【PHP】「CentOS」にPHPをインストール方法
【PHP】
「CentOS」にPHPをインストール方法
「PHP」をインストールする手順
「CentOS」に、「PHP」をインストールするには、
コマンド入力でインストールします。
自動でインストールしてくれる「インストーラー」はないので、
設定ファイルの「httpd.conf」「php.ini」は、
自身で設定を編集する必要がある。
「PHP」をインストールする
# yum -y install php php-mbstring php-mysql
設定ファイル「httpd.conf」を編集する
編集画面を起動するためのコマンド
コマンドを入力
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
設定内容
DirectoryIndex index.html index.htm index.cgi
↓
DirectoryIndex index.html index.htm index.cgi index.php ←追加 「index.php」の使用を許可
AddType application/x-compress .Z
AddType application/x-gzip .gz .tgz
AddType application/x-httpd-php .php ←追加 拡張子「.php」のファイルを使えるようにする
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設定ファイル「php.ini」を編集する
「php.ini」を編集画面を開くコマンド
# vi /etc/php.ini
設定内容
short_open_tag = Off
↓
short_open_tag = On ←「short_open_tag」を有効に変更
expose_php = On
↓
expose_php = Off ←PHPのバージョンを隠す
max_execution_time = 30
↓
max_execution_time = 300 ←スクリプトを実行する上限時間
error_reporting = E_ALL
↓
error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE ←エラーと警告を出力するように変更
magic_quotes_gpc = On
↓
magic_quotes_gpc = Off ←エスケープ処理をオフにする
;default_charset = "iso-8859-1"
↓
default_charset = "UTF-8" ←デフォルト文字コードを「UTF-8」に変更
post_max_size = 8M
↓
post_max_size = 20M ←最大POSTアップロードサイズを変更
upload_max_filesize = 2M
↓
upload_max_filesize = 20M ←最大アップロードサイズを変更
;date.timezone =
↓
date.timezone = Asia/Tokyo ←タイムゾーン指定
;mbstring.language = Japanese
↓
mbstring.language = Japanese ←デフォルト言語の設定
;mbstring.internal_encoding = EUC-JP
↓
mbstring.internal_encoding = UTF-8 ←内部文字エンコーディングのデフォルト値
;mbstring.http_input = auto
↓
mbstring.http_input = UTF-8 ←HTTP入力文字エンコーディング
;mbstring.http_output = SJIS
↓
mbstring.http_output = pass ←HTTP出力文字エンコーディング
;mbstring.encoding_translation = Off
↓
mbstring.encoding_translation = On ←コメント解除&変更(内部文字エンコーディングの有効・無効)
;mbstring.detect_order = auto
↓
mbstring.detect_order = auto ←文字コード検出のデフォルト値
;mbstring.substitute_character = none;
↓
mbstring.substitute_character = none; ←無効な文字を代替する文字を定義
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「Apache」サーバーを再起動させる
PHPをインストールした後には、
サーバーを再起動させる必要があります。
再起動すると、インストールしたPHPを実行してくれます。
/etc/rc.d/init.d/httpd restart
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インストールされた「PHP」を確認する
Webページに、
下記のPHPコードを入力することで、
インストールされているPHPの情報を確認できるようになっています。
バージョンなどを確認して、
インストールされていれば、インストールの完了です。
「ファイル名.php」というファイルを作成して、
下記の「PHP」コードを記述して、
サーバーにアップロードします。
<?php
echo phpinfo();
?>
ファイルをサーバーにアップロードしたファイルに、
Webアクセスして、
インストールした「PHP」の詳細を確認する。
アップロードしたファイルには、
「http://ドメイン名/ファイル名.php 」にアクセスすると、
PHPの設定状況が確認できる。
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