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【Food】アウトドアでのお米の炊き方






アウトドアでのお米の炊き方について解説しています。
お米を炊くのは、簡単ですが、
環境によって変化するので、なかなか奥深い。


お米を炊くのは、簡単ですが、
初めてだと、かなり難しい。


自宅のガスコンロでも、
同じ道具でお米を炊き上げることができるので、
自宅で、何度かお米を炊いて試すと、
アウトドアでも、
問題なくお米を炊けるようになります。


アウトドアで注意が必要なのは、
風や気温、標高などによって、
同じ調理方法と調理時間でも、
うまく炊けないことがあります。








お米の炊き方



お米を美味しく炊くには、
少しコツがあります。
最初は、レシピ通りにして、
慣れてきたら、独自のやり方で、
美味しいご飯を炊き上げれば良いので、
参考程度に閲覧してみてください。

基本、お米を炊くと、
吹きこぼれますが、
それで正解です。

難しいですが吹きこぼれない方法もあります。
慣れてきたら、
吹きこぼれない炊き上げ方を身に付けてみましょう。


お米を炊くには、

■ お米を水を入れる
■ お米を20分ほど水に浸す
■ 火を起こす
■ 強火・中火・弱火のエリアを作る
■ 強火で沸騰するまで火にかける。
■ 沸騰したら、吹きこぼれる前に、中火エリアに移す。
■ 水が少なくなってきたら、弱火エリアに移す。
■ 水がなくなったら、火から外す
■ 5分ほど蒸らす(逆さにしても良い=予熱での焦げ防止)

という手順で、お米を炊き上げます。


強火・中火・弱火の判断は、
水の量で決まります。
お米が水の中にある間は、中火で沸騰させます。
強火だと、すぐに沸騰して吹きこぼれやすいので注意。
短時間で炊き上げると、固めに炊き上がります。
沸騰したら吹きこぼれる前に、火を弱めるのが大切。

お米が水より上になってきたら、
水より上のお米が焦げないように、
火力を弱めます。

水がほぼなくなってきたら、
鍋底部分が焦げないように、
弱火にします。

火力を調整するのは、お米が焦げないように、
水の量に合わせて調整するということを覚えておくと、
どのような場面でも対応できるようになります。


炊き上がったご飯に芯が残っていた場合、
少量の水を加えて、
再度、水がなくなるまで、弱火で加熱。
水がなくなって、再度ご飯を確認すれば、
炊き上がったご飯に芯は残っていないはず。


お米が炊き上がって、
食べるまでに時間があるならば、
タオルなどに包んで保温をするのも重要。
冬ならば必須の作業になります。



大切なのは、「水加減」と「火加減」

お米を炊くのに、凄く大切なのは、
「水加減」と「火加減」です。

「水加減」は、
足りないと、炊き上がりが固くなり、
多すぎると、柔らかく びちょびちょに、
ちょうど良い水加減にすることが大切。
ですが、「水加減」は、少しぐらい多くても、少なくても大丈夫。
炊き上げの時間を短くしたり、長くしたりすることでも、
お米の炊き上がりの固さなどを調整できます。


「火加減」は、
かなり重要で、
火力が強いと焦げてしまい、
火力が弱いと水分が残りすぎてしまう。
「水加減」が多くても、「火加減」を強く短時間で炊き上げると、
やわかくなりすぎず、美味しく炊き上がります。
「水加減」が少ない時は、「火加減」を弱くし、
ゆっくりと熱を加えることで、
長い時間をかけて、お米に火を通して、美味しく炊き上げます。
お米は、「火加減」で炊き上がりが凄く変わるので、
お米を炊くのは、「火加減」を上手にコントロールできるかにかかっています。
お米を炊く時は、
沸騰したら、火を必ず弱火にし、
水分がなくなるまで、辛抱強く待ちます。
お焦げを作りたい時は、
水分がなくなった後、
少し「火加減」を強くし、
好みのお焦げが着くまで(30秒程)火にかけて、
火から外して、残りは余熱で出来上がるのを待ちます。

お焦げは、すぐに付きやすいので、
火にかけすぎないように注意。
軽く焦げた臭いがしたら、
火から外してください。


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お米を炊くのに必要な道具



アウトドアでお米を炊くには、

■ お米(無洗米)
■ 水
■ クッカー(コッヘル)
■ 火(ストーブ・焚き火台・ガスバナー)
■ 炭・薪・ガスカートリッジ(燃料)
■ 軍手・手袋
■ ライター
■ 炭用トング
■ 火吹き棒・うちわ

などの道具が必要です。

自宅であれば、
「お米」と「水」と「鍋」と「ガスコンロの火」の4つがあれば、
お米は簡単に炊くことができますが、

アウトドアでは、「火」を起こすの必要な道具がたくさん必要です。


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「お米」と「水」の量



アウトドアに持っていくお米は、
「無洗米」が良いですが、
「通常米」でも大丈夫。

アウトドアでは、水を大切にするので、
水が豊富ならば洗いますが、
洗わないで、そのまま炊くことが多いです。

お米を洗わないことが多いですが、
「無洗米」でなくても、汚れが目立っていなければ平気です。


お米の量は、
男性=1食1合
女性=1食0.5~0.75合
ぐらいが目安です。
荷物を準備する時に、1食分ごとに、ビニールで分けておくと便利です。


「お米」と「水」の量は、
通常米 = 「1(お米): 1.2(水)」の割合
無洗米 = 「1(お米): 1.45(水)」の割合
ぐらいだと言われています。
ですが、大体の量で大丈夫です。

通常米1合(150~160g)に対する水の量:「180~190ml」
無洗米1合(150~160g)に対する水の量:「220~230ml」


炊き上がりが、
固めが好きな場合 = 水少なめ(-20ml〜-30ml) or 強火で短時間で炊く
柔らか目が好きな場合 = 水多め(20ml〜30ml) or 中火と弱火で時間をかけて炊く
という水加減・火加減で調整します。


経験で好みのお米の硬さがわかってきますので、
最初は、通常量で炊き始めると良いと思います。


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水の量を測れない時の「お米」と「水」の配分量


水の量を測れる軽量カップなどがない場合は、
炊き上げる容器に入れたお米の深さと
お米の上から水面までの深さが同じぐらいが、
ちょうど良い「お米」と「水」の量になります。


お米の深さと同じ高さの水にすることで、
「お米」と「水」が、大体同じ量になり、
お米の隙間に入る「水」を考えると、
「1(お米): 1.2〜1.45(水)」ぐらいのの割合になります。


スプーンや箸などを利用すると、
おおまかですが、簡単に水の必要量がわかります。
お米が埋まらないぐらいの水を入れておいて、
スプーンを指して、高さを計測します。
米の上位置から、
計測した高さ分だけ、水を入れれば完了。
お米の隙間の中にある水と合わせると、
お米の1.2〜1.45倍ぐらいの水を注ぐことができます。

計量カップなどがないときに便利な方法です。


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標高の高い場所の沸点は低くなるので注意



山などの標高の高い場所では、
標高が高くなるにつれて、気圧が低くなり、
水の沸点温度(100℃)が低くなる。


標高が高い場所では、
沸騰しても、水温が100℃以下なので、
いつもと同じような時間で、
お米を炊き上げても、熱量が足りないことになります。
熱量が足りないと、
お米に芯が残ったり、
水が残ったりと、
上手にお米が炊けないかもしれません。


そういう時は、
臨機応変に対応して、
箸やスプーンなどで、
蓋に触れて、
水が沸騰していれば、
沸騰している振動が感じられます。
沸騰したタイミングから数分してから強火から外して、
沸騰の振動が消えたら、弱火から外して、逆さにして蒸す。


お米を炊く基本を知っていると、
状況が変わっても対応できるので、
お米を炊く手順は大切です。


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「芯飯(しんめし)」を防ぐ



「芯飯(しんめし)」を防ぐには、

■ 可能な限り米を長く水に浸しておく。
■ 風の当たらないところで炊く。
■ 鍋とフタとのスキマを無くす。
■ フタの上に缶詰など重石を置き、鍋内の圧力と温度を保つ。
■ 時間を守って、火の調節をする。
■ フタを開けて、鍋内の温度を下げない。

などのことが大切です。


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ダイソーの500円メスティンでお米を炊いたら凄く優秀


格安な上に、性能が良いという噂になっていた
100円ショップ「ダイソー」の「メスティン」。
普通の「メスティン」は、
2千円~4千円ぐらいで売られているので、
「ダイソー」の「メスティン」は、格安です。


アウトドア関連で、噂になっていたので、
偶然見つけて購入してみました。
サイズは、通常のメスティンより細身でコンパクト。
お米は1合が炊けるサイズ。
スリムでコンパクトなシルエットが気に入りました。


アウトドアで使う前に、
自宅で、動画撮影がてらに、
テスト炊飯をしてみました。

価格が価格なので、
あまり期待していなかったのですが、
熱伝導も良く、10分ほどで、
白くて美味しいご飯が炊き上がりました。


炊飯途中には、
愛犬と遊んでいて、
吹きこぼれてるのに気づかず、
数分の掃除タイムもはさみ、
動画・炊飯としては、
失敗の分類に入りそうな作業手順。
なのに、美味しいご飯が炊けたので、
「ダイソー」の「メスティン」の性能は、凄く良いのかもしれません。



説明書の「ご飯の炊き方」

・米を研ぎ、米の量に応じた水を入れて、15分~30分ほど吸水させる。
・シングルバーナーに着火して、強火にする。
・湯気が立ち、吹きこぼれが始まったら、弱火にして10分ほど火にかける。
・「チリチリ」と音がしてきたら火を消し、軍手や皮手袋を着用し、蓋を抑えながらひっくり返す。
・布などにくるみ、15分ほど蒸らしたら完成。


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