「Mac」で、
「Java」のソフトウェア開発をする場合に、
「Java」の開発環境「JDK」で用意されている「コマンド」「ライブラリ」を使用するのに、
「JDK」の場所を「環境変数PATH」を使って「MacOS」に伝える。
「環境変数PATH」を指定することで、
毎回、「JDK」への「長いアドレス」を入力せずに、
簡単に使用することが可能となる。
「環境変数PATH」は、
「OS」に、「プログラムファイル」の「保存場所」を伝えるための手段となっている。
「/etc/profile」ファイルは、
ログインした時に、「最初に読み込まれるファイル」。
「ログインシェル」が、「bash」「ksh」「dash」の場合のみ実行される。
多くの場合、
「/etc/profile」ファイルには、
「次に読み込むファイルの設定」「基本的な環境変数(PATH)」などが設定される。
「bash」の場合なら、
「/etc/profile」ファイルの他に、
「bash」の起動時に毎回読み込まれる設定ファイル「.bashrc」か、
「PC」の「ログイン」次に読み込まれる設定ファイル「.bash_profile」
に記述しても良い。
設定方法は、
「/etc/profile」ファイルへの設定方法と同じ。
設定ファイル名 | 説明 |
/etc/profile |
「PC」へと「ログイン」した時に、「最初に読み込まれるファイル」。
「ログインシェル」が、「bash」「ksh」「dash」の場合のみ実行される。
|
.bashrc | bashの起動時に毎回読み込まれる |
.bash_profile | ログイン次に読み込まれる |
「/etc/profile」ファイルに「Java」の「環境変数PATH」を指定する「手順」
・「su」コマンドで「スーパーユーザー」になる
↓
・「vi /etc/paths」コマンドで、「/etc/paths」ファイルを開き「環境変数PATH」を追加する
↓
・「a」or「i」を入力し、「現在地」から入力可能になる「入力モード」にする
↓
・入力されている「パス」の最後に移動する
↓
・「JDK」のパス「/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-〇〇.jdk/Contents/Home/bin」を最後に追加入力する
↓
・「esc」ボタンで「編集モード」を「終了」する
↓
・「:wq」と入力して「保存して終了」をする
↓
・「PC」を再起動する
↓
・「ターミナル」を起動し、「javac」と入力する
↓
・下記のような内容が表示されれば「PATH」の設定が正常に完了。
使用方法: javac <options> <source files>
使用可能なオプションには次のものがあります。
・
・
Back