【Pet】「愛犬」は「海遊び」の後、数日で「死んでしまう」ことがある

【Pet】
「愛犬」は「海遊び」の後、数日で「死んでしまう」ことがある








INDEX


はじめに

「愛犬」は「海遊び」の後、「死んでしまう」ことがある
「愛犬」との「海遊び」には「危険」が多い
「愛犬」との「海遊び」の後にする必須の「愛犬ケア」
「愛犬」の「身体」を効率よく「冷やす方法」
「海遊び」の後の「数日間」は「注意」が必要

「海遊び」のあとの「熱中症」は、必ずなるし、凄く危険
「海遊び」のあとは「塩中毒」の「対策」も「必須」
「海水」に触れると「皮膚炎」を引き起こす可能性もある
「夏の砂浜」は「高熱」なので歩かせると「肉球の火傷」になる
目に見えない「細菌」と「原生生物」にも「注意」

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はじめに



「夏」になると、
「愛犬」と一緒に「海」に行くことも多くなる。


ですが、
「愛犬」との「海遊び」は、
帰宅後の数日間は、とても注意が必要で、
「愛犬ケア」もやることが多い。


そのまま何もしないと、
数日後に「愛犬」が突然倒れたり、
最悪、死んでしまうこともある。


「海」は、
愛犬と楽しく過ごせる場所ですが、
危険が潜んでいる場所であることを知らないと、
とても危険。



詳しくは、
下記をご参照ください。


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「愛犬」は「海遊び」の後、「死んでしまう」ことがある



「愛犬」との「海遊び」は、
とても楽しいイベントですが、


「海遊び」のあと、
「愛犬」が、数日で「死んでしまう」ことがある。


すべての「犬」に当てはまることで、
原因は、「熱中症」「塩中毒」。


わかりやすい「熱中症」「塩中毒」は、
対処がしやすいが、
静かに進行する「サイレント」な「熱中症」「塩中毒」は、
数日で、愛犬が死んでしまう。


「良く寝ているなぁ」と思っていたら、
「ぐったり」しているだけだったりする。
死にかけていることに、気付かない。


2日後に、愛犬が倒れてから
慌てて救命活動をするなど、
恐ろしい出来事に繋がる。


どんなに、
元気に楽しく、短時間であっても、
「愛犬」の「熱中症」「塩中毒」は、
帰宅してから「3日間」ぐらいはケアが必要。



世界中で、
「海遊び」の後に、
「愛犬」が死んでしまったというエピソードは、
かなりあるそう。

きちんと知識を身に着けて、
「海遊び」へと出かけた方が良い。


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「愛犬」との「海遊び」には「危険」が多い



「愛犬」との「海遊び」には、

・熱中症
・塩中毒
・水中毒
・皮膚炎
・肉球の火傷
・「毒性」のある「海洋生物」
・「細菌」と「原生生物」
などの危険が潜んでいる。
どれも危険で、
最悪、「愛犬」の「死」に繋がる危険が多い。

「皮膚炎」「肉球の火傷」以外は、
「死亡」した事例は多い。

「熱中症」「塩中毒」「水中毒」は、
数日後に症状が悪化し、
倒れて、死んでしまう事例が多い。

どれも、
「海遊び」の後に、
必須の「愛犬ケア」をしていなかったことが、
助けられなかった要因の1つとなっているそう。


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「愛犬」との「海遊び」の後にする必須の「愛犬ケア」



「愛犬」と「海遊び」をしたら、
必ずしないと危険な必須の「愛犬ケア」がある。


「夏の海遊び」は、必ず「熱中症」になっている。


「暑い夏」に愛犬と「海遊び」に行くと、
ほとんど「波打ち際」にいるのに、
軽度だが、必ず「熱中症」「塩中毒」になっている。
そして、
水を与えすぎたりするなどの、
対応がまずいと「水中毒」に変化する。

意外と
「海遊び」は、
かなり注意が必要な「愛犬との遊び」。



「海遊び」の後に必須の「愛犬ケア」には、
・水分補給させる
・おやつなどで「栄養補給」させる
・「ケガ」「皮膚炎」の有無を確認する
・「体温」が通常より高い(熱い)かを確認する
・身体に付着した「塩分」を洗い流す
・体温を「通常体温」まで、ゆっくりと「冷やす」
・水分を適量ずつ、1時間ごとに飲ませる
・「カリウム」を多く含む「食材」を「ご飯」に取り入れる
・数時間ごとに「体温チェック」をする
・グッタリしていないことを数時間ごとに確認する
・「おしっこ」「ウンチ」をしているか数日間の確認をする
・歩いているかを数日間の確認をする

などが「必須」となる。
「3日間」ぐらいは継続して「愛犬チェック」「愛犬ケア」が必要。

「小型犬」は、身体が小さいので、
特に注意が必要。


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「海遊び」の後の「数日間」は「注意」が必要



「愛犬」との「海遊び」の後、
「数日間」は、愛犬の様子をチェックするなどの「注意」が必要。


「海遊び」をした日の「2日後」。
「熱中症」で「愛犬」が倒れました。
痙攣をおこして、重度の「熱中症」の症状が発生。


「熱中症」は、
帰りに、海で洗った時に、「震え」ていても、
帰って、「シャワー」で汚れを落としても、
静かに「冷房の効いた部屋」で進行していきます。



「犬」は、
「体温調整」が下手です。

・「息のハアハア」という「パンティング」
・「肉球」の間からの「汗」

という2つの「体温調整方法」しかない。
しかも、調整能力は高くない。


「熱中症」になると、
2つの体温調整方法も機能しなくなる。
呼吸も弱くなり、
身体を冷やす方法も無くなってしまう。


だから、
「海遊び」の時などの「熱中症」対策は、
「飼い主の役割」になります。


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「愛犬」の「身体」を効率よく「冷やす方法」



「愛犬」の「身体」を冷やす時は、
急激に「冷やす」のは、してはいけない方法。


「身体」を冷やすときは、
「毛細血管」を利用して、
「冷たい血液」を全身に循環させる。


「急激」に身体を冷やすと、
「毛細血管」が収縮してしまい、
血液が循環できなくなってしまう。
身体を保温することになる。


身体を冷やすときは、

・「大きな血管」が通っている「首」「脇」「足の付け根」などを冷やす
・「体温より少し冷たい水」に浸かる

という方法が有効。


「全身」を「水」に浸す場合は、
「犬の平常体温」よりも少し低い「35℃~37℃」ぐらいにすると
ゆっくりと気持ちよく、身体を冷やすことができる。
愛犬が少しして「少し震える」ぐらいが丁度良い温度。


「身体の深部体温」を冷やして上げるのが重要で、
表面だけ冷やしても、深部の「熱中症」は解消されない。
「5分~15分」ぐらいかけて、ゆっくりと冷却してあげる。

実際の「愛犬の体温」によって時間は調節する。


家に、
「愛犬用のバスタブ」を用意してあげると良い。
今だと「折りたたみの長方形バケツ」が販売されていて、
愛犬用に丁度良い。







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「海遊び」のあとの「熱中症」は、必ずなるし、凄く危険



「熱中症」は、
「太陽熱」「気温」「運動」などによって、
「身体」に「熱」がこもり、
「体温調節」が出来ず、
グッタリとしたり、
嘔吐したり、 倒れたり、 痙攣を起こしたりする。


「熱中症」で、
体温が「40℃以上」になると危険信号。
先ほど記述した、様々な症状が発生する。


そして、
「42℃以上」になると、
身体の「タンパク質」が変性し、
臓器にダメージを与え、「臓器の機能」が低下する。
最終的に「多臓器不全」となって、死んでしまう。


「42℃」になる前に対応しなければならない。
「犬の平常体温」は、「37℃~39℃」。
「40℃」「42℃」は、余り余裕のある温度ではない。




我が家の愛犬も、
比較的、「海遊び」をした「夏」には、
ほぼ「熱中症」になっている。
元気ではあるが、
身体は凄く熱くなっている。


正直、「海遊び」の後の数日は、
めちゃくちゃ、愛犬の様子をチェックした方が良い。
体温が、普段より高く、「身体が熱い」と思ったら、
愛犬の体内で「熱中症」が進行している「サイン」。

呼吸が粗いのも見逃してはダメ。


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「海遊び」のあとは「塩中毒」の「対策」も「必須」


「犬」は、
「体重1kgあたり」に「塩4g」が「致死量」。
「1g~2g」ほどで「中毒症状」が現れる。


「海水」の「塩分濃度」は、
「3%~4%」ほど。
「海水100g(100ml)」に、「塩分3g~4g」が含まれる。

「体重5kg」だと「致死量:塩20g」「中毒症状:5g~10g」で、
「海水:100ml~500ml」で「中毒症状」となり「致死量」となる。

「海」で遊んでいたら、
「口」に入っていてもおかしくない量。

「海遊び」では、必ず「塩中毒」になると思った方が良い。





「塩中毒」は、
「海水」の「塩分」により、
「食塩」の過剰摂取状態に陥り、
「嘔吐」「下痢」を引き起こし、
「脱水症状」によって、
「重度の脳障害」「心臓疾患」「腎臓疾患」
などを引き起こします。


「海水浴」を楽しんだ後、
「塩中毒」の症状が現れ、 数時間後に回復したのですが、
数日後に、「死亡」してしまうことがあります。

「塩中毒」は、
発祥をしたら、
「1週間」ほどは、
愛犬の「体調」「表情」「症状」に注意が必要です。


もともと「心臓疾患」「腎臓疾患」を持っている「犬」は、
「海水浴」に連れて行かない方が良いとのことです。
少しの「塩分」で、悪化することが考えられます。


「犬の被毛」により、
「人」のように、
「汗」をかくことができない「犬」は、
「汗」による「食塩」を体外に排出することが難しいことも
覚えておく必要があります。


「愛犬」との「海水浴」では、
「海水」を飲まないように、
気を付けましょう。


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「海遊び」では「水中毒」にも気を付ける


「海遊び」では、
「水中毒」にも気を付ける必要がある。

「塩中毒」を意識して、
「水」を大量に与えると、
「愛犬」は、「水中毒」になってしまうことがある。

「急激な塩分低下」は、
「脳」に水分が集まってしまい、
「脳浮腫」を引き起こすそう。

「水」の補給方法にも注意が必要。
適量を一定間隔で上げるのが良い。



「水中毒」は、
「水分」の過剰摂取によって、
体内の「細胞」が「膨化」させることで。
「低ナトリウム血症」の症状を引き起こした状態のことを言う。


「水中毒」になると、
・嘔吐
・痙攣(けいれん)
・呼吸困難
などの症状が現れる。




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「海水」に触れると「皮膚炎」を引き起こす可能性もある


「犬」との「海遊び」では、
「皮膚炎」にも注意が必要。


「犬」は、
多くの「被毛」により、
身体が覆われている。

その「被毛」に、
「海水」が含まれることで、
「皮膚」に「アレルギー反応」を引き起こしてしまう可能性がある。


「海水浴」の前に、通常の皮膚を確認しておき、
「海水浴中」「海水浴後」に、
「皮膚」に「炎症」や「違和感」を感じたら、
「動物病院」での「診察」が必要になる。


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「夏の砂浜」は「高熱」なので歩かせると「肉球の火傷」になる


「夏」の「砂浜」は、
太陽に照らされ、
「砂」の表面温度で、
簡単に「火傷」するぐらい高温になる。


「犬」の「肉球」は、
丈夫にできているが、
「ケガ」「火傷」となる事もある。


この「肉球の火傷」は、
「熱中症」にも影響する。
「犬」の「体温調節」は、
「口のハアハア」という「パンティング」と
「肉球」の間から出る「汗」の
「2つ」しかない。

「肉球の火傷」によって、
「体温調節機能」が1つ少なくなって、
「熱中症」にかかりやすくなる。


「海水浴」では、
歩く場所の温度に、気を付けてあげる。


出来れば、
波打ち際までは「抱っこ」してあげて連れていく。


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日本の海にも、
毒性を持つ、
「クラゲ」「エイ」などの
「海洋生物」が存在します。

毒性を持つ「海洋生物」は、
「人」も危険ですが、
「犬」も同じく危険だと、
知っておく必要があります。


訪れる「海」に生息する
毒性を持つ「海洋生物」の種類は、
調べておくとよい。


砂浜で、
特に気を付けた方が良いのは、
「海洋生物の死骸」。


「エイ」の尻尾には、「毒針」があるので、
うっかり踏んでしまうと、
「毒」があるかもしれない。

「クラゲ」「フグ」などの「毒」を持つ
「海洋生物の死骸」も打ち上げられていることが多い。



「愛犬」の体内に、
「毒」が入ってしまった場合は、
急いで近くの「動物病院」へ向かうしかない。


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目に見えない「細菌」と「原生生物」にも「注意」


「水中」に生息する
「細菌」と「原生生物」には、
注意が必要です。


「クリプトスポリジウム」「コクシジウム」といった
「寄生虫」「微生物」などの「細菌」と「原生生物」が、
「川」には、生息しており、
感染すると、様々な症状を引き起こし、
死に至るものも複数あるらしい。


「川」は、「海」に繋がっていて、
「河口」は、必ず「海」にある。


「傷口」「摂取」などによって、
「感染」「寄生」することがあるので、
十分にご注意下さい。

他にも、
「潮だまり」などでも、
「細菌」と「原生生物」が繁殖する可能性が
ないとは言えない。


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