「Samba」へ「ユーザー」を登録する方法
【CentOS + Samba】
「Samba」へ「ユーザー」を登録する方法
「Samba」の設定の前に、ユーザー登録をする必要があります。
サーバーのユーザー登録とは別に、「Samba」は独自でユーザーの管理をするので、
「Samba」へのユーザー登録が必要になります。
Sambaとサーバーは、それぞれで利用者を管理するが、同じユーザー名とパスワードで問題はありません。
Windowsからアクセスしたときに、認証で「ユーザー名」と「パスワード」を入力することになります。
そのユーザー名とパスワードを登録します。
Sambaの利用者登録・削除
ユーザー一覧 |
Sambaのユーザー一覧を見る。
pdbedit -L
詳細なユーザー情報一覧
pdbedit -L -v
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登録 |
Sambaのユーザー登録をする。
pdbedit -a ユーザー名
パスワードを2回入力して設定して完了。
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削除 |
Sambaのユーザーを削除する方法
pdbedit -x ユーザー名
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ユーザーの登録
Sambaユーザーの登録は、
Samba2.2は、「smbpasswd」コマンド。
Samba3.0は、「pdbedit」コマンド。
登録するユーザーは、すでにシステムに存在するユーザー。
「smbpasswd」で登録する
# smbpasswd -a ユーザー名
「pdbedit」で登録する
# pdbedit -a ユーザー名
パスワードの変更
ユーザーが自分のパスワードを変更する場合は、「smbpasswd」コマンド。
$ smbpasswd
Old SMB password:
New SMB password:
Retype new SMB password:
Password changed for user ユーザー名
*Windowsからも、ログインした後に「Ctrl + Alt + Del」 を押してパスワード変更画面から変更。
Sambaのパスワードがサーバーとは別管理になる理由
簡単に言ってしまえば、「Linux」のパスワード管理の暗号化方式と、
「Samba」のパスワード管理の暗号化方式が異なるので、それぞれでの管理が必要。
「Samba」は、「Windows」のパスワード管理の暗号化に合わせているため、同じ「ユーザー名」と「パスワード」であっても、
「Samba」に登録をする。
暗号化方式を統一することもできるが、セキュリティ面から、そのままがベスト。