【コマンドプロンプト】sort - テキストファイルやテキストデータを昇順・降順で並び替える
Command Prompt / コマンドプロンプト
sort - テキストファイルやテキストデータを昇順・降順で並び替える
「sort」コマンドとは
「sort」コマンドは、テキストを行単位で並べ換えるコマンド。
対象テキストは、指定したテキストファイルか、他のコマンドの結果をパイプ処理で受け取ったテキスト。
「sort」コマンドの使い方
sort [オプション] ファイル名
sort [オプション1] ファイル名 [オプション2]
ファイルの中身をソート(昇順)して表示
sort ./ファイル名.txt
ファイルの中身をソート(降順)して表示
sort /r ./ファイル名.txt
ファイルの中身を2文字目以降でソートして表示
sort /+2 ./ファイル名.txt
ファイルの中身をソート(昇順)した結果を指定ファイルに出力
sort /o ファイル名.txt > 保存先ファイル名.txt
ファイルの中身をソート(昇順)した結果を指定ファイルに追記
sort /o ファイル名.txt 保存先ファイル名.txt
sort /o ファイル名.txt >> 保存先ファイル名.txt
「dir」コマンドの結果を降順で表示
dir | sort /r
「dir」コマンドの結果を降順で並び替え、ファイルに出力する
dir | sort /r > ./保存先ファイル名.txt
「dir」コマンドの結果を降順で並び替え、クリップボードにコピーする
dir | sort | clip
↓
メモアプリなどを立ち上げ、「貼り付け」でクリップボードにコピーされた内容を貼り付けられる。
オプション
オプション1 | |
/R | 逆順(降順)で並び替える。 |
/+数字 | 行の先頭から指定行数以降を並び替える。 |
/M数字 |
並び替えるためのバッファサイズを指定する。
キロバイト単位で指定し、最小は160KB。
|
/L | 並び替えの規則(ロケール)を変更する。 |
/RE文字数 |
1行の最大文字数を指定する。
既定値は、「4096」。
最大値は、「6553」。
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オプション2 | |
/Tパス名 | メモリが不足した時の作業用ディレクトリを指定する。 |
/Oファイル名 | 並び替えた結果をファイルに保存する。 |