「Samba」は、
ネットワークを構築すると同時に、
同一のプロトコルを設定し、記憶領域を合わせておくことで、
異なる「OS」で共有が可能となる。
「OS」が異なると「共有」が難しいのは、
「プロトコル」「仕様」「規格」「ファイルサイズ制限」が異なり変化するのが原因。
「Samba」は、その「OS」ごとの違いを統一することで、
異なる「OS」間での共有を可能にする。
異なる「OS」間での問題を解決する
「Samba」の機能には、
・NFS(Network File System)
・SMB(Server Message Block)
などの機能がある。
「NFS(Network File System)」は、
「Linux」などのOSが、標準で利用しているファイルサーバー機能。
「Windowsサーバー」「Mac」でもサポートされている、汎用性の高い機能。
ファイルサーバー上のストレージ領域を、ローカルサーバーのストレージと同じように利用ができる。
「NFS」のおかげで、複数のサーバー間で、ファイル共有が簡単に実現でき、
Webサーバーやアプリケーションサーバーなど、サーバー間でファイルを共有する目的で利用されている。
「SMB(Server Message Block)」は、
「NFS」と同じくファイル共有などをするファイルサーバー機能。
主に「Windows」で使用されている通信プロトコルですが、
「NFS」と同様に、ほとんどすべてのOSがサポートしている。
「NFS」は、サーバー間のファイル共有で利用されるが、
「SMB」は、複数のユーザー間で、作業ファイルを共有する目的で使われる。
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