「戸隠神社」は、
霊山「戸隠山」の麓に、「奥社」「中社」「宝光社」「九頭龍社」「火之御子社」
の五社からなる神社。
創建してから、二千年以上の歴史を持っている。
「日本神話」にある「天照大神」が隠れていた
「天の岩屋」の扉を隠していた岩「天の岩戸」が飛んできて、
「戸隠山」は、今の姿となったと言われているそうです。
「戸隠山」自体が、「天の岩戸」だという説もあるそうです。
「天の岩屋」の扉を隠していた岩「天の岩戸」でできたから「戸隠」という地名なのか、
もともと、「戸隠」という地名の所に飛んできたのかは、わかりませんでした。
神社とお寺が一体となっていた「神仏習合」のころは、
「戸隠神社」は、「戸隠山顕光寺」という名称で、
平安時代は、修行のお寺として知られ、
「比叡山」「高野山」と共に、「戸隠山」を含め、
「三千坊三山」と言われていたそうです。
神社とお寺を分離するという「神仏分離」によって、
現在の「戸隠神社」という名称となったそうです。
「戸隠神社」の御祭神
「奥社」=「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」
「中社」=「天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)」
「宝光社(ほうこうしゃ)」=「天表春命(あめのうわはるのみこと)」
「宝光社(ほうこうしゃ)」は、
「開拓」「学問技芸」「裁縫の神」「安産の神」「女性や子供の守り神」
として御神徳があり、
「中社」祭神の御子神様「天表春命(あめのうわはるのみこと)」が御祭神。
「九頭龍社(くずりゅうしゃ)」は、
「奥社」の近くにあり、
奥社の御祭神「天手力雄命」が奉斎される以前に
地主神として奉斎されていた「九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)」が御祭神。
「心願成就」の御神徳高く特別なる信仰を集めているそうです。
加えて、古来より「水の神」「雨乞いの神」「虫歯の神」「縁結びの神」
の御神徳もあるそうです。
「火之御子社(ひのみこしゃ)」は、
1098年(承徳二年)頃に創建され、
「天の岩戸」の前で舞われた「天鈿女命」が主祭神。
他に三柱の神様をお祀りしている。
「舞楽芸能の神」「縁結びの神」「火防の神」として尊崇されているそうです。
境内には、樹齢500年を超える「夫婦の杉(二本杉)」と有名な「西行桜」がある。
ご祭神
・天鈿女命(あめのうずめのみこと)
・高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)
・栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
・天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
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