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CentOS / セントオーエス




【CentOS】「SSHサーバー」にアクセスできないエラー対策

【CentOS】
「SSHサーバー」にアクセスできないエラー対策




「ssh」でアクセスしても、 アクセスでいない時があります。
エラーであったり、打ち間違えであったりなど、
アクセスできない理由は、色々とあります。








「SSH」でアクセスできないときの理由を探る方法


「SSH」のアクセスログを確認すると、 ログの「有無・内容」によって、解決方法がほぼ見つかる。



「SSH」のログファイル確認方法

cat /var/log/secure


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「SSH」でアクセスができない場合のチェック項目


「SSH」でアクセスができない場合、いくつかの理由が考えられます。
最初のアクセスチェックは、
・IP
・ユーザー名
・グループ名
・鍵認証
などを確認するので、
登録などのミスがあるとエラーになりがちです。


「ユーザー名」が正しいか確認する 登録されている「ユーザー名」で、SSHログインをしている必要があります。
「サーバー」側で、アクセス許可がされている「ユーザー名」かを確認してみてください。
「グループ名」が正しく設定されているか確認する 「サーバー」側で、「アクセス許可」をされている「グループ名」かを確認してみてください。
「ファイル」「ディレクトリ」の所有権も確認が必要です。
「ユーザー名」「グループ名」を変更すると、所有権もコマンドを使って変更する必要があります。
SSHのログファイルを確認する SSHのログファイル「var/log/secure」を確認すると、ログインできない理由がわかることが多い。
ネットワーク回線に接続できているか? ログファイルに、ログがない場合に多い原因。
CentOS7では、初期設定では自動的にネットワーク回線に接続しない。
ネットワーク設定で、「自動的に接続する」設定に変更する必要がある。
「firewalld」で、SSHが通過できるようになっているか? ログがあるけどアクセスできないケースに多い原因。
CentOSでは、デフォルトで「SSH」がアクセスできるようにファイアーウォールが設定されている。
変更されていないか確認する。
「hosts」ファイルで、アクセス許可されているか? ログがあるけどアクセスできないケースに多い原因。
「hosts.deny」ファイルで、すべてのアクセスを拒否している場合、「hosts.allow」ファイルでアクセス許可をしなければならない。
鍵認証でアクセスできない。 アクセスするユーザーのホームディレクトリのパーミッションが、「700」「711」「755」以外になっている。
所有者以外の書き込みが可能になっていると鍵認証は使用できない。

ユーザー名を指定していないと、クライアントPCにログインしているユーザー名でアクセスするので異なるユーザー名だとアクセスできない。


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SSH Error「Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic).」


「Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic).」は、 「SSH」でアクセスしようとした時に出てくるエラーの一つ
Identity added: 公開鍵のパス
Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic).
「鍵認証」の「秘密鍵」「公開鍵」の認証でエラーが発生している可能性が高い「エラー」です。


「エラー」の理由はいくつかあります。
・「鍵認証」の「公開鍵(サーバー側)」「秘密鍵(クライアント側)」の紛失
・アクセス先が間違えている
・「ユーザー名」を間違えている
・「ユーザー名」のアクセス許可が設定されていない
・「グループ名」のアクセス許可が設定されていない
などの原因が考えられます。
「鍵認証」でエラーとなるので、「秘密鍵」「公開鍵」が問題なければ、
他の「アクセス許可設定」を疑って、チェックしてみてください。





「ユーザー名」でのアクセス方法

「SSH」で、アクセスする場合、
ssh ユーザー名@サーバーIP
ssh ユーザー名@サーバードメイン
のように記述してアクセスします。
「鍵認証」を設定している場合、
この後に、「秘密鍵」の場所などを指定する画面が出てきます。
間違えると、
Identity added: 公開鍵のパス
Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic).
というエラーが表示されることがあります。
「秘密鍵」「公開鍵」を紛失されたのなら、 新たに「秘密鍵」「公開鍵」を作成し、適切な場所に設置して、設定しなおす必要があります。


「ユーザー名」を間違えたり、「アクセス許可」が設定されていない時や、 「ユーザー名」の「グループ名」が異なっていたりしても、エラー表示になります。
一つずつ解決していくと、原因がつかめます。


「ユーザー」「グループ」の「アクセス許可」は、
・「ファイル」「ディレクトリ」の所有権
・「hosts」ファイルでのアクセス制限設定
・「ファイルサーバー」の設定ファイルによる「アクセス許可」設定
・クライアント側の「グループ」設定(Windows)
などの設定が必要です。
「アクセス許可」が設定されていない「ユーザー名」は、「Permission denied」と表示されます。



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