【CentOS】「CentOS」を「アップデート」する方法
【CentOS】
「CentOS」をアップデートする方法
「CentOS」で、
「OS」を「アップデート」するには、
「端末」に「コマンド」を入力して実行をする。
「自動」で「CentOS」を「アップデート」するように、
「設定」することもできる。
「CentOS」を「自動」でアップデートする方法
「CentOS」では、
「OS」の「アップデート」を「自動化」する方法がある。
「CentOS」を「サーバー」として利用している場合、
定期的に、更新作業をするのは大変。
やろうと思っていても、
長期間、まったく「アップデート」しないこともある。
「CentOS」を安全に保つ手段として、
「アップデート」を「自動化」するのは、
良いアイデア。
「CentOS」の「アップデート」を「自動化」するには、
自動更新パッケージ「yum-cron」をインストールして、
更新作業を自動化する事も出来る。
自動更新パッケージ「yum-cron」は、夜間に自動的に更新をしてくれるパッケージ。
「CentOS」の「アップデート」を「自動化」する手順
■ 自動更新パッケージ「yum-cron」インストールする
yum install yum-cron
↓
■ 自動更新パッケージ「yum-cron」の起動する
service yum-cron start
↓
■ 自動更新パッケージ「yum-cron」の自動起動設定「ON」にする
chkconfig yum-cron on
↓
■ 「CentOS」を再起動して終了。
Back
「CentOS」を「手動」でアップデートする方法
「CentOS」で、
「アップデート」を「手動」でするには、
凄く簡単で、
「su」コマンドで、
「管理者」となり、
yum update
と「コマンド」を入力して、
「Enter」キーを押すだけ。
あとは、
「自動」で「アップデート」をしてくれる。
基本的に、
「コマンド」を実行したら、
あとは「待つ」だけ。
「CentOS」を「手動」でアップデートする手順
・コマンド入力ができるアプリ「端末」を起動する
↓
・「su」コマンドを入力する
↓
・「管理者」の「パスワード」を入力する
↓
・「yum update」と入力する
↓
・「CentOS」の「アップデート」が始まる
↓
・「アップデート」が完了したら「終了」
↓
・「exit」と入力
↓
・アプリ「端末」を閉じる
↓
・「CentOS」を「再起動」「シャットダウン」する
「CentOS」を「アップデート」した後は、
一度「再起動」しておいた方が良い。
コマンド | 説明 |
yum |
「yum」コマンドは、
「rpm」を「インストール」「アップデート」するコマンド。
「yum」コマンドを実行することで、
「Linux」システムにインストールされている
すべての「パッケージ」を「アップデート」することが可能。
|
yum check-update |
アップデート可能な「パッケージ」をチェックする。
|
yum update |
インストールされている
全てのパッケージをアップデートする。
|
yum update パッケージ |
指定したパッケージだけアップデートする。
|
yum upgrade |
システムをアップグレードする。
|
yum -y update --exclude=kernel |
「CentOS」の「カーネル」を
アップデートの対象から除外して「アップデート」するコマンド。
「yum update」するにあたり、
「カーネル」のアップデートは実行しない方が無難らしい。
「カーネル」のアップデートを行うと、
システムの「再起動」「サービスの停止措置」が必要になったりする。
「カーネル」のアップデートが上手くいかないと、
「カーネル」に不具合が発生し、
システムが起動しない場合もある。
|
Back
設定ファイル「/etc/yum.conf」に「カーネルアップデート」を除外する設定をする方法
設定ファイル「/etc/yum.conf」に、
「カーネルアップデート」を除外するように、
設定をするには、
「vi」コマンドを使用して、
設定ファイル「/etc/yum.conf」の内容を変更する必要がある。
exclude=kernel*
という項目を追記することで、
「カーネルアップデート」を除外することができる。
・設定ファイル「/etc/yum.conf」を編集する
# vi /etc/yum.conf
[main]
cachedir=/var/cache/yum/$basearch/$releasever
keepcache=0
debuglevel=2
logfile=/var/log/yum.log
exactarch=1
obsoletes=1
gpgcheck=1
plugins=1
installonly_limit=5
exclude=kernel* ←追加します。
「設定ファイル」に追加したら
「:wq」で「保存」「終了」する。
↓
・「カーネル」の「バージョン」を確認しておく
uname -r
↓
・「CentOS」の「バージョン」を確認しておく
cat /etc/redhat-release
↓
・アップデート可能なパッケージで「カーネル」へのアップグレードがないことを確認する
yum check-update
↓
・「CentOS」の「アップデート」を実施する
yum update
↓
・アップデート後の「カーネル」のバージョンを確認する
uname -r
↓
・アップデート後の「CentOS」のバージョンを確認する
cat /etc/redhat-release
↓
・再度、アップグレード可能なパッケージの有無をチェックする
yum check-update
↓
・ログファイルで、「アップデート」の状況を確認する
less /var/log/yum.log
Back