旅メモ
旅メモ【日本編】





世界文化遺産「平泉」

【岩手県】
世界文化遺産「平泉」








はじめに

世界文化遺産「平泉」についてまとめています。


「平泉」は、
岩手県の「平泉エリア」にある
「中尊寺」「毛越寺(もうつうじ)」を中心とした
「世界文化遺産」に登録されているエリア。


仏教の「浄土思想」を追及し、
多くの「寺院」「庭園」に色濃く反映され、
この世に理想世界を作り出そうとしていた歴史が持っています。



詳しくは、
下記をご参照ください。


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世界文化遺産「平泉」の「愛犬同伴情報」


世界文化遺産「平泉」に登録されている登録資産で、
「愛犬同伴OK」なのは、
・中尊寺
・毛越寺

・観自在王院跡
・無量光院跡
・金鶏山
です。



「中尊寺」は、
参道も長く、
愛犬と一緒に散歩しながら参拝ができるようになっていました。
ですが、
施設内などは、「愛犬同伴NG」だったので、
施設内見学をするときには、
交代で見学しました。
公式HPにも、
施設内には、ペットは入れないので、
2人以上での「ペット同伴」をしてください。
と記述がありました。
中尊寺でも有名な「金色堂」は、
「ペット同伴NG」なので、
交代で見学する必要がある。


「毛越寺」は、
「愛犬同伴OK」ですが、
下記のような条件があります。
介助犬はご拝観いただけます。
リードや放し飼い、抱っこでの拝観はできません。
ペット用のゲージやバギーなど、カゴをご利用の場合は拝観可能です。
大型犬の拝観はお断りしております。
と「毛越寺公式HP」に記載がありました。
頭まですっぽり隠れる状態であれば、
愛犬と一緒に参拝ができます。


「観自在王院跡」「無量光院跡」「金鶏山」は、
現在、建物などはなく、 「愛犬同伴」で訪れることができます。
一部では、
ペットの「ウンチ放置」が問題視されているようなので、
ご注意ください。
マナーは守りましょう。


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世界文化遺産「平泉」とは



世界文化遺産「平泉」の正式名称は、
「平泉 ─ 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 ─」。
2011年(平成23)6月に、
フランスのパリで開催された「第35回世界遺産委員会」で、
「世界遺産」として登録されました。


「世界遺産」として登録されたのは、
岩手県の「平泉エリア」には、
「仏教」の「浄土思想」が強く、
多くの「寺院」「庭園」に色濃く反映され、
この世に理想世界を作り出そうとしていた歴史があります。

その一部である「寺院」「庭園」が残っていることが、
世界遺産への登録の大きな要因となりました。
現存していない「寺院」「庭園」の史跡も残っていて、
その歴史データも、歴史的な文化遺産として魅力的です。

「平泉」の「浄土思想」による
理想世界の想像は、
他に類を見ないものだと認定されたようです。



世界遺産の「構成資産は、
Map 中尊寺 Image 世界文化遺産「平泉」
Address : 岩手県 平泉
世界文化遺産「平泉」の構成資産の一つ。国宝として「中尊寺金色堂」が登録さている。特別史跡としては「中尊寺境内」も登録されている。
Map 毛越寺(もうつうじ) Image 世界文化遺産「平泉」
Address : 岩手県 平泉
世界文化遺産「平泉」の構成資産の一つ。特別名勝「毛越寺庭園」や特別史跡「毛越寺境内附鎮守社跡」としても登録されている。
Map 観自在王院跡 Image 世界文化遺産「平泉」
Address : 岩手県 平泉
世界文化遺産「平泉」の構成資産の一つ。
Map 無量光院跡 Image 特別史跡 世界文化遺産「平泉」
Address : 岩手県 平泉
世界文化遺産「平泉」の構成資産の一つ。
Map 金鶏山 Image 世界文化遺産「平泉」
Address : 岩手県 平泉
世界文化遺産「平泉」の構成資産の一つ。
で構成されています。



世界文化遺産「平泉」の特徴は、
仏教の中で、
「仏国土(浄土)」である「浄土思想」の
考え方に基づいて造られた
多様な「寺院」「庭園」「遺跡」にある。

「寺院」「庭園」は、
この世に理想世界「浄土」を再現している。

日本で独自の発展を遂げたもので、
平泉の理想世界の表現は、他に例が無い。



中尊寺

中尊寺(山号:関山)は、
「嘉祥3年(850年)」に「慈覚大師円仁」によって開山。
奥州藤原氏の初代「清衡」が、本拠地を「江刺豊田館」から「平泉」に移し、
「長治2年(1105年)」に造営に着手された。
「17院」により構成される「天台宗」の「一山寺院」。



毛越寺(もうつうじ)

 「毛越寺(もうつうじ)」は、
「中尊寺」と同じく、
「嘉祥3年(850)」に、
「慈覚大師円仁」によって開山された「毛越寺(もうつうじ)」。

その後、藤原氏の二代目「基衡」が造営に着手、
三代「秀衡」によって完成された。

当時は、
「お堂」「塔」が「40以上」もあり、
お坊さんが生活する建物は「500以上」もあったらしく、
他に類を見ない立派なものだったようです。



観自在王院跡

毛越寺東隣の「観自在王院」は、
藤原氏二代基衡の妻によって建立され、
内壁には、
「石清水八幡宮」「賀茂の祭」「鞍馬の様子」「宇治平等院」
といった「京都」の「名所」が描かれていたらしい。
なかなか訪れることができない、
「京都」の名所が描かれていて、
「観自在王院」は人気があったと予想されている。



無量光院跡

藤原氏の三代「秀衡」が建立した「無量光院」。
京都の「宇治平等院」の「鳳凰堂」を模していて、
ひと回り大きく造られたと言われている。
現在は、
建物は焼失し、礎石が残っている。



金鶏山

「金鶏山」は、
「比高差60m」ほどの円錐形の優美な山。
山頂からは「平泉」を見渡せ、平泉の中心されていたらしい。
「秀衡」が一晩で造った人工の山で、
「雌雄一対の黄金の鶏」が埋められているなどの伝説が残っているそう。
「金鶏山」は、
「平泉」における基準ともなった山と言われている。


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「中尊寺」の「金色堂」は綺麗



「中尊寺」の見どころの1つ「金色堂」は、
黄金で作られていてとても綺麗な「堂」。
「中尊寺」を訪れたら、
必ず拝観したいスポット。

「金色堂」は、
建物の中に保全されていて、
遠くから、「金色堂」の外観を見ることはできない。

「金色堂」は、
「1124年(天治元年)」に、
奥州藤原氏初代「清衡公」によって
作られた建造物らしいのですが、

とても技術が高く、
綺麗な建造物で驚きます。

「金色堂」は、
建造物としては、
やや小さめですが、
「1124年(天治元年)」という時代を考えると、
デザイン性が凄く高いと感じました。

一見の価値ありです。



「金色堂」の内部は、
「愛犬同伴NG」なので、
交代で拝観する必要があります。



「中尊寺」は、
敷地面積も広く、
「社殿」「御朱印」も多いので、
しっかり拝観すると、
3時間ぐらいはかかりました。
何か所かは訪れていないので、
全箇所を訪れるなら、
午前中から訪れるのがおすすめ。

世界文化遺産「平泉」は、
「中尊寺」だけではないので、
その後「毛越寺(もうつうじ)」を訪れるのなら、
午前中から観光するのは必須。


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「毛越寺」の庭園は広々と落ち着いた雰囲気



「毛越寺(もうつうじ)」には、
広くて落ち着いた庭園が広がっていました。

愛犬は、
頭まですっぽりと入る
「カート(バギー)」「キャリーバッグ」「ゲージ」
などに頭までしっかり入れていれば、
「愛犬同伴OK」とのことでした。

真夏は難しいかもしれません。


「毛越寺(もうつうじ)」を訪れたときは、
もう「夕暮れ」近くだったので、
もう少し明るい時間がオススメ。

綺麗な「緑」が引き立つ、
太陽の光がしっかりある時間帯に、
訪れるのが最適だと思います。



設立当時の庭園と、
ほとんど同じであるなら、
1000年以上前の庭園とは思えないぐらいの、
とても落ち着いた綺麗な庭園。
「浄土思想」の魅力を感じます。


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世界文化遺産「平泉」の周辺施設


Address : 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉伽羅楽


Address : 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉柳御所14
Address : 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉柳御所
Address : 岩手県
Address : 岩手県
Address : 岩手県
Address : 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉伽羅楽108−1
Address : 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉花立4−62
Address : 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関
「武蔵坊弁慶」の墓。


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世界文化遺産「平泉」へのアクセス




世界文化遺産「平泉」の構成資産は、
現在のところ「5ヶ所」。


「寺院」「庭園」が残っているのは、
「中尊寺」「毛越寺」の2ヶ所。
旅の観光として訪れられる環境が整っているのも、
「中尊寺」「毛越寺」。

「観自在王院跡」「無量光院跡」は、
現在は、跡地が残るのみ。

「金鶏山」は、
「山」。



中尊寺へのアクセス




「中尊寺」は、
世界文化遺産「平泉」の主要な構成資産。
旅としては、
「毛越寺(もうつうじ)」と並んで、
1番見応えがある旅スポット。


参道の入口周辺に、
大きな駐車場があり、
周辺にも駐車場が多くありました。





「毛越寺(もうつうじ)」へのアクセス



「毛越寺(もうつうじ)」の「浄土庭園」は、
心が落ち着く、綺麗な庭園。
「平泉」を訪れたら、
必ず寄りたいスポットの一つ。
「観自在王院跡」も跡地だけだが、
すぐ近くなので、
一緒に訪れることができる。


「毛越寺(もうつうじ)」には、
専用の大きな無料駐車場を用意してくれているので、
訪れやすい。


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