ITメモ
「Office Tool」の「LibreOffice」を便利に使う方法




【LibreOffice】「文字」の「置換」をする方法

【LibreOffice】
「文字」の「置換」をする方法




「LibreOffice」で、
「セルの値」にある「文字列」「数字」などを
「置換」をしたい時に使える方法。


「LibreOffice」には、
「置換」に特化した
「REPLACE」関数がある。


他にも、
「文字列を抽出する関数」を使用して、
文字の「置換」をすることもできる。



詳しくは、
下記をご参照ください。



「検索・置換機能」を使って「置換」をする方法


「Libre Office」では、
「検索・置換機能」を使用することができて、
「検索」「置換」が簡単にできるようになっている。

「数式」の「関数」を使用しても、
「検索」「置換」ができる。

「検索・置換機能」では、
「改行」の取り扱いができなかったりと、
それぞれに特性がある。

使用内容によって「使い分け」が必要。


「Libre Office」の
「検索・置換機能」は、
Topメニュー「編集」のなかに、
「検索」「検索と置換」がある。


「検索・置換機能」のショートカットキー
ショートカットキー説明
  
検索Command +F
検索と置換Option + Command +F


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「REPLACE」関数を使って「文字」「数字」を置き換える方法


「REPLACE」関数を使って、
「文字」「数字」を置き換える方法は、
覚えてしまえば簡単。


「REPLACE」関数は、
「文字列」の「一部」を
「別の文字列」に置き換えることができる「関数」


「REPLACE」関数の「書式」

REPLACE(“文字列“; 開始位置; 文字数; “置換文字列“)


「REPLACE」関数の「引数」で、
「文字数」を「0」にすると、
指定位置に「文字追加」される。



文字列置き換える文字が含まれる文字列。
開始位置置換える「文字列」の「開始位置」。「先頭文字」の位置を指定するオプション。
文字数開始位置からの置き換える「文字数」。
置換文字列置き換える、もしくは加える「新しい文字列」。



「文字」「数字」を置き換える「書式」は、
=REPLACE(変換対象となる「文字列」「数字」,置き換える「元の文字列」の「開始位置」,置き換える「元の文字列」の「文字数」,"置き換え後の「文字列」")


「郵便番号書式」に変更する「コード」
=REPLACE(変換対象となる「7桁の数字」が格納された「セル番号」,4,0,"-")

郵便番号マークなしのサンプルコード =REPLACE(A2,4,0,"-")

郵便番号ありのサンプルコード ="〒"&REPLACE(F2,4,0,"-")


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文字を抜き出す「LEFT」「RIGHT」「MID」関数で「文字」「数字」を置き換える方法


「関数」で、「部分的」に「文字列」を抜き出して、
「文字」「数字」へと変更することもできる。


使用する関数には、
関数名説明
LEFT「左」から指定した「文字数」だけ「文字」を抜き出せる関数。
RIGHT「右」から指定した「文字数」だけ「文字」を抜き出せる関数。
MID「指定した位置」から「指定した数」だけ文字を抜き出せる関数。
などがある。



「LEFT」「RIGHT」「MID」関数の「書式」

関数の書式

LEFT("テキスト", [抜き出す文字数])
RIGHT("テキスト", [抜き出す文字数])
MID("テキスト", [抜き出し開示位置], [抜き出す文字数])

「抜き出す文字数」を指定しない場合は、
「1」がデフォルトで指定される。




「文字列の先頭」を残し、「末尾の置換」をする「書式」

LEFT("基になる文字列", 抜き出す「文字数」)

「抜き出す文字数」を指定しない場合は、
「1」がデフォルトで指定される。


=LEFT("基になる文字列", 抜き出す「文字数」) &"末尾に加える「文字列」"
=LEFT(セル番号, 抜き出す「文字数」) &"末尾に加える「文字列」"


=LEFT("Sample Text", 6) &"Word"
=LEFT(A2, 3) &"が「A2」の先頭3文字の値です。"


「文字列の末尾」を残し、「先頭の置換」をする「書式」

RIGHT("テキスト", [抜き出す文字数])

「抜き出す文字数」を指定しない場合は、
「1」がデフォルトで指定される。


=RIGHT("基になる文字列", 抜き出す「文字数」) &"先頭に加える「文字列」"
=RIGHT(セル番号, 抜き出す「文字数」) &"先頭に加える「文字列」"


=RIGHT("Sample Text", 4) &"Hello "
=RIGHT(A2, 3) &"が「A2」の末尾3文字の値です。"


「文字列」の「先頭」と「末尾」置き換える「書式」

MID("テキスト", [抜き出し開示位置], [抜き出す文字数])

「抜き出す文字数」を指定しない場合は、
「1」がデフォルトで指定される。


="先頭に加える「文字列」"&MID("基になる文字列", 抜き出す「先頭位置」, 抜き出す「文字数」)"
=MID("基になる文字列", 抜き出す「先頭位置」, 抜き出す「文字数」) &"末尾に加える「文字列」"
="先頭に加える「文字列」"&MID("基になる文字列", 抜き出す「先頭位置」, 抜き出す「文字数」) &"末尾に加える「文字列」"


=MID("This is Sample Text", 9, 6) &" Word"
=MID(A2, 3, 3) &"が「A2」の「先頭から3番目」から「3文字」の値です。"



「郵便番号書式」に変換する「記述方法」

=LEFT("1234567",3)$"-"$RIGHT("1234567",4)

=LEFT(セル番号,3)$"-"$RIGHT(セル番号,4)


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「文字」を「改行」に置き換える方法


「Libre Office」では、
「検索と置換」機能で、
「正規表現」を使用しても、
「改行」に「置換」ができない。

「Libre Office」で、
指定した「文字」「文字列」を
「改行」に置き換えるには、
「SUBSTITUTE」関数を使用する。


指定した「文字」「文字列」を「改行」に「置換」をする関数は、
=SUBSTITUTE(セル番号,"文字", CHAR(10))
=SUBSTITUTE(A2,"/",CHAR(10))
と記述する。


改行の文字コード説明
CHAR関数のCHAR(10) 「vbLf」という改行コードで、「LF改行(ライン フィード改行)」といい、
「セル内改行」するという意味。
CHAR関数のCHAR(13) 「vbCr」という改行コードで、
主に「MacOS」で使用されている。
「印字位置」を「行頭                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         」に戻すことを意味する。


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