【C言語】標準ライブラリ【math.h】 - 数学
【C言語】
標準ライブラリ【math.h】
数学
数学 <math.h>
数学的な演算を行うための関数、および関連するマクロの宣言定義。
HUGE_VAL | float 型で表現できるとは限らない正の double 型の式。無限大またはそれに類する大きな値 |
acos | 逆余弦 |
asin | 逆正弦 |
atan | 逆正接 |
atan2 | 底辺と高さを指定した直角三角形の逆正接 |
ceil | 天井関数 |
cos | 余弦 |
cosh | 双曲線余弦 |
exp | 指数関数 |
fabs | 浮動小数点数の絶対値 |
floor | 床関数 |
fmod | 浮動小数点どうしの商と剰余 |
frexp | 「正規化された仮数部」と「2の累乗」への分解 |
ldexp | 浮動小数点数と2の累乗との乗算 |
log | 自然対数 |
log10 | 常用対数 |
modf | 整数部と小数部の分解 |
pow | 冪乗(べき乗、累乗) |
sin | 正弦 |
sinh | 双曲線正弦 |
sqrt | 平方根 |
tan | 三角関数|正接 |
tanh | 双曲線関数|双曲線正接 |
数学関数 <math.h> :基本的な数学関数群。
基本的な数学関数群。
角度はラジアンで表されるので注意すること。
度からラジアンへの変換は次の通り。
ラジアン = (度 * 3.14159 / 180)
- [ fabs ] : 絶対値を計算する。
-
関数型 : double fabs(double x);
引数 : 実数値
戻り値 : 絶対値
機能 : 絶対値を計算する。
- [ sqrt ] : 平方根を計算する
-
関数型 : double sqrt(double x);
引数 : 任意の実数値
戻り値 : 平方根
機能 : 平方根を計算する
- [ pow ] : 累乗を求める。
-
関数型 : double pow(double x, double y);
引数 : 累乗される値、指数
戻り値 : x を y 乗した値
機能 : 累乗を求める。
- [ fmod ] : 実数値の余りを求める。
-
関数型 : double fmod(double x, double y);
引数 : 割られる数、割る数
戻り値 : 余り
機能 : 実数値の余りを求める。
- [ sin ] : サインを計算する
-
関数型 : double sin(double x);
引数 : ラジアン単位の角度
戻り値 : サイン値
機能 : サインを計算する
- [ cos ] : コサインを計算する
-
関数型 : double cos(double x);
引数 : ラジアン単位の角度
戻り値 : コサイン値
機能 : コサインを計算する
- [ tan ] : タンジェントを計算する
-
関数型 : double tan(double x);
引数 : ラジアン単位の角度
戻り値 : タンジェント値
機能 : タンジェントを計算する
- [ acos ] : アークコサインを計算する
-
関数型 : double acos(double x);
引数 : コサインの値
戻り値 : アークコサイン(ラジアン)値
機能 : アークコサインを計算する
- [ asin ] : アークサインを計算する
-
関数型 : double asin(double x);
引数 : サインの値
戻り値 : アークサイン(ラジアン)値
機能 : アークサインを計算する
- [ atan ] : アークタンジェントを計算する。
-
関数型 : double atan(double x);
引数 : タンジェントの値
戻り値 : アークタンジェント(ラジアン)値
機能 : アークタンジェントを計算する。値は π÷2 の範囲となる。
- [ atan2 ] : アークタンジェントを計算する。
-
関数型 : double atan2(double y, double x);
引数 : 縦の値、横の値
戻り値 : アークタンジェント(ラジアン)値
機能 : アークタンジェントを計算する。
値は π の範囲となり、引数xが0でも計算できる。
- [ sinh ] : ハイパボリックサイン値を計算する
-
関数型 : double sinh(double x);
引数 : ラジアン単位の角度
戻り値 : ハイパボリックサイン値
機能 : ハイパボリックサイン値を計算する
(exp(x) - exp(-x)) / 2 と同じ。
- [ cosh ] : ハイパボリックコサイン値を計算する
-
関数型 : double cosh(double x);
引数 : ラジアン単位の角度
戻り値 : ハイパボリックコサイン値
機能 : ハイパボリックコサイン値を計算する
(exp(x) + exp(-x)) / 2 と同じ。
- [ tanh ] : ハイパボリックタンジェント値を計算する
-
関数型 : double tanh(double x);
引数 : ラジアン単位の角度
戻り値 : ハイパボリックタンジェント値
機能 : ハイパボリックタンジェント値を計算する
sinh(x) / cosh(x) と同じ。
- [ ceil ] : 実数値を整数値に丸める。
-
関数型 : double ceil(double x);
引数 : 任意の実数値
戻り値 : 入力値以上の整数値
機能 : 実数値を整数値に丸める。
- [ floor ] : 実数値を整数値に丸める。
-
関数型 : double floor(double x);
引数 : 任意の実数値
戻り値 : 入力値以下の整数値
機能 : 実数値を整数値に丸める。
- [ exp ] : 指数を計算する。
-
関数型 : double exp(double x);
引数 : 実数値
戻り値 : 自然対数の底のx乗
機能 : 指数を計算する。
- [ log ] : 自然対数を求める。
-
関数型 : double log(double x);
引数 : 任意の実数値
戻り値 : 自然対数値
機能 : 自然対数を求める。
- [ log10 ] : 常用対数を求める。
-
関数型 : double log10(double x);
引数 : 任意の実数値
戻り値 : 常用対数値
機能 : 常用対数を求める。
- [ modf ] : 実数値を整数部分と小数部分に分ける。
-
関数型 : double modf(double x, double *ip);
引数 : 任意の実数値、返される整数部部分の値
戻り値 : 小数部分の値
機能 : 実数値を整数部分と小数部分に分ける。
- [ frexp ] : 浮動小数点値の指数部と仮数部を求める
-
関数型 : double frexp(double x, int *p);
引数 : 任意の実数値、返される指数部分の値
戻り値 : 仮数部分の値
機能 : 浮動小数点値の指数部と仮数部を求める
- [ ldexp ] : 仮数部と指数部から浮動小数点値を求める。
-
関数型 : double ldexp(double x, int p);
引数 : 仮数部、指数部
戻り値 : 合成された浮動小数点値
機能 : 仮数部と指数部から浮動小数点値を求める。