【コマンドプロンプト】tracert - ネットワーク経路をリスト表示する
Command Prompt / コマンドプロンプト
tracert - ネットワーク経路をリスト表示する
「tracert」コマンドとは
「tracert」コマンドは、指定した「IPアドレス」「ドメイン名」までのルートを確認することができる。
ICMP(インターネット制御メッセージプロトコル)のエコー要求メッセージを使用し、TTL(Time To Live:生存期間)を増加させるて、宛先へのルートを特定する。
「Time Exceededメッセージ」を返さないルーターなどは特定できない。
コマンド例
| tracert ドメイン名 | 指定ドメイン名までの経路解決を実行 |
| tracert IPアドレス | IPアドレス"xxx.xxx.xxx.xxx"までの経路解決を実行 |
| tracert -j IPアドレス IPアドレス ドメイン名 | ルートソースを指定して、「ドメイン名」までの経路解決を実行 |
形式
tracert (option) [HostName/IPaddress]
オプション
| オプション | 説明 |
| -d | 経路途中にあるルーターの名前解決を行わない |
| -h [n] | 最大ホップ数を指定(既定値:30) |
| -j [HopList] | ルートソースを指定 |
| -w [n] | タイムアウトまでの応答時間をミリ秒単位で指定する(既定値:4000) |
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