【Illustrator】フリーズした時のデータ復元方法

【Illustrator】
フリーズした時のデータ復元方法







再起動で自動復元されたファイルを保存する方法


Adobe社の「Illustrator」は、
フリーズなどエラーが発生した場合、
作業データを保存できない時があります。


ですが、
「Illustrator」は、保存せずに「再起動」をすると、
作業データを「自動復元」してくれるようになっています。


「Illustrator」がフリーズした時に、
「再起動」すると、
自動復元されたファイルが開かれた状態で起動します。
ファイル名には「復元」という文字が追加されているので、
「自動復元ファイル」を保存する必要があります。


「保存」方法は簡単で、

・ショートカット「Ctrl + S(Command + S)」→ 元のファイル名で保存
・ショートカット「Ctrl + Shift + S(Command + ↑ + S)」→ 別名でファイルを保存

のどちらかで保存するだけです。




「自動復元ファイル」は、
直前のデータを再現してくれるとは限りません。
直前作業の5個前ぐらいの作業内容で、復元されることも多いです。

100%の復元ではないので、
こまめに作業を保存する方が無難です。


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「自動復元ファイル」の保存場所


「自動復元ファイル」は、
PCの中に自動保存されています。


「自動復元」してくれたファイルを、
保存し忘れてしまった場合などは、
保存先のファイルを探して、
保存し直すことができます。


設定を変更していなければ、
下記の場所に保存されているはずです。
変更したか、保存先を正確に確認したい場合は、
「環境設定」→「ファイル管理」→「ファイル保存オプション」→「復帰データを次の間隔で自動保存」
のあたりに「保存先ディレクトリ」が記載されているので、確認することができます。



「WindowsOS」での「自動復元ファイル」の保存先

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Illustrator [バージョン] Settings\ja_JP\x64\DataRecovery

「環境設定」の場所は、
トップメニュー「編集」の一番したあたりに「環境設定」があります。


「MacOS」での「自動復元ファイル」の保存先

/Users/ユーザー名/Library/Preferences/Adobe Illustrator [バージョン] Settings/ja_JP/DataRecovery

「MacOS」の環境設定は、
Topメニュー「Illustrator」の2番目あたりに「環境設定」があります。


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「自動保存」と「復元」の設定


Adobe「Illustrator」の場合、
「自動保存」の「間隔」「保存先」を変更することができます。

「OS」によって、
「環境設定」へのアクセスルートは異なるが、
「環境設定」内での操作設定はほぼ同じ。



「WindowsOS」での「自動保存」設定をする方法

・トップメニュー「編集」を選択

・「環境設定」を選択

・「ファイル管理」を選択

・「ファイル保存オプション」を選択

・「復帰データを次の間隔で自動保存」で保存間隔を指定
・「保存先ディレクトリ」の指定

・「OK]ボタンを押して「保存」する

・完了


「MacOS」での「自動保存」設定をする方法

・Topメニュー「Illustrator」を選択

・「環境設定」を選択

・「ファイル管理」を選択

・「ファイル保存オプション」を選択

・「復帰データを次の間隔で自動保存」で保存間隔を指定
・「保存先ディレクトリ」の指定

・「OK]ボタンを押して「保存」する

・完了


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