【正規表現】「区切り文字」で区切られた「一部の文字列」を抽出する方法

【正規表現】
「区切り文字」で区切られた「一部の文字列」を抽出する方法




「正規表現」で、
「区切文字」で区切った文字列
Sample,Sample,Sample,Sample,Sample,Sample,Sample,Sample,Sample
から
「Sample」だけを抽出するには、


正規表現で、
[^,]*,
と指定すると、 区切り文字の「カンマ(,)」を含まない「Sample」だけを指定することができる。

「検索・置換」をしたい場合は、
([^,]*),
と記述することで、
「区切り文字」の間にある文字列を記憶させることも可能。
記憶させた文字列は、「$1~$9」を使って呼び出すことが可能。
記憶させた値が1つだけならば、「$1」と記述すると呼び出すことができる。








「区切文字」以外を指定する正規表現コード


「正規表現」で、
「区切文字」以外を指定するには、
「区切文字」を除外する「正規表現」のコードを作ればよい。


「区切文字」以外を指定する正規表現コード

正規表現説明
[^区切り文字]「区切り文字」以外の「1文字」を指定する正規表現
[^区切り文字]*「区切り文字」以外の「複数文字」を指定する正規表現
[^,]「カンマ(,)」以外の「1文字」を指定する正規表現
[^,]*「カンマ(,)」以外の「複数文字」を指定する正規表現
[^,]*,次の「カンマ(,)」が出てくるまでの「カンマ(,)」以外の「複数文字」を指定する正規表現
([^,])*,抽出した文字を記憶させる正規表現
[abc]「abc」のいずれか「1文字」を指定する正規表現
[^abc]「abc」以外の「1文字」を指定する正規表現
[^abc]*「abc」以外の「複数文字」を指定する正規表現



各記号の意味

  
[] 「[]」で囲むと、
「[](括弧)」の中にある文字の1文字を指定する意味となる。
「[abc]」と指定すると、「abc」のいずれかの1文字が現れたら適合する。
^ 「[]」に「^」を加え、「[^abc]」にすると、
「abc」以外の文字すべてに一致する1文字という逆の意味になる。
* 直前の文字が0階以上続くという意味の記号「*(アスタリスク)」を追加して、
「[^,]*」とすることで、
「カンマ(,)」以外の文字が続く限り、何文字でも指定できるようになる。
() 「()」で囲むことで、括弧内の正規表現に適合した値を記憶させることができる。
記憶させた順番で「$1~$9」と記述することで、呼び出すことができる。


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