項目 | モリンガ(一般名) | モリンガ・オレイフェラ(学名) |
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意味・定義 | ワサビノキ属(Moringa属)の総称 | ワサビノキ属の中の1種(最も普及) |
学名 | Moringa spp.(複数種を含む | Moringa oleifera(モリンガ・オレイフェラ) |
種類数 | 約13種 | 1種(その中の代表種) |
原産地 | アフリカ、南アジア、マダガスカルなど | 北インド(ヒマラヤ南麓) |
利用部位 | 種によって異なる | 葉・種・根・花・鞘などほぼ全て利用可能 |
栄養価・薬効 | 種により異なる | スーパーフードとして世界的に注目 |
日本での流通名 | モリンガ(商品名として使われる) | 実際はMoringa oleiferaがほとんど |
別名 | モリンガ、マルンガイ、カムンガイなど | ワサビノキ、ドラムスティックツリーなど |
モリンガ属の他の種 |
■「Moringa stenopetala」= エチオピア原産。葉が大きく、乾燥地に強い。 ■「Moringa peregrina」= アラビア半島や北アフリカに分布。種子油が高品質。 ■「Moringa drouhardii」= マダガスカル固有種。観賞用にも。 |
「モリンガ・オレイフェラ」のみ(モリンガの代表種) |
項目 | 説明 |
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原産地 | インド、南アジア |
分類 | ワサビノキ科ワサビノキ属 |
別名 | ワサビノキ、マルンガイ、ドラムスティックツリー |
特徴 | 非常に成長が早く、日光と高温を好む |
学名 | 主な分布地域 | 特徴・用途 |
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Moringa oleifera | インド、東南アジア | 最も普及。葉・種・花・根すべて利用可能。栄養価・薬効が高い。 |
Moringa stenopetala | エチオピア、ケニア | 葉が大きく、抗糖尿病作用。乾燥地に強い。 |
Moringa peregrina | 中東、北アフリカ | 種子油が高品質。抗酸化力が高く、化粧品用途に。 |
Moringa drouhardii | マダガスカル | 太い幹を持つ。観賞用・研究用。薬効は限定的。 |
Moringa hildebrandtii | マダガスカル | ボトルツリー型。幹に水を蓄える。乾燥地向け。 |
Moringa concanensis | インド西部 | oleiferaに近縁。薬用利用あり。 |
Moringa arborea | ケニア、タンザニア | 樹高が高く、葉は細かい。研究対象。 |
Moringa borziana | ソマリア、ケニア | 乾燥地適応。薬用研究が進行中。 |
Moringa longituba | ケニア、エチオピア | 地下に貯水根を形成。低木型。 |
Moringa ovalifolia | ナミビア、アンゴラ | 幹が太く、乾燥地に強い。観賞用にも。 |
Moringa pygmaea | ソマリア | 最小種。低木で地下貯水根を持つ。 |
Moringa ruspoliana | ケニア、エチオピア | 葉が大きく、花が美しい。研究・観賞用。 |
Moringa rivae | エチオピア、ケニア | 地下貯水根型。薬用研究中。 |
系統・形態 | 種類 | 特徴 |
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ボトルツリー型(幹に水を蓄える) |
■ M. drouhardii ■ M. hildebrandtii ■ M. ovalifolia ■ M. arborea |
幹が太く、乾燥地に適応。観賞・環境保護用途。 |
地下貯水根型(低木) |
■ M. longituba ■ M. pygmaea ■ M. rivae | 根に水分を蓄える。乾燥地向け。薬用研究対象。 |
細幹型(一般的な樹木) |
■ M. oleifera ■ M. stenopetala ■ M. peregrina ■ M. concanensis ■ M. borziana ■ M. ruspoliana | 食用・薬用・商業利用に適した種。 |
栄養・薬効・栽培性 |
M. oleifera |
乾燥地での環境保護・観賞用 |
M. hildebrandtii M. ovalifolia |
種子油の品質重視 |
M. peregrina |
研究・分類学的興味 |
M. ruspoliana M. pygmaea |
項目 | 説明 |
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種まきの時期 |
3月〜8月(気温が安定して高い時期) |
種まきの方法 |
・種を1粒まき、2cmほど土をかぶせる ・ラップで覆い、暖かく日当たりの良い場所に置く ・発芽まで約2週間 |
発芽までの期間 |
約2週間 |
日照の管理 | 遮光なしの直射日光(年間通して) |
温度の管理 | 成長期:15℃以上、冬越し:最低5℃以上 |
寒さの管理 | 冬対策は、室内に取り込み、暖かい窓辺に配置 |
水やり |
・春(3〜5月):3〜5日に1回 ・夏(6〜9月):毎日1回(小鉢なら1日2回も可) ・秋(10〜11月):3〜5日に1回 ・冬(12〜2月):1〜2週間に1回(乾燥気味に管理) |
土 |
水はけの良い弱酸性〜中性の土 ・例:赤玉土6割+腐葉土4割+パーライト・川砂など |
肥料 |
30cm以上に育ったら、緩効性肥料を少量 |
植え替え |
・根鉢を崩さず、2回り大きな鉢へ ・真夏・真冬は避ける |
項目 | 説明 |
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枝の選定 |
■ 太すぎず、若すぎない枝を選定する。直径1〜2cm程度の枝 ■ 葉を落とし、節が、「2〜3個」ある「長さ20〜30cm程度」のものが良い。 |
土挿しの方法 |
■ 切り口を斜めにカットし、必要なら発根促進剤(メネデールなど)を使用。 ■ 水はけの良い土(赤玉土+川砂)に挿す。 ■ 直射日光を避けた明るい半日陰で管理。 ■ 土が乾いたら水やり(過湿はNG)。 ■ 約2〜4週間で発根し、新芽が出れば成功の兆し。 |
挿し木成功のコツ |
■ 高温多湿の時期(6〜9月)が最適。 ■ 枝の先端が黒ずんだら腐敗の兆候なので早めに処理。 ■ 水挿しを試す場合は、毎日水を交換し、清潔を保つことが必須。 |
挿し穂の選定と処理 |
■ 「枝の太さ」は、「1〜2cm」ほどで、若すぎず、太すぎずを選ぶと、維管束の活性が高く、腐敗しにくい。 ■ 「枝の長さ」は、「20〜30cm」ほどで、「節が2〜3個以上」あると発根しやすい。 ■ 「切り口」の処理は、吸水面積を増やすため「斜めカット」にし、「発根促進剤(メネデール等)を塗布すると、発根ホルモンを補助することができる。 |
土壌条件 |
■ 「pH」は、「6.3〜7.0(弱酸性〜中性)」ほどを維持すると、「モリンガ」の根の活性が高まる。 ■ 「土壌構成」は、「赤玉土6」+「川砂3」+「腐葉土1」。「水はけ」と「保水性」のバランスが良い。 ■ 「通気性」の高い「鉢底石」「パーライト」を活用すると良い。「根腐れ防止」と「酸素供給」になる。 |
環境制御(温度・湿度・光) |
■ 「温度」は、「25〜35℃」ぐらいが適温。「熱帯性植物」の「最適成長温度」。 ■ 「湿度」は、「60〜80%」ぐらい。「蒸散」を抑え、「発根」を促進。 ■ 「光」は、明るい「半日陰(直射日光は避ける)」。葉がない状態では光ストレスになる。 |
水分管理 |
■ 「土挿し」をした直後の初期(挿し後1〜2週間)は、土が乾いたらたっぷり水を上げる。 ■ 「過湿」は、「NG」。根が出る前に腐敗しやすいため、鉢底から排水される構造が必須。 ■ 「湿度」の保持が大切。鉢ごとビニール袋で覆うと効果的(簡易温室)。 |
時期とタイミング |
■ 「挿し木」を行う時期は、「6〜9月(高温期)」ぐらいに行うと、「成長ホルモン」が活性化しやすい。 ■ 挿し木を行う「時間帯」は、「朝〜午前中」が望ましい。蒸散が少なく、環境が安定している。 |
メリット | 説明 |
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免疫力強化 | ビタミンA・C・E、アミノ酸群による相乗効果 |
抗酸化・アンチエイジング | 高濃度の抗酸化物質とビタミンE |
貧血予防 | 鉄分とビタミンCの組み合わせ |
骨・筋肉の強化 | カルシウム、マグネシウム、タンパク質 |
ストレス・睡眠改善 | GABA、マグネシウム、アミノ酸群 |
血糖・血圧調整 | 食物繊維、カリウム、抗酸化物質 |
美肌・美白効果 | ビタミンA・B群・E、アミノ酸群 |
栄養素カテゴリ | 含有量(100gあたり) | 説明 |
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タンパク質 | 約27–38g |
総タンパク質 筋肉・臓器・酵素の構成、代謝促進 植物性で低脂肪・低カロリーなタンパク源 |
必須アミノ酸 | 各種微量(総量約6–8g) |
9種(BCAA含む) 筋力強化、疲労回復、肝機能改善 運動時のエネルギー供給、ダイエット支援 |
非必須アミノ酸 | 各種微量 |
アルギニン、グルタミン酸など 美肌、免疫強化、ストレス緩和 睡眠の質向上、集中力アップ |
ビタミンA | 約16,300 IU(にんじんの約10倍) |
β-カロテン換算 視力・皮膚・免疫の維持 美肌・美白効果、抗酸化作用 |
ビタミンB1 | 約2.6mg(豚肉の約4倍) |
チアミン 糖代謝、神経機能維持 疲労回復、集中力向上 |
ビタミンB2 | 約20.5mg(豚レバーの約5倍) |
リボフラビン 細胞再生、粘膜保護 美肌、口内炎予防 |
ビタミンC | 約17.3mg |
アスコルビン酸 抗酸化、免疫強化、鉄吸収促進 風邪予防、肌のハリ維持 |
ビタミンE | 約113mg |
トコフェロール 細胞の酸化防止、血行促進 アンチエイジング、ホルモンバランス調整 |
カルシウム | 約2,000mg(牛乳の約17倍) |
Ca 骨・歯の形成、神経伝達 骨粗鬆症予防、成長期の栄養補助 |
鉄分 | 約28mg |
Fe 赤血球生成、貧血予防 妊娠期・月経期の栄養補助 |
マグネシウム | 約368mg |
Mg 筋肉・神経の調整、エネルギー代謝 ストレス緩和、便秘改善 |
カリウム | 約1,324mg |
K 血圧調整、心臓・腎機能サポート むくみ予防、電解質バランス維持 | |
食物繊維 | 約19–21g |
総繊維 整腸作用、血糖値安定 ダイエット支援、腸内環境改善 |
抗酸化物質 | 各種微量 |
ケルセチン、クロロゲン酸など 酸化ストレス軽減、老化防止 食品保存料としての利用可能性 |
脂肪酸 | 各種微量 |
オメガ3・6 心臓・脳の健康、炎症抑制 認知機能サポート、抗炎症作用 |
GABA | 約200mg前後(推定) |
γ-アミノ酪酸 ストレス緩和、睡眠改善 抗ストレスサプリとしての応用 |