山形県のパワースポット「出羽三山神社(羽黒山)」

【山形県 鶴岡市】
山形県のパワースポット「出羽三山神社(羽黒山)」




山形県のパワースポット「出羽三山神社(羽黒山)」をまとめています。


江戸時代には、
「西の伊勢参り、東の奥参り」と言われていて、
「西の伊勢参り」の「伊勢神宮(三重県伊勢市)」と並ぶ人気を持っていた
「東の奥参り」の「出羽三山」。

「東の奥参り」の「奥」は、
「出羽三山神社」の奥宮「湯殿山神社」のことを意味している。

江戸時代には、
「江戸」から長い道のりを、
長い期間をかけて、
旅していたらしい。
馬などを利用することもあっただろうが、
ほとんどが徒歩だったらしい。
それが凄い。



詳しくは、
下記をご参照ください。



INDEX


「出羽三山神社(羽黒山)」は「愛犬同伴OK」
「出羽三山神社(羽黒山)」の「石階段2446段」には、ハードな「3か所」の「急斜面石階段」がある
次回「出羽三山神社(羽黒山)」を訪れたら、この「ルート」で参拝する
築約600年の歴史がある国宝「羽黒山五重塔」
樹齢1000年を越える「爺杉(じじすぎ)」は「迫力」「たくましさ」がある
「山上」と「山麓」の境目「須賀の滝」


「出羽三山神社(羽黒山)」とは
「出羽三山」の「羽黒山」への「アクセス方法」



「出羽三山(でわさんざん)」とは
「出羽三山」の歴史
「出羽三山」は日本有数の「パワースポット」
「出羽三山」を巡る旅は「生まれかわりの旅」
「日本三大修験道」の一つ「出羽三山」
「出羽三山」の参拝方法


Gallery

「出羽三山神社(羽黒山)」は「愛犬同伴OK」



「出羽三山神社(羽黒山)」は、
「愛犬同伴OK」と一緒に参拝が可能。

・「随神門」から「石段2446段」を登って「頂上」まで登るコース
・「頂上の駐車場」から参拝するコース

の共に、
「愛犬」を連れて、
参拝することができる。


だが、
「随神門」から「石段2446段」を登るコースは、
かなりの急斜面。
自分で登れる「ワンちゃん」であれば、
問題はないですが、
小さな小型犬や、
すぐに抱っこして欲しいという「ワンちゃん」の場合は、
「スリング」「リュック」などの、
両手が空く「キャリーバッグ」が必要になる。

そして、
「自分の体重 + 愛犬の体重 + 荷物の重さ」でも、
頂上まで行ける「体力」が必要。


我が家は、
「8kg」近い「体重」の「愛犬」ですが、
ほぼ最初から「抱っこしてぇ〜」でした。

右の写真は、
絶対に断れない「抱っこしてぇ~」の証拠写真。

行きの「飼い主」は、
「ゼェーゼェー」と激しい息切れをしながら、
「足をプルプル」と言わせて、
やっとのことで「頂上」へ。

帰りは、
「愛犬と自分の重さ」で、
「膝」と「太もも」が悲鳴をあげてました。

達成感は、かなりあります。
体力がある人には、おすすめのコース。
ちなみに、
急斜面の階段は、大きく分けて「3箇所」。



それでも、
「五重塔」「三神合祭殿」は、
「修復工事中」で、
「五重塔」については、
足場によって、
外観が全く見えなかった。

これぞ「修験道」。
かなりの「修行」になりました。


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「出羽三山神社(羽黒山)」の「石階段2446段」には、ハードな「3か所」の「急斜面石階段」がある



「出羽三山神社(羽黒山)」の「修験道」である 「随神門」からの登山道となっている「石階段2446段」には、 「一の坂」「二の坂」「三の坂」と言われる 急斜面の石階段があり、 「修験道」にふさわしい厳しさを感じることができる。

その他の場所も、基本的に階段。
平らな道も、少しある。


「随神門」から「羽黒山の山頂」までは、
「登り」は、「約1時間」ほど登ることになる。
「下り」は、「約40分」ほどで降りれる。

だが、
危険なのは、「下り」の方。
登りで疲れた「足」での「下り」は、 かなり動かなくなっているので、 転げ落ちないように、注意深く降りた方が良い。
転げ落ちたら、おそらく止まらない。
階段も基本的に狭い。

一の坂

まだまだ余裕で、緩やかな「一の坂」。
これが、 足がカクカク、息が「ぜぇーぜぇー」 「自分 + 愛犬8kg + 荷物7kg」の「+15kg登山」の始まり。

二の坂

「まじかぁ~」と思った「二の坂」。

愛犬は、
迷わず「抱っこ」。
「急な階段」は登らないと決めたらしい。
いつもは「抱っこしてぇ」とこない自分に来るところが悪賢い。
「スリング」持参で良かった。
必ず両手が空くようにした方が良い。

三の坂

一番急斜面に感じた「三の坂」。
この頃、汗だくになって、登っている中、 愛犬は、スリングの中で気持ち良さそうに、「ウトウト」。

「可愛いけどね。。。。」と思うけど、 図太さに、育て方を間違った気がした。

「頂上」を示す「鳥居」

輝かしさを感じた「頂上」を示す「鳥居」。
気のせいか、 本当に輝いて見えた。
これが「修験道」の効果かも。。。。

「愛犬」は、
「三の坂」を越えたところで、
汗だくの「湿度」が嫌になったらしく、
自分で歩くことを決めてくださいました。。。。。
一番元気で、頂上へ。


途中、
「柴犬」の子は、
全部歩いているみたいだったけどね。。。。。

でも、
年齢も高齢だし、
可愛いから「許す」。

「頂上」の景色

「頂上」の「鳥居」の所に到着すると、 なんだか「楽園」のような雰囲気。
「修験道」での修行の効果なのかもしれない。
凄く良い場所の雰囲気。
「パワースポット」。。。。です。





まとめ

登ってみて思ったのは、
「一度は登って、良かったかも。」
ということ。


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次回「出羽三山神社(羽黒山)」を訪れたら、この「ルート」で参拝する




■ 下にある「随神門」の「駐車場」に車を止めて、「五重塔」まで見学する。

■ 戻って、車で「頂上」の「駐車場」を目指す

■ 「頂上」の「出羽三山神社(羽黒山)」の「三神合祭殿」などを参拝する

■ 美味しいものを食べる

■ 終了




体力に不安がある人は、
このルートがおすすめ。


特に、
愛犬が「登れない」「下れない」時は、
こちらのルートにしておきましょう。
登り降りができるのは、
「中型犬」以上の犬種かも。。。。



早朝だと、
頂上の駐車場までの
「有料道路(9時~)」が、営業していないので、
下の「国宝」である「五重塔」を見学して、
時間調整すると良い。


朝7時ぐらいから登って、
下山して車に戻ったのが、
12時過ぎ。

登山と下山する時間を考えても、
時間短縮になる。



だが、
「修験道」の綺麗な風景を見ることができないので、
一度は登っておいた方が良い。

慣れている人は、
何度も登っているみたい。

慣れた感じの人が、
個人・集団で登っていた。


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築約600年の歴史がある国宝「羽黒山五重塔」




残念なことに、
楽しみにしていた国宝「羽黒山五重塔」は、
「修繕工事中」で、
その姿は、
工事の足場で隠されていました。


訪れる時は、
公式WEBなどで確認するのがおすすめ。

今回の「羽黒山五重塔 令和の大改修」は、
「2023-03-14 羽黒山五重塔 令和の大改修について お知らせ」
というタイトルで、「お知らせ」に表示されていました。


非常に残念。



現在の国宝「羽黒山五重塔」は、
建設から約600年の歴史のある「五重塔」。
現在の「五重塔」は、 約600年程前にあたる「長慶天皇」の時代に、
「庄内」エリアの「領主」で、
羽黒山の別当だった「武藤政氏」によって再建されたものとされている。


当時の「羽黒山」は、
「会津」「平泉」と共に、
東北仏教文化の中心で、
「五重塔」は、
「羽黒山」と共に歴史を歩んできた建物。

古くは、
「五重塔」は、
「瀧水寺」というお寺の境内にあったそうで、
周辺には、多くの寺院があったそう。


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樹齢1000年を越える「爺杉(じじすぎ)」は「迫力」「たくましさ」がある




「随神門」を通り、
「須賀の滝」を抜けて、
少し階段を上がると、
「大きな幹」の「爺杉(じじすぎ)」が見えてきます。


遠目でも、
他とは違うとわかる
大きな杉の木「爺杉」。


色々なところで、
大きな「杉の木」を見てきましたが、
その中でも、
かなりの大きさ。

でも、
「爺杉」には、
「大きさ」だけでない、
「迫力」「たくましさ」「荘厳さ」がある気がします。
「爺杉」という名前ですが、
まだまだ「若いエネルギー」がある気がする。



「爺杉(じじすぎ)」は、
樹齢1000年を越えており、
「国の天然記念物」に指定されている。

「1902年(明治32年)」までは、
もう一つの大きな杉の木「婆杉(ばばすぎ)」が
並んで立っていて、
「羽黒山の名物」となっていたそうです。

「1902年(明治32年)」の夏に発生した「台風」で、
「婆杉」が倒壊してしまい、
現在の「爺杉」のみとなってしまったそうです。


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「山上」と「山麓」の境目「須賀の滝」




「羽黒山」の入り口である「随神門」を通って、 「継子坂」の石階段を下り、少し歩くと、
「山上」と「山麓」の境目とされる
「祓川(はらいがわ)」「須賀の滝(すがのたき)」が見える。


「祓川(はらいがわ)」には、
「朱色」が綺麗な「神橋」が掛かっていて、
そこから見える
「祓川(はらいがわ)」と「須賀の滝(すがのたき)」の景色は、
とても綺麗で、
季節によって、異なる表情を見せてくれそう。


古くは、
「出羽三山」「羽黒山」を参拝する前に、
「祓川(はらいがわ)」に身を沈め、
身体を清めてから、参拝に向かったそう。





「須賀の滝(すがのたき)」は、
「1654年(承応3年)」に、
「別当天宥」により、
「月山」の山麓にある「沢」から、
「約8km」距離を引水し、
「祓川(はらいがわ)」の「懸崖」の上に
水を引き込み、
「須賀の滝(すがのたき)」を作ったらしい。

当初の名前は、「不動の滝」と言われていたらしい。


「随神門」で、
「俗世」と「神域」が分けられているが、
「祓川(はらいがわ)」と「須賀の滝(すがのたき)」によって、
「山上」と「山麓」を呼び分けているとのこと。


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「出羽三山神社(羽黒山)」とは




「出羽三山神社(羽黒山)」は、
「出羽三山」の一つで、
・羽黒山(標高414m)=出羽三山の主峰「月山」の北西山麓にある「丘陵」
・月山(標高1984m)=出羽三山の主峰
・湯殿山(標高1500m)=出羽三山の奥宮
の3つの「出羽」の山で構成されている。
「出羽国」を東西に分ける「出羽丘陵」の主要部を占める「山」。

「羽黒山」は、
「出羽三山」の玄関口になっていて、

一番アクセスしやすい「出羽三山」の「神社」。

「羽黒山」は、
「出羽三山」の中で、
最初に開山され、
その後、「月山」「湯殿山」が開山された。


今から1400年ぐらい前に、
32代「崇峻天皇」の皇子「蜂子皇子」が、
「羽黒山」に辿り着き、
「蜂子皇子」は、
難行苦行の修行を積み、
「羽黒山頂」に「出羽(いでは)神社」を建立したと言われている。

「出羽三山神社」では、
その年を「出羽(いでは)神社」の「御開山の年」として、
「蜂子皇子」を「御開祖」と定めた。


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「出羽三山」の「羽黒山」への「アクセス方法」





「出羽三山」の「羽黒山」へは、
「車」「路線バス」でアクセスすることができ、

・「石段2446段」を歩くコース
・頂上近くの「駐車場」からのコース

の2通りがあるそう。






「石段2446段」を歩く時の「駐車場」




頂上近くの「駐車場」から歩く時の「駐車場」

頂上近くの「駐車場」まで
「車」で訪れる場合、
「羽黒山有料道路」を通過しますが、
「料金」と「営業時間」があります。

早朝(9時前)から訪れたい場合は、
「石段2446段」を歩くコースのみとなる。



「羽黒山有料道路」の「営業時間」

営業期間通年営業 ◎冬季閉鎖期間/なし
11/24(新嘗祭翌日)~3/31午前9:00~午後4:00
4/1~GW前日午前8:00~午後4:00
GW翌日~6/30 及び 9/1~11/23午前8:00~午後5:00
GW期間中 及び 7/1~8/31午前7:30~午後5:00
※神社の祭事等により変更あり ※但し今後の新型コロナウイルス感染状況により変更する場合があります

「羽黒山有料道路」の「通行料金(往復料金)」

自動二輪車(原付バイクなど125㏄以下の車両は通行不可)200円
普通自動車(5・3ナンバー)400円
普通自動車(身体・知的障がい者割引)200円
普通貨物車(4ナンバー)600円
バス1,400円


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「出羽三山(でわさんざん)」とは


「出羽三山(でわさんざん)」は、
・羽黒山
・月山
・湯殿山
の総称。


Address : 〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33番地
御祭神:伊氐波神・稲倉魂命(羽黒権現)。本地仏:正観世音菩薩。
Address : 〒990-6609 山形県東田川郡庄内町立谷沢 字本澤31
御祭神:月読命(月山権現)。本地仏:阿弥陀如来。
Address : 〒997-0532 山形県鶴岡市田麦俣 六十里山7
御祭神:大山祇神・大己貴命・少彦名命(湯殿山権現)。本地仏:大日如来。


「出羽三山」がある場所は、
かつて「出羽国(でわのくに/いではのくに)」と呼ばれていたことから、
近代以降に「出羽三山」と呼ばれるようになった。

かつては、
・羽州三山
・奥三山
・羽黒三山(天台宗系)
・湯殿三山(真言宗系)
と呼ばれていた。

修験道を中心とした山岳信仰の場であり、
現在も多くの「修験者」「参拝者」が訪れている。


「出羽三山(でわさんざん)」の
「羽黒山」「月山」「湯殿山」には、
それぞれの「山頂」に「神社」が設けられていて、
(「湯殿山」には社殿がない)
総称として「出羽三山(でわさんざん)」と呼ばれている。

宗教法人としての名称は「月山神社・出羽神社・湯殿山神社」となっていて、
一つの宗教法人として運営されている。

「出羽三山」のうち、
「羽黒山」には、「3社」の「神」を併せて祀る
「三神合祭殿」がある。

全ての神社を参拝できない時は、
「羽黒山」を参拝するのが良い。


「毎年8月末」には、
「出羽三山神社(神道)」「羽黒山修験本宗(修験道)」のそれぞれの山伏で、
「秋の峰」と呼ばれる「1週間以上」も「山に籠る荒行」が行われているそう。



山名社名御祭神本地仏所在地
月山 月山神社(がっさんじんじゃ) 月読命(月山権現) 阿弥陀如来 〒990-6609 山形県東田川郡庄内町立谷沢 字本澤31
羽黒山 出羽神社(いではじんじゃ) 伊氐波神・稲倉魂命(羽黒権現) 正観世音菩薩 〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33番地
湯殿山 湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ) 大山祇神・大己貴命・少彦名命(湯殿山権現 大日如来 〒997-0532 山形県鶴岡市田麦俣 六十里山7


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「出羽三山」の歴史


「出羽三山(でわさんざん)」は、
「約1400年以上前」に、
第32代天皇「崇峻天皇」の第一皇子「蜂子皇子」が、
父「崇峻天皇」を暗殺した「蘇我馬子」から逃れて、
山形県鶴岡市にある「羽黒山」に辿り着き、
出家し、修行を行っていき、
「末羽黒山頂」に「社」を創建したことが、
「出羽三山神社(羽黒山)」の始まりと言われている。

「羽黒山」の名称は、
「蜂子皇子」が、
父「崇峻天皇」を暗殺した「蘇我馬子」から逃れる時に、
「羽の黒い鳥(カラス)」に導かれ、
「三本足の霊烏」という説もあるが、
現在の「羽黒山」の場所にたどり着いたことから、
「羽黒山」と名付けられたそう。


その後、
「蜂子皇子」は、
「羽黒山」と同じ年に、 「月山」を開き、
その「12年後」に、
「湯殿山」を開区ことで、
「出羽三山」となった。


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「出羽三山」は日本有数の「パワースポット」


「出羽三山」は、
「出羽三山」は日本有数の「パワースポット」。


豊かな自然の中で、
強力な「パワー」を感じることができると言われている。


山の自然に囲まれ、
山道を歩いていると、
荘厳な雰囲気を感じられる。

頂上から眺められる景色は、
古き日本の姿と変わらない
自然の風景と遭遇する。


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「出羽三山」を巡る旅は「生まれかわりの旅」


「出羽三山」のそれぞれの「山」には、
それぞれの「意味」があり、

・羽黒山 = 現在
・月山 = 過去
・湯殿山 = 未来

として考えられており、
「出羽三山」を巡ることで、
「死」と「再生」を巡る「生まれかわりの旅」として、
古くから信仰を集めていた。


「松尾芭蕉」が記した「おくのほそ道」は、
「松尾芭蕉」が、
「死」と「再生」の世界を求めた「旅」について記したもの。
その度の大きな目的の一つが、
「出羽三山」の参拝だったとも言われている。


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「出羽三山」を巡る旅は「生まれかわりの旅」


「江戸時代」の中期に、
「西の伊勢参り、東の奥参り」と言われるようになり、
「出羽三山」は、
「東の奥参り」として、人気となった。


「西の伊勢参り」と言われるのは、
「三重県伊勢市」にある
天皇家の祖先であり、
日本の総氏神の
「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀っている
日本最初の神宮「伊勢神宮」のことで、
「伊勢神宮」を参拝する「お伊勢参り」は、
江戸時代から人気の旅となっていた。


「東の奥参り」と言われる
「奥参り」の「奥」は、
「出羽三山」の一つ「湯殿山」が、
「奥の院」と呼ばれていることからきているそうです。

「山形県鶴岡市」にある「出羽三山」は、
「江戸時代」の初期に、
「松尾芭蕉」による「おくのほそ道」に登場したことで、
徐々に注目されるようになった。


「江戸時代」には、
「伊勢神宮」「出羽三山」の双方を参拝することが、
とても人気となっており、
「出羽三山」には、
江戸時代ですでに
「約15万人」の人が歩いて参拝に訪れたそう。


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「日本三大修験道」の一つ「出羽三山」


「出羽三山」は、
「現在熊野三山(和歌山県)」「英彦山(ひこさん)(福岡県・大分県)」と共に、
「日本三大修験道」の一つ。


「修験道」は、
「仏教」と「山岳信仰」が組み合わさった
「神」と「仏」が融合した「神仏集合」の
日本独特の「宗教」。

日本古来からの
自然を崇拝する信仰があり、
山や海などには、神が宿っていて、
自然の力は、神がの御意志として、
自然の恵に感謝し、
自然を敬い、寄り添って生活をしていた。

「山岳信仰」も、
山には神が宿ると考え、信仰されていた。


「山岳信仰」がある中で、
海外から伝わってきた
仏様への崇拝を解く「仏教」の教えも加わり、
「山岳信仰」と「仏教」を合わせた
「神」と「仏」が融合した「神仏集合」と言われる
独自の宗教が確立されていった。

「出羽三山」では、
現在でも、
「神」と「仏」が融合した「神仏集合」の名残が色濃く残っている。


その中で、
「山々」の中で、
修行をする傾向が出てきて、
日本全体の小さな山々にまで、
修行をするための「修験道」が作られていった。


「出羽三山」と同じ時代に、
「現在熊野三山(和歌山県)」「英彦山(ひこさん)(福岡県・大分県)」でも、
「脩験道」が開拓され、
「日本三大修験道」として知られるようになった。


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「出羽三山」の参拝方法


「出羽三山」を参拝する順番は、
一般的に、

「羽黒山」→「月山」→「湯殿山」

の順番で「参拝」することで、
「生まれ変わり」を果たすと言われている。


「出羽三山」の3つを全て参拝できない時は、
「羽黒山」の山頂に、
「出羽三山」を全て参拝するのと同じになる
「羽黒山」「月山」「湯殿山」の三神を合わせて祀る
日本随一の大社殿「三神合祭殿」がある。


「羽黒山」は、
最も村里に近く、
「出羽三山」で唯一、
1年中の参拝が可能で、
気軽に参拝しやすくなっている。


一般的な「羽黒山」の参拝では、
羽黒山頂までの「2446段の石段」を登って行く。

体力的に難しい場合は、
「車」「路線バス」で、
山頂近くまでアクセスすることもできるようになっている。
「登山」が難しい時は、
「羽黒山」を参拝して、
「出羽三山」を参拝することが可能。



「月山神社」と「湯殿山神社」の「本宮」は「写真撮影NG」

「月山神社」と「湯殿山神社」の「本宮」では、
「写真撮影NG」となっているので注意。
「羽黒山」は、
基本的に「撮影可能」にはなっていますが、
「マナー」と「節度」を守るのは、
どこでも最低限の条件。


密かに撮影して、
事故や病気などの不運が起こった後に、
写真を戻してお詫びに訪れることが、
年に何回かあるそうです。



「出羽三山」を参拝する「服装」

「出羽三山」を参拝する「服装」は、
昔は、
「お清め」「魔除け」の色とされる
白い「白装束」で参拝していたそうです。
「白装束」は、「神様」に対する
「正装」と考えられていたそう。

現在では、
「白装束」は難しいので、
普通の服装で大丈夫とのこと。
「白装束」の代わりに、
首からかける白い布「おしめ」をかけて
参拝するようになっているそう。

・羽黒山の麓にある随神門そばの社務所 ・山頂の出羽三山神社参集殿
にて、
「500円」でお借りすることもできる。



一番気軽に参拝できるとされている
「羽黒山」でさえも、
「石段2446段」の階段があるので、
現在では、
登山に適した服装で参拝することが、
一番望ましいのかもしれません。

安全に、
マナーを守って、
「出羽三山」を参拝するのが、
「礼儀」となるのかもしれません。


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