「重要文化財」となっている
「二条城 本丸御殿」は、
耐震調査に基づき、耐久性に問題が発覚し、
補強工事の為に、
「2007年(平成19年)」から公開を休止している。
最初の「修復プラン」では、
「2021年」に完成予定だったが、
工期が延長され、「2023年」に完成し、
「2024年」から公開を再開する予定になっているとのこと。
「二条城 本丸御殿」は、
「玄関」「御常御殿」「御書院」「台所」及び「雁之間」の「4棟」で構成されている。
離宮時代に、「御苑」の中にあった「旧桂宮家」から移築されたもの。
「徳川家康」が創建した「本丸御殿」は、
「1788年(天明8年)」に起きた「天明の大火」によって焼失してしまった。
幕末に、第15代将軍「徳川慶喜」によって、
「仮御殿」が建設されたが、
「1881年(明治14年)」頃に「取り壊し」された。
現存する「本丸御殿」は、
京都御所に建設されていた「桂宮家」の主要部分の建物を、
「1894年(明治27年)」に、現在の「本丸御殿」として移築した。
「玄関」「御常御殿」「御書院」「台所」及び「雁之間」
の「4棟」で構成されている「本丸御殿」は、
現在、「重要文化財」に指定されている。
現在の「旧桂宮家」だった「本丸御殿」は、
「1995年(平成7年)」に発生した大地震「阪神・淡路大震災」により、
大きな損傷を受けてしまい、
応急的な補強を行ったが、
耐久性に問題が残ったままだったため、
「2007年(平成19年)」から一般公開を休止し、「修繕工事」へと入った。
「2021年」に修繕工事が完了する予定だったが、
「2023年」の完了予定へと変更となり、「修繕工事」が継続された。
予定では、
「2024年」に「一般公開」を再開する予定となっているそう。
「修復工事中」は、
「足場」に覆われていた「本丸御殿」も、
「2023年11月」に訪れた時には、全体が見えるようになっていた。
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