「出雲大社」の参拝順序は、
・「稲佐の浜」
・「一の鳥居 大鳥居 :石」(「神門通り」入り口)
・「勢溜(せいだまり)」(出雲大社の境内 玄関口)
・「二の鳥居 :鋼」「別名:勢溜の鳥居」(「神門通り」終点 = 出雲大社の境内 入り口)
・「祓社(はらえのやしろ)」
・「下り参道」
・「祓端(はらえのはし)」
・「三の鳥居 :鉄」
・「松の参道」
・「ムスビの御神像」
・「手水舎」
・「四の鳥居(銅鳥居):銅」
・「拝殿」
・「八足門」「楼門」「総本殿」
・「東十九社」
・「総本殿」の背面
・「素鵞社(そがのやしろ)」
・「本殿西側の遥拝場」
・「西十九社」
・「神楽殿」
の順で参拝するのが理想のようです。
まず「御本殿」を参拝してから、
周りの「社」を参拝するのが良いようです。
「出雲大社」の鳥居は、
「石」「鋼」「鉄」「銅」で作られた4つの鳥居がある。
・「一の鳥居」=「石」
・「二の鳥居」=「鋼」1968年(昭和43)に木製だった鳥居を「鋼製」に作り変え。
・「三の鳥居」=「鉄」
・「四の鳥居」=「銅」
「鳥居」や「しめ縄」は、
「神域」への入り口を示すもので、
私たち人間が住む「俗界」との境界線を示す、区切りとされています。
「神門通り」入り口に立つ
白い「石」の素材でできている「一の鳥居」である「大鳥居」をくぐり、
「出雲大社」の参道へと入ります。
「一の鳥居」の正面に付いている額「扁額(へんがく)」は、
「畳6畳分」ものあり、日本最大級の大きさです。
お店や飲食店などが建ち並ぶ「神門通り」を抜けた突き当りには、
「鋼」でできた「二の鳥居」=「勢溜の鳥居」があり、
鳥居の前には、「勢溜(せいだまり)」という、
人々が賑やかに集まる場所という意味のスペースがある。
1968年(昭和43)に、木製だった「二の鳥居」を「鋼製」に作り変えた。
「二の鳥居」を抜け、境内に入ると、
「下り参道」のすぐ右側に、
「祓社(はらえのやしろ)」という小さな「祠(ほこら)」がある。
「神前」に向かう前に、
必ず「祓社(はらえのやしろ)」で参拝をすることで、
日頃、知らぬ間に着いた「心身のけがれ」を祓い清めます。
「下り参道」を下り終わると、
「祓端(はらえのはし)」という短い「橋」を渡ります。
「三の鳥居」をくぐり、「松の参道」を根けて、
「手水舎」「四の鳥居(銅鳥居):銅」の前に着きます。
「ムスビの御神像」という、
「大国主神」の前に「幸魂(さきみたま)」「奇魂(くしみたま)」という「魂」が現れて、
その魂を「大国主神」が受け取る場面を表現している大きな像があります。
「ムスビの大神」とは、「大国主大神」の別名。
1986年(昭和61年)に寄贈されたらしい。
「四の鳥居(銅鳥居):銅」をくぐるとすぐに「拝殿」前に出ます。
「拝殿」で参拝し奥に進むと、
「八足門」「楼門」「総本殿」の前に出ます。
「八足門」より奥には、特別な期間以外には入れないので、
「八足門」前で、御祭神「大国主大神」への御参拝をします。
参拝後は、
「御本殿」を正面にして、右手に進むと、
神々が集まった時に、宿となる「東十九社」があります。
10月の「神在月」には、神々が勢ぞろいしているので、
かなりの数の参拝者が訪れるそうです。
「総本殿」の背面からは、
「御本殿」を間近に感じることができます。
多くの人が、「御本殿」を参拝しています。
「素鵞社(そがのやしろ)」は、
「大国主大神」の親神であり、
「ヤマタノオロチ退治」で有名な「スサノオノミコト」をお祀りする社。
「出雲大社」を見守る山「八雲山」に面している「社」で、
「八雲山」は、「禁足地」となっていて、入山を禁じられているため、
聖なる山「八雲山」に触れられる唯一の場所。
岩肌に触れると不思議な力を感じられるそうです。
社の裏には、「素鵞社」で清められた「御砂」が置いてあり、
「稲佐の浜」から持ってきた砂と交換できるようになっています。
「御本殿」の西側には、
「本殿西側の遥拝場」があります。
小さな遥拝場ですが、
「御本殿」の中にある「御神体」は、
「西」に向いているので、
「御神体」を正面から参拝できる貴重なスポットとして知られています。
知る人によると、一番のパワースポットだとか。
「西十九社」は、
「東十九社」と同じく、神々のお宿となる社が並んでいます。
「10月(神在月)」には、多くの参拝者が訪れます。
「西十九社」から「御本殿」の反対側に進むと、
「神楽殿」があります。
ここにある「大しめ縄」が、日本最大級の「大しめ縄」で、
「出雲大社」を象徴する存在となっています。
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