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【神奈川県】「建長寺」





神奈川県鎌倉市にある「建長寺」の情報をまとめています。


鎌倉にある「建長寺」は、
「愛犬」と一緒に楽しく参拝ができます。


「けんちん汁」の発症の地でもある「建長寺」。
入り口付近には、
「愛犬同伴OK」の飲食店もありました。


漬物の「たくあん」が、
鎌倉の発祥っていうのも知りませんでした。



詳しくは、
下記をご参照ください。



「建長寺」は「愛犬同伴OK」




「建長寺」は、
「愛犬同伴OK」で、
愛犬と一緒に参拝することができます。


鎌倉は、
比較的、愛犬と一緒に参拝できる「神社仏閣」が多い地域。
各神社仏閣で、
愛犬同伴の条件は異なりますが、
愛犬と一緒に参拝できるのは嬉しい。


「建長寺」では、
建物などの施設内は、「愛犬同伴NG」で、
「境内」は、リードで繋いで入れば、
歩かせることも可能でした。


愛犬との参拝前には、
他の場所で散歩し、
「おしっこ」「うんち」を済ませておくと、
参拝中に「粗相」をしなくて済みます。


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「建長寺」とは



神奈川県鎌倉市山ノ内にある
「建長寺(けんちょうじ)」は、
正式には、
「巨福山建長興国禅寺(こふくさんけんちょうこうこくぜんじ)」と号しています。

「禅宗」の寺院の一つの宗派で、
「臨済宗建長寺派」の「大本山」。
日本で最初の禅寺。
今では、「400以上」の「末寺」が各地に存在する。

「鎌倉五山」の「第一位」でもあり、
「建長寺」の境内は、国の「史跡」に指定されている。
「鎌倉五山」は、
室町幕府第3代将軍「足利義満」により、
寺院勢力を管理するために、
寺院を格付したのが始まりで、
その格付けとなる「鎌倉五山」が、
現在でも残っています。
「鎌倉五山」の格付けは、
「第一位」から順に、
「建長寺」「円覚寺」「寿福寺」「浄智寺」「浄妙寺」
という順番になっています。


「建長寺」の創建は、
鎌倉時代の「1253年(建長5年)」に、
鎌倉幕府第5代執権「北条時頼」によって、
「開基(創立)」された「寺院」。
「北条時頼」は、
熱心な仏教信者だったそうで、
「禅宗」に深く帰依していたとのこと。


開山(初代住職)は、
南宋の禅僧「蘭渓道隆」。


「建長寺」の本尊が、
「禅宗寺院」の本尊として一般的な
「釈迦如来」ではなく、
「地蔵菩薩」なのは、
境内のある場所が、
鎌倉時代では「処刑場」として
利用されていたことが理由とされている。
「地獄ヶ谷」と呼ばれる「処刑場」だったことから、
「地蔵菩薩」が「御本尊」とされているとのこと。



「建長寺」の「基本情報」

項目説明
名称建長寺(けんちょうじ)
正式名巨福山建長興国禅寺(こふくさんけんちょうこうこくぜんじ)
住所〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
公式WEBhttps://www.kenchoji.com/
宗派「臨済宗建長寺派」の「大本山」
創建 日本で最初の禅寺。
鎌倉時代の「1253年(建長5年)」に、
鎌倉幕府第5代執権「北条時頼」によって、
「開基(創立)」。
末寺400以上
格付け 国の「史跡」 「鎌倉五山」の「第一位」
「鎌倉五山」の格付けは、
「第一位」から順に、
「建長寺」「円覚寺」「寿福寺」「浄智寺」「浄妙寺」
という順番。
拝観料 ・大人(高校生以上)500円
・小人 (小中学生)200円
拝観時間8:30~ 16:30
建長寺駐車場 料金(普通自動車):1時間毎600円(最大料金の設定なし)
料金(バス):1時間毎2000円(最大料金の設定なし)
管理人:在中
収容台数:30台
営業時間:8:30~16:30


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「建長寺」の「御朱印」


「建長寺」の「御朱印」は、
「総門」では「6種類」あり、
全体では、「16種類」もある。


「総門」でもらえる「御朱印」には、

・本尊地蔵尊
・釈迦牟尼佛
・びんずる尊者
・千手観音(鎌倉三十三観音霊場 第二十八番)
・心平地蔵尊(鎌倉二十四地蔵 第九番)
・済田地蔵尊(鎌倉二十四地蔵 第十番)

から選ぶことができます。
「各300円」が必要で、
「総門」を通過し、
「拝観受付」後、左手にある販売所で、
「御朱印」の受付ができます。
参拝前にお願いすると良いですが、
「境内」でも販売しているので、
最後にお願いするのも良い。

「境内」の御朱印は、
「書き置き」もありました。



「境内」には、
「半僧坊」「回春院」「妙高院」「龍峰院」
で「御朱印」を貰うことができるそうです。
「妙高院」「龍峰院」は入れない事もあるらしいので、
あらかじめ確認が必要なようです。



「半僧坊」で貰える御朱印

・半僧坊大権現
・勝上ケン地蔵尊(鎌倉二十四地蔵 第十一番)

「回春院」で貰える御朱印

・文殊菩薩
・韋駄天
・復興地蔵尊
・わらべ地蔵尊
・まんまる地蔵尊
・白蓮観音菩薩

「妙高院」で貰える御朱印

・聖観世音菩薩(鎌倉三十三観音第二十七番)

「龍峰院」で貰える御朱印

・聖観世音菩薩(鎌倉三十三観音第二十九番)


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「けんちん汁」の発祥の地でもある「建長寺」


「ごぼう」「大根」「里いも」などを胡麻油で炒め、
「だし汁」に「醤油」や「味噌」で味付けした
精進料理「けんちん汁」の発祥は、「建長寺」。


「けんちん汁」という名は、
建長寺開山の「蘭渓道隆」が、
野菜の「皮」「ヘタ」などを無駄にしないようにと作った
「建長汁」が訛って呼ばれるようになったもの。

「精進料理」から生まれた料理が広まったみたいですね。
ちなみに、
「精進料理」とは、
「不殺生戒」という「仏教の戒律」に基づいた
「肉」「魚」を使用しない料理のこと。
お寺での修行で食べる料理というイメージですが、
「不殺生戒」という「仏教の戒律」を守った料理であれば「精進料理」ということみたいです。


「けんちん汁」も、
「野菜」「豆腐」がメインの料理。
「出汁」も「昆布」「椎茸」から。

「豆腐」が崩れて入っているのが「けんちん汁」っぽいですが、
実際は、
誤って落としてしまい、そのまま崩れた豆腐を入れたかららしい。
それが、今の「けんちん汁」の特徴として残っているのも不思議。


「建長寺」周辺で、
「けんちん汁」が食べられるお店は、

Map 点心庵 Image Pet OK けんちん汁
Address : 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内7
カウンター席のみ「ペット同伴OK」
Map 鎌倉五山 Image けんちん汁
Address : 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1435−1
「けんちん汁」を最初に提供した元祖のお店らしい。

などがあります。


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漬け物「たくあん」の発祥にも関係している「建長寺」


知らなかったが、
漬物「たくあん」は、
江戸時代に、
「建長寺」の復興に尽力していた
「沢庵宗彭(たくあんそうほう)」が発明したものらしい。

「たくあん」は、
発明者の「苗字」だったとは知らなかった。



てっきり
東北地方などの
雪が良く降る寒い地方で生まれた「保存食」だと思っていました。


漬物「たくあん」は、
「鎌倉」が発祥だとのことです。


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「建長寺」の入口にある「点心庵」は愛犬と一緒に食事・甘味が味わえる





「点心庵」は、
「抹茶」と「禅」をテーマにした飲食店で、 入口の「カウンター席」のみ「愛犬同伴OK」とのことです。

「建長寺」発祥の「けんちん汁」もメニューにありました。
定休日だったので、
次回には、
必ず訪れたいお店。

「湘南」の野菜がたっぷり入った
「鎌倉はちみつカレー」も美味しそう。
「鎌倉はちみつプリン」も。。。。。




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「建長寺」の見どころ


天下門

「建長寺」の入口となる門「天下門」。
駐車場の入口にもなっていて、
車に乗って、車のまま通過できる門。

総門「巨福門(こふくもん)」

京都「般若三昧院」の門を1940年(昭和15年)に移築した総門「巨福門(こふくもん)」。
「1783年(天明3年)」に建立された京都「般若三昧院」の門で、
「2000年」の改修工事が行われたそうです。
「巨福門(こふくもん)」の額に書かれている
「巨福門」の文字は、第10代住職「一山一寧(いっさんいちねい)」によるものだそうです。

三門(重要文化財)

国の「重要文化財」に指定されている「三門」。
高さ「約30m」もあり、かなり大きさを感じるの巨大な山門です。
現在の「三門」は、「1775年(安永4年)」に、
第201世住職「万拙硯誼(ばんせつせきぎ)」により再建されたもの。
「楼上」には、「五百羅漢」などが安置されている。
騎馬武者姿で「梶原景時(かじわら かげとき)」の亡霊が現れたという言い伝えがある。

梵鐘(国宝)

「国宝」に指定されていて、
大船の「常楽寺」「円覚寺」の鐘とともに「鎌倉三名鐘」のひとつ。

「1255年(建長7年)」に、
大和権守「物部重光(もののべしげみつ)」が鋳造したものらしい。
「総高約208cm」もある「梵鐘」。
「三門」の横の「鐘楼」に吊されている。
「関東一美しい梵鐘」とも言われており、
音色が人の泣き声に似ていることから「夜泣き鐘」とも呼ばれる。

夏目漱石が、
「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」
という句を詠んだことでも有名。

柏槇(ビャクシン)(市天然記念物)

「三門」と「仏殿」にある
凄く大きな幹の「柏槇(ビャクシン)」。
市の「天然記念物」に指定されているらしい。

聞くところによると、
開山の時に、
「蘭渓道隆(らんけい どうりゅう)」が、
「宋」から持参して植えたとのこと。
驚くことに、「約750年」以上の歴史を持つ。
「樹高13m」「胸高周囲6.5m」とかなり大きい。

「御神木」レベルの樹木の歴史の長さにびっくりする。

仏殿(国重要文化財)

「禅寺」としては珍しい
御本尊でもある「地蔵菩薩」の「坐像」が安置されている。
木造で、かなりの歴史を感じるかなり大きな「座像」。
天井の装飾も、
かなり豪華な印象だが、
劣化がなかなか激しい。
座高は、「約2.4m」。
台座を含めると「5m以上」となる。


現在の「仏殿」は、
東京都港区芝にある「増上寺」から、
徳川2代将軍「徳川秀忠」の夫人「小督の方(崇源院(すうげんいん))」の霊廟を
「1647年(正保4年)」に移築したもの。

法堂(建長寺本尊 地蔵菩薩坐像)

「法堂」には、
「千手観音像」と「釈迦苦行像」「雲龍図」がある。
「重要文化財」にも指定されていて、
見どころが多い「法堂」。

現在の「法堂」は、
「1814年(文化11年)」に再建されたとのこと。
「木造建築」では、「関東最大級」の規模とのこと。


「法堂」では、
必ず「天井」を見上げてください。
日本画家「小泉淳作」が描いた水墨画「雲龍図」があります。
創建750年を記念して小泉淳作画伯が描いたもので、
「約80畳分」の大きさ。
かなり大きな絵で、
綺麗に描かれています。
迫力もあります。

「龍」の爪が「5本」あるのは、
中国の「皇帝」を意味していて、
とても貴重な存在らしいです。
一般的な龍は、「3本爪」が主流とのこと。

方丈(龍王殿)

「方丈」は、
「龍王殿」とも呼ばれ、
「宝冠釈迦如来」が祀られている。

内部の「平庭」も綺麗で、
とても良い雰囲気。
「京都」にいるような気持ちになります。
なかなか良い「平庭」。


方丈の華やかな門「唐門」は、
入口の「総門」と同じく、
「1940年(昭和15年)」に、
京都「般舟三味院」の本堂を移築したもの。


Address : 〒602-8473 京都府京都市上京区般舟院前町
現在は「西圓寺」という単立の寺院となっている。

池泉庭園(国名勝)

「方丈」の裏側にある
国の「名勝」にも指定されている日本庭園「池泉庭園」。
「心字池」を中心にした綺麗な庭園を
「方丈」の「縁側」から眺めることができるようになっていました。
「心字池」の由来は、
池の形が、「心」という漢字を型取って作っているから。

ゆっくりと座れるスペースもあり、
のんびりとしている方が多かったです。


「建長寺」を開山した「蘭溪道隆(大覚大師)」か、
「瑞泉寺庭園」など作庭家としても有名な 「円覚寺」「浄妙寺」の住持を歴任した名僧「夢窓疎石」の
どちらかが作り上げたらしい。


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「建長寺」へのアクセス




「建長寺」の入り口には、
「30台」が駐車できる「駐車場」があります。


「建長寺駐車場」は、

料金(普通自動車):1時間毎600円(最大料金の設定なし)
料金(バス):1時間毎2000円(最大料金の設定なし)
管理人:在中
収容台数:30台
営業時間:8:30~16:30

という基本情報になっています。



「公共交通機関」では、

・徒歩「JR「鎌倉駅」から徒歩30分」
・徒歩「JR「北鎌倉駅」から徒歩15分」
・バス「JR横須賀線「鎌倉」駅発(江ノ電バス 各種「大船方面」行き「建長寺」下車)で乗車10分」+「バス停から徒歩1分」
・バス「JR横須賀線「北鎌倉」駅発(江ノ電バス「鎌倉駅」行き「建長寺」下車)で「バス5分」」+「バス停から徒歩1分」
・JR「鎌倉駅」からタクシー

などのアクセス方法がある。


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