コンピュータに人間からの命令(コマンド)を伝えるものをシェルやコマンドプロンプトと言います。
コマンドを入力する画面 = 「コマンドプロンプト」「ターミナル」「端末」「ターミナルエミュレータ」「端末エミュレータ」「ターミナルソフト」「コンソール」
入力するもの = 命令・指示 = 「コマンド」
コマンドをまとめたもの = シェル
「ターミナル」だけでは何もできないので、「シェル」と一緒に配布されていることが多い。
「シェル」は後から、「追加」「削除」が可能。
「コマンドプロンプト」は、「画面」「コマンド」「Windows用シェル」をそれぞれ「コマンドプロンプト」と呼ぶので、混乱することがありますが、
正確には、
・「画面」「入力するライン」 =「コマンドプロンプト」
・入力する命令・指示 = 「コマンド」
・「コマンド」をまとめたもの = 「シェル」
というそうです。
仕組みが、「シェルスクリプト」と同じなので、
「コマンドプロンプト」は「シェル」の一つと言える。
ですが、通常の「シェル」とは、「コマンド」などがかなり異なり、
「Windows」専用になっていることから、
一般的な「シェル」の括りから外れていることが多い。
「Mac」OSには、「シェル」は標準で搭載されていますが、
「Windows」OSも、2016年から「Linux」を動作させることが可能になったので、
「Windows」上で、動作させた「Linux」で、「bash」などの「シェル」を動作させることが可能となった。
「ターミナル」は、外側の枠的な存在で、
「カーネル」と呼ばれる「OS」の中心機能とのやりとりができる環境が整った舞台的な存在。
「ターミナル」だけでは何もできないので、「シェル」と一緒に配布されていることが多い。
「シェル」は後から、「追加」「削除」が可能。
代表的なターミナル: 「xterm」「Terminal(Mac)」「iTerm2(Mac)」「Win32コンソール」「mintty」
「シェル」は、
外側の枠的な存在の「ターミナル」で、動作する中身がなのが「シェル」。
さらに、中心部には、「カーネル」と呼ばれる「OS」の中心機能がある。
「カーネル」と呼ばれる「OS」の中心機能との対話ができるのが、
「シェル」の特徴。
代表的なシェル: 「bash」「zsh」「csh」「cmd.exe(Win)」「PowerShell(Win)」
「bash」を覚えておけば、「linux」「windows」「mac」などの環境で同じように使える。
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