る
・酸性溶剤などで溶かす

の方法がある。


水を扱う場所では、必ず直面する「水あか」。
水分が揮発した際に、水に含まれるミネラルなどが乾燥して固まったものが「水あか」。
「浴室」「キッチン」「洗面所」「トイレ」「電化製品」など、
ありとあらゆるところに、「水あか」が付着します。



詳しくは、
下記をご参照ください。



「水あか」とは


「水垢(みずあか)」は、
水に含まれる成分が、石化したもので、 「水滴」などが付着して、水分が揮発した時に、 水に含まれた成分だけが残り、石化し、 「水あか」という汚れとなる。

そして、
「水あか」は、
「アルカリ性」の性質を持っている物質。
「酸性」の洗剤で中和することで、
良く落とせる汚れ。
酸性成分で、溶かすことになる。


「酸性」と「アルカリ性」は、
「酸性」「アルカリ性」を計測する「pH値(ペーハー値)」だと、 「pH値」が「0」に近ければ近いほど「酸性」が強く、 「pH値」が「14」に近ければ近いほど「アルカリ性」が強い。
「pH値」が「7」に近いと「中性」と言われています。


「酸性(pH0~6)の汚れ」には、

・油汚れ
・皮脂汚れ
・手アカ
・血液
などがある。


「アルカリ性(pH8~14)の汚れ」には、

・水アカ(カルシウム)
・石鹸カス
・カルキ
・黒ずみ
・尿石

などがあります。


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「pH値」リスト


「pH値」は、「7」に近いほど人体に優しく、 「7」から離れるほど、刺激が強く、危険になる。

「クエン酸(pH 2)」は、強力な「酸性」で、
「アルカリ電解水(pH 12)」は、強力な「アルカリ性」だが、 人体に大きな影響がないので、非常に便利な掃除アイテム。


pH値性質商品名
pH 1酸性サンポール
pH 2酸性クエン酸
pH 3酸性
pH 4弱酸性炭酸水
pH 5弱酸性アルコール(原液)
pH 6弱酸性中性洗剤(ph6~8)
pH 7中性真水(参考)
pH 8弱アルカリ性重曹
pH 9弱アルカリ性セスキ炭酸ソーダ
pH 10弱アルカリ性石鹸
pH 11アルカリ性オキシクリーン
pH 12アルカリ性アルカリ電解水
pH 13アルカリ性カビキラー・キッチンハイター


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「水あか」を落とす方法


「水垢(みずあか)」は、
「アルカリ性」の性質を持った汚れです。

「水あか」を落とす方法は、

・「紙やすり」「研磨剤」などで削る
・酸性溶剤などで溶かす

の方法がある。


大きく分けて、
2つの方法ですが、
「研磨ツール」「酸性成分洗剤」などは、
かなりの多岐に渡ります。


「水あか」汚れを落とす成分で、
よく知られているのは、
「クエン酸」です。


「研磨剤」で、
一番身近なのは、「歯磨き粉」です。



ホームセンターなどに行くと、
多くの「水垢用」の「洗剤」「研磨剤」が販売されています。


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「酸性洗剤」で「水あか」を溶かして落とす


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販売されている「浴室洗剤」は、
頑固な「水あか」を落とすために、
「酸性」の性質を持った「浴室洗剤」がある。

「水あか」を落とすには、
「酸性洗剤」を使用すると効果的。


うっすらと白くなった程度の「水あか」であれば、
「酸性洗剤」を使用すると、
とても綺麗になる。


「浴室洗剤」の性質は、
容器の裏面に記載されている内容に、
「酸性洗剤」という文字が記載されている。

「浴室洗剤」を購入するときにチェックすると良い。
日ごろから、
「水あか対策」が出来る
「酸性洗剤」はおすすめ。


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「クエン酸」で「水あか」を溶かして落とす


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「水あか」は、
「アルカリ性成分」が主なので、
「クエン酸」などの「酸性成分」で溶かすことができます。

「削り落とす」方法もありますが、
デリケートな素材などの場合は。
「酸性」成分で、「水あか」を溶かす方法が有効です。


「弱酸性」の性質を持つのは、

・炭酸水
・アルコール原液
・中性洗剤(pH6-8)
など。


「酸性」の性質を持つのは、
・サンポール
・クエン酸
・お酢

などがあります。


「クエン酸」「サンポール」などは、
「薬局」「ホームセンター」などで、
購入することができます。





「クエン酸水」の作り方

比較的強い「酸性」の「クエン酸水」。

「水あか」をしっかりと溶かすためには、
「水あか」と「クエン酸」をできるだけ密着させること。
「2時間」ほど放置した後、
スポンジなどでこすり落とし、
水分を拭き取ったら完了。


「クエン酸水」を作る流れ

・スプレーボトルを用意する
・「水 200ml」をスプレーボトルに入れる
・「クエン酸 小さじ1杯」を水に加える
・蓋をして、よく混ざるようにスプレーボトルを軽く振る
・「クエン酸液」の完成


「クエン酸水」の使い方

・「アルカリ性の汚れ」に「キッチンペーパー」をあてる
・「クエン酸水」を「キッチンペーパー」に吹きかけて、汚れに密着させる
・密着させたら、更に2回ほど吹きかける。
・2時間ほど放置して、化学反応を待ちます
・ふやけた汚れを拭き取る
・汚れが落ちない時は、繰り返す


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「お酢」で「水あか」を溶かして落とす


「お酢」は、
食用の調味料の一つ。

「酸性」の強い調味料として知られていて、
「お酢」の主成分は、「水」と「酢酸」。

「酢酸」は、「酸性」の成分。
「水あか」の汚れを中和し、
「水あか」を水に溶ける物質に変化させてくれる。

「お酢」には、
大きなデメリットがあって、
掃除後も、
「お酢」の「ツンッ」とした臭いがしばらく残ること。


「ツンッ」とした臭いは、
デメリットではあるが、
良い効果もある。
「酢酸」には、
「殺菌抗菌作用」もある。
「お酢」を使用することで、
雑菌の繁殖を減らすこともできる。


「水あか」の掃除に使う「お酢」には、
「アルコール」を原材料として作る「ホワイトビネガー」が良いかも。
「ホワイトビネガー」がない場合は、「穀物酢」。


「すし酢」「りんご酢」などの
「砂糖」が含まれている「お酢」は、 ベタつきの原因になるので、
使用を避けた方が良い。



「お酢」を掃除に使う方法

「お酢」を掃除に使うには、

・キッチンペーパーに含ませて貼り付ける
・スプレーボトルに入れて吹き付ける

などの方法がある。


「お酢」を
「水」で、「お酢1 対 水2」の割合薄めて使用することもできるが、
そのまま使用しても良い。


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「レモン果汁」で「水あか」を溶かして落とす


「レモン果汁」も食用の調味料の中で、
「酸性」の強い調味料。

「お酢」と違って、
「ツンッ」とした臭いがないので、
部屋の掃除にも使いやすい。





「レモン果汁」を掃除に使う方法

「レモン果汁」を掃除に使うには、

・キッチンペーパーに含ませて貼り付ける
・スプレーボトルに入れて吹き付ける

などの方法がある。


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「歯磨き粉」で「水あか」を削り落とす



「水あか」は、「アルカリ性」の汚れで、
ミネラル成分などが、乾燥し凝固したものなので、
凄く硬い。


「水あか」を「削り落とす」には、

・クレンザー
・歯磨き粉

などの細かい粒子が含まれ、 研磨に優れた洗剤が効果的です。
「歯磨き粉」で定期的に研くと、 「水あか」が簡単に取り除かれ、綺麗な状態になります。


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「ダイヤモンドパッド」で「水あか」を削り落とす




「ダイヤモンドパッド」を使用すると、
少し付着した「水あか」から
かなり付着した「水あか」まで
ほとんど落とす事ができる。

「ダイヤモンドパッド」が使用できる材質であれば、
ほとんどの「水あか」が落とせるはず。

「ダイヤモンドパッド」は、
傷つきやすい材質には不向き。
「鏡」「陶器」などには、とても効果的。



使い方は、すごく簡単。
最初に「表面」を濡らし、
研磨材部分を鏡に当てて「こすり洗い」をするだけ。

「水あか」を落とし終わったら、
「水」で洗い流し、
「洗剤」「スポンジ」で「仕上げ洗い」をする。


「ダイヤモンドパット」は、
「ネットショッピング」「ホームセンター」などで、
簡単に手に入る。

「100円ショップ」でも販売されていて、
「水あか」もしっかり落ちる。


「ダイヤモンドパッド」は、
かなり綺麗になるので、
1つは常備しておくと良い。


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「水研ぎ用の耐水サンドペーパー」で「水あか」を削り落とす



慣れていない人には、
おすすめはできないが、
DIYが好きな人であれば、 「水研ぎ用」の「耐水サンドペーパー」も
「水あか」を削り落とすのに使える。
簡単に言えば、
「水」を使って削る「紙やすり」のこと。


他の部分を傷つけやすいが、
確実に、
「水あか」を削り落とす事ができる。



「耐水サンドペーパー」の注意点

「荒い目」の「耐水サンドペーパー」を使用すると、
下地や隣接部位を傷つけてしまうので、
他の部分に、触れないようにするか、
「マスキングテープ」で養生する必要がある。
それぐらい強力な研磨力。



使用する「耐水サンドペーパー」は細かい「「1000番以上」

「水あか」を落とすのに、
「耐水サンドペーパー」を使用する場合は、
「1000番」以上の「細かい目」の「耐水サンドペーパー」を使用する。



「耐水サンドペーパー」の使い方

「耐水サンドペーパー」の使い方は、
「水」の中か、
「水」に付けながら、
「水」をかけながら、
研磨を行う。


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「金属ヘラ」で「水あか」を削り落とす



「金属ヘラ」で、
かなり強力にこびりついた「水あか」を落とす事ができる。

だが、
力を入れすぎると、
枠や下地などの他の部分を傷つけてしまう。

使用するときは、
慎重に削る事が必要。


「金属ヘラ」は、
細かい場所の「水あか」を落とすのに便利なので、
あると便利。
他の場所でも使用できるので、
かなり便利な掃除ツール。



大きさが複数あるが、
細かい箇所の汚れならば、
「小さめ」のものが良い。
細かい隙間も掻き出せるので、
小さいほど、
細かい場所で作業ができる。

先端が「直線」になっているヘラは、
平面の「水あか」を削ぎ落とすのに便利。
広い平面用の「大きめ」サイズも用意しておくと便利。


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「酸性洗剤」は「塩素系漂白剤」と一緒に使用すると死に至る「毒ガス」が発生する


「酸性洗剤」は「塩素系漂白剤」と一緒に使用すると死に至る「毒ガス」が発生する
「酸性洗剤」「塩素系漂白剤」などには、
良く「混ぜるな危険!!」という文字が、
パッケージにプリントされている。


それは、
「酸性洗剤」は「塩素系漂白剤」と一緒に使用すると、
死に至る「毒ガス」が発生するから。


「塩素系漂白剤」の種類によっては、
「アルカリ性」に調整された「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれている。

「次亜塩素酸ナトリウム」は、
分解されやすく、
「酸性」成分とすぐに反応し、
毒性の強い「塩素ガス」が発生する。


「塩素ガス」は、
毒性があり、
「目」「のど」「肺」などの粘膜に、
強い「刺激」を与えることになり、
最悪の場合だと、
「死」に至る可能性もある。
とても危険な毒性が強い「塩素ガス」は、 非常に危険。


「レモン」を含んだ食べ物を口に入れて、
「塩素系漂白剤」を使用しただけで、
「塩素ガス」が発生し、
死にかけた人もいるそうです。
「塩素系漂白剤」を使用するときは、
かなり注意した方が良さそう。


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