【PHP】「trim」関数 - 文字列の両端から指定文字を削除する方法
【PHP】
「trim」関数
文字列の両端から指定文字を削除する方法
「trim」関数は、
指定された文字を文字列の両端から削除する関数。
「trim」関数には、
似ている兄弟のような関数がある。
・「trim」関数 = 指定された文字を文字列の両端から削除する
・「ltrim」関数 = 指定された文字を文字列の先頭から削除する
・「rtirm」関数 = 指定された文字を文字列の末尾から削除する
「trim」関数の機能をベースに派生した関数で、
それぞれ、「先頭」と「末尾」の文字を削除することができるので、
どちらかの文字を削除したい場合は、
「ltrim」関数か、「rtirm」関数を使用する。
「trim」「ltrim」「rtirm」関数の書式はほぼ同じ。
文字列の前後にある指定文字を削除するのに使える関数。
第一引数に、検索対象となる文字列(変数)を指定して、
第二引数に削除したい文字を指定する。
「trim」関数の書式
「trim」関数は、
文字列の「先頭」「末尾」にある文字を削除する関数。
「削除したい文字」を指定しない場合は、
デフォルトで登録されている「削除対象文字」が削除される。
「trim」関数の基本書式
trim(string $string, string $characters = " \n\r\t\v\0"): string
trim(削除対象の文字列, 削除したい文字: 返り値(削除された文字列)
$SampleText = trim(文字列, "削除したい文字");
$SampleText = trim($変数名, "削除したい文字");
$SampleText = trim("abcdefga", "a");
「trim」関数の「削除文字」を指定しない書式
第二引数の「削除したい文字」を指定しない場合は、
下記のデフォルトで指定されている「削除対象文字」が、
文字列の「先頭」「末尾」から削除される。
$SampleText = trim($変数名);
デフォルトの「削除対象文字」
・「半角の空白(全角は対象外)」=「" " (ASCII 32 (0x20))」
・「\t(水平タブ)」=「"\t" (ASCII 9 (0x09))」
・「\n(ラインフィード)」=「"\n" (ASCII 10 (0x0A))」
・「\r(改行)」=「"\r" (ASCII 13 (0x0D))」
・「null文字」=「"\0" (ASCII 0 (0x00))」
・「\v(垂直タブ)」=「"\v" (ASCII 11 (0x0B))」
デフォルトの「削除対象文字」を個別に削除するサンプルコード
デフォルトの「削除対象文字」を個別に削除したい場合は、
個別に指定することで、個別に削除可能になる。
$SampleText = trim(文字列,"")
$SampleText = trim(文字列,"\t")
$SampleText = trim(文字列,"\n")
$SampleText = trim(文字列,"\r")
$SampleText = trim(文字列,"\r\n")
$SampleText = trim(文字列,"null")
$SampleText = trim(文字列,"\x0B")
「trim」関数のパラメータ
パラメータ | 説明 |
| |
string |
ホワイトスペースを取り除きたい文字列を指定する。
|
characters |
「characters」パラメータにより、削除する文字を指定することができる。
削除したい文字が複数の場合は、全ての文字をリストにして記述する。
「..」は、文字の範囲を指定する際に使用可能。
" " = (ASCII 32 (0x20)) = 通常の空白。
"\t" = (ASCII 9 (0x09)) = タブ
"\n" = (ASCII 10 (0x0A)) = リターン
"\r" = (ASCII 13 (0x0D)) = 改行
"\0" = (ASCII 0 (0x00)) = NULバイト
"\v" = (ASCII 11 (0x0B)) = 垂直タブ
|
戻り値 |
「trim」関数は、返り値に、「ホワイトスペース」を取り除いた文字列を返す。
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