【Javascript + jQuery】ユーティリティ関数
【Javascript + jQuery】
ユーティリティ関数
「jQuery」のユーティリティ関数は、
便利な関数をまとめたもので、
「jQuery」オブジェクトのメソッドとは異なる。
「jQuery」のオブジェクトメソッドは、
オブジェクト(DOM要素など)に作用するメソッドだが、
ユーティリティ関数は、作用する対象は関係なく、
便利に使える関数。
書式も、
$.ユーティリティ関数名()
jQuery.ユーティリティ関数名()
という書式。
「jQuery」オブジェクトのメソッドの書式は、
$(selector).メソッド名()
という指定されてた要素にくっついた書式となる。
独自のユーティリティ関数を作成することもできる。
$.sum = function( a, b) {
return a + b;
}
$.extend({ sum: function( a, b) {
return a + b;
}
});
(function ($) {
$.sum = function( a, b) {
return a + b;
}
}(jQuery));
var ans = $.sum( 2, 3);
ユーティリティ関数の種類
ユーティリティ関数 | 説明 |
$.each() |
配列の値1つずつに、引数で指定した関数を実行する関数
|
$.map() |
配列の値1つずつに、引数で指定した関数を実行する関数
|
$.grep() |
配列の中から条件にあった値だけの配列を作成し返す関数
|
$.merge() |
指定した配列を1つの配列に結合して返す関数
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$.extend() |
2つ以上のオブジェクトを引数で指定し連結して返す関数
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$.inArray() |
配列内に特定の値があるか確認する関数
|
$.makeArray() |
配列のようなオブジェクトから配列を作成して返す関数
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$.parseJSON() |
引数に指定した「JSON」形式の文字列を「Javascript」のオブジェクトに変換して返す関数
|
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ユーティリティ関数「.each()」の使い方
「jQuery」の関数「.each()」は、
配列の値すべてに、処理を実行するための関数。
同じ用途に「map()」関数もある。
使い方もほぼ同じ。
$.each(配列, function(キーを格納する変数名, 値を格納する変数名){
実行するプログラム
console. log( "配列キー : " + キーを格納する変数名 + "<br>");
console. log( "配列の値 : " + 値を格納する変数名 + "<br>");
})
第一引数に指定した配列を、
第二引数で指定した関数で処理する。
処理の方法は、
関数の第一引数に「配列のキーを格納する変数」
関数の第二引数に「配列の値を格納する変数」
を指定して、
その後、
関数の実行プログラムに、その引数の値を使用して処理を記述する。
「jQuery」の関数「.each()」の書式
$.each()
jQuery.each()
$.each( array, function (index, value))
$.each( object, function (name, value))
$.each(配列, function(キーを格納する変数名, 値を格納する変数名))
「this」=指定配列の値(第二引数部分)
// 配列の場合
var names = ["一郎", "二郎", "三郎"];
$.each( names, function (i, val) {
console. log( i + ": " + val);
});
// オブジェクトの場合
var person = {
name: "一郎",
age: "28",
gender: "男性"
};
$.each( person, function (n, val) {
console. log( n + ": " + val);
});
for (n in person) {
console. log( n + ": " + person[n]);
}
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