「愛犬」との「水遊び」には、
・食塩中毒
・水中毒
・皮膚炎
・肉球の火傷
・毒性のある「海洋生物」
・「細菌」と「原生生物」
・胃腸ピシウム感染症
などの危険があります。
どれも危険で、
最悪、「愛犬」の「死」に繋がる危険が多いです。
食塩中毒
「食塩中毒」は、
「海水」の「塩分」により、
「食塩」の過剰摂取状態に陥り、
「嘔吐」「下痢」を引き起こし、
「脱水症状」によって、
「重度の脳障害」「心臓疾患」「腎臓疾患」
などを引き起こします。
「海水浴」を楽しんだ後、
「食塩中毒」の症状が現れ、
数時間後に回復したのですが、
数日後に、「死亡」してしまうことがあります。
「食塩中毒」は、
発祥をしたら、
「1週間」ほどは、
愛犬の「体調」「表情」「症状」に注意が必要です。
もともと「心臓疾患」「腎臓疾患」を持っている「犬」は、
「海水浴」に連れて行かない方が良いとのことです。
少しの「塩分」で、悪化することが考えられます。
「犬の被毛」により、
「人」のように、
「汗」をかくことができない「犬」は、
「汗」による「食塩」を体外に排出することが難しいことも
覚えておく必要があります。
「愛犬」との「海水浴」では、
「海水」を飲まないように、
気を付けましょう。
水中毒
「水中毒」は、
「水分」の過剰摂取によって、
体内の「細胞」が「膨化」させることで。
「低ナトリウム血症」の症状を引き起こした状態のことを言います。
「水中毒」になると、
・嘔吐
・痙攣(けいれん)
・呼吸困難
などの症状が現れます。
「水分」をあげすぎるのも危険なので、
「スポーツドリンク」などのように、
必要な「ミネラル」も摂取できるようにしてあげる。
皮膚炎
「犬」は、
多くの「被毛」により、
身体が覆われています。
「被毛」に、
「海水」が含まれることで、
「皮膚」にアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性がある。
「海水浴」後に、
「皮膚」に「炎症」や「違和感」を感じたら、
「動物病院」での「診察」が必要になります。
肉球の火傷
「夏」の「砂浜」は、
太陽に照らされ、
「砂」の表面温度で、
簡単に「火傷」するぐらい高温になります。
「犬」の「肉球」は、
丈夫にできていますが、
「ケガ」「火傷」をします。
「海水浴」では、
歩く場所の温度に、
気を付けてあげましょう。
毒性のある「海洋生物」
日本の海にも、
毒性を持つ、
「クラゲ」「エイ」などの
「海洋生物」が存在します。
毒性を持つ「海洋生物」は、
「人」も危険ですが、
「犬」も同じく危険だと、
知っておく必要があります。
訪れる「海」に生息する
毒性を持つ「海洋生物」の種類は、
調べておきましょう。
「細菌」と「原生生物」
「水中」に生息する
「細菌」と「原生生物」には、
注意が必要です。
「クリプトスポリジウム」「コクシジウム」といった
「寄生虫」「微生物」などの「細菌」と「原生生物」が、
「川」には、生息しており、
感染すると、
様々な症状を引き起こし、
死に至るものも複数あります。
「傷口」「摂取」などによって、
「感染」「寄生」することがあるので、
十分にご注意下さい。
海でも、
「潮だまり」や「河口付近」などで、
「細菌」と「原生生物」が繁殖する可能性が
ないとは言えません。
胃腸ピシウム感染症
「胃腸ピシウム感染症」は、
「食道」「胃腸」などで、
菌である「ビジウム菌」が繁殖し、
・食欲の低下
・嘔吐
・下痢
などの症状を引き起こす。
「ビジウム菌」は、
「真菌」の一つで、
「池」「沼」「川」などの、
水辺に生息しており、
「集団発生」することもある。
「ビジウム菌」がいる「水」に触れるか、
摂取することで感染すると言われている。
「ビジウム菌」は、
死にいたる危険性のある「感染症」で、
現在、治療も困難途言われています。
「ビジウム菌」がいそうな水辺には、
近づかないようにしましょう。
「海」の近くの「水だまり」が、
「海水」とは限りません。
「海」でも油断は禁物です。
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