【Body Care】
効率的に「ダイエット」をする方法
年齢 | 男性(体重1kgあたり) | 女性(体重1kgあたり) |
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1~2歳 | 61.0 kcal | 59.7 kcal |
3~5歳 | 54.8 kcal | 52.2 kcal |
6~7歳 | 44.3 kcal | 41.9 kcal |
8~9歳 | 40.8 kcal | 38.3 kcal |
10~11歳 | 37.4 kcal | 34.8 kcal |
12~14歳 | 31.0 kcal | 29.6 kcal |
15~17歳 | 27.0 kcal | 25.3 kcal |
18~29歳 | 23.7 kcal | 22.1 kcal |
30~49歳 | 22.5 kcal | 21.9 kcal |
50~64歳 | 21.8 kcal | 20.7 kcal |
65~74歳 | 21.6 kcal | 20.7 kcal |
75歳以上 | 21.5 kcal | 20.7 kcal |
脂肪細胞からの遊離 |
「脂肪」は、 主に「トリグリセリド」として脂肪細胞に蓄積されている。 「エネルギー」が必要になると、「ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリンなど)」が作用し、 「神経系の刺激」によって、脂肪細胞内の酵素「リパーゼ」が活性化される。 |
トリグリセリドの分解 |
活性化された「リパーゼ」は、「トリグリセリド」を分解し、「脂肪酸」と「グリセロール」を遊離させる。 |
血中への放出 |
遊離した「脂肪酸」は、血液中に放出され、「アルブミン」というタンパク質と結合し、全身の組織へ運ばれる。 「グリセロール」は、肝臓で糖新生の材料として利用されるか、「エネルギー」として利用される。 |
2. 脂肪酸の輸送と活性化 | |
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細胞内への取り込み |
運搬された「脂肪酸」は、「細胞膜」を通過して細胞内に取り込まれる。 |
活性化 |
細胞内に入った「脂肪酸」は、「ATP」を消費して、 「アシルCoA」という活性化された形になる。 この反応には、「ビタミンB5(パントテン酸)」や「コエンザイムA」が「補酵素」として必要。 |
3. 脂肪酸のミトコンドリアへの輸送 | |
カルニチンシャトル |
活性化された「脂肪酸(アシルCoA)」は、ミトコンドリア内膜を通過できない。 そこで、「L-カルニチン」という物質が、「アシルCoA」を「ミトコンドリア内膜」を通過できるように運搬する。 |
4. β酸化 | |
脂肪酸の分解 |
「ミトコンドリア」内に入った「脂肪酸」は、「β酸化」という過程によって、「2炭素」ずつ分解され、「アセチルCoA」という物質になる。 この過程で、「FADH2」と「NADH」という「電子伝達体」も生成される。 |
必要な栄養素 |
「β酸化」には、「ビタミンB2(リボフラビン)」「ビタミンB3(ナイアシン)」などが「補酵素」として必要。 |
5. クエン酸回路(TCA回路) | |
アセチルCoAの酸化 |
「アセチルCoA」は、クエン酸回路に入り、様々な酵素の作用によって、「二酸化炭素」と「水」に分解される。 この過程で、「GTP」「FADH2」「NADH」という「高エネルギー化合物」が生成される。 必要な栄養素 「クエン酸回路」には、 「ビタミンB1(チアミン)」「ビタミンB2(リボフラビン)」「ビタミンB3(ナイアシン)」「ビタミンB5(パントテン酸)」 などが「補酵素」として必要。 |
6. 電子伝達系 | |
ATPの生成 |
「クエン酸回路」で生成された「FADH2」「NADH」は、 「ミトコンドリア内膜」にある電子伝達系で、「酸素」と反応し、大量の「ATP(アデノシン三リン酸)」を生成する。 「ATP」は、「細胞のエネルギー源」として利用される。 必要な栄養素 「電子伝達系」には、 「鉄」「銅」などの「補因子」が必要。 |
栄養素 | 説明 |
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ホルモン(アドレナリン) |
生成に必要な栄養素 ・フェニルアラニン ::: 大豆製品、肉類、魚介類、乳製品) ・チロシン ::: 大豆製品、肉類、魚介類、乳製品、アボカド) ・ビタミンB6 ::: レバー、マグロ、カツオ、バナナ、ジャガイモ) ・ビタミンC ::: 果物(柑橘類、イチゴなど)、野菜(ピーマン、ブロッコリーなど)) ・銅 ::: レバー、牡蠣、エビ、ナッツ類、豆類) |
ホルモン(ノルアドレナリン) |
生成に必要な栄養素 ・フェニルアラニン ::: 大豆製品、肉類、魚介類、乳製品) ・チロシン ::: 大豆製品、肉類、魚介類、乳製品、アボカド) ・ビタミンB6 ::: レバー、マグロ、カツオ、バナナ、ジャガイモ) ・ビタミンC ::: 果物(柑橘類、イチゴなど)、野菜(ピーマン、ブロッコリーなど)) ・銅 ::: レバー、牡蠣、エビ、ナッツ類、豆類 |
リパーゼ |
生成に必要な栄養素 ・たんぱく質 ::: 肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品) ・ビタミンB群 ::: レバー、魚介類、肉類、卵、乳製品、豆類、緑黄色野菜) ・ミネラル ::: 海藻類、野菜類、豆類、ナッツ類) ・食物繊維 ::: 野菜類、果物類、海藻類、豆類、きのこ類) |
タンパク質「アルブミン」 |
アルブミン生成に必要な栄養素 ・タンパク質 ::: 肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品) ・炭水化物 ::: 米、パン、麺類、芋類、果物) ・脂質 ::: 青魚、ナッツ類、アボカド、植物油) ・ビタミンB群 ::: レバー、魚介類、肉類、卵、豆類、緑黄色野菜) ・ビタミンC ::: 果物(柑橘類、イチゴなど)、野菜(ピーマン、ブロッコリーなど)) ・亜鉛 ::: 牡蠣、レバー、肉類、豆類、ナッツ類) |
ビタミンB5(パントテン酸) |
パントテン酸を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、腎臓、ハツなどの内臓肉 ・魚介類 ::: たらこ、イワシ、サケ ・卵 ::: 卵黄 ・乳製品 ::: 牛乳、ヨーグルト ・豆類 :: ::: 大豆、レンズ豆 ・野菜 ::: アボカド、ブロッコリー、カリフラワー、きのこ類 ・穀類 ::: 玄米、全粒粉パン |
コエンザイムA |
「パントテン酸」は、「コエンザイムA」の構成成分の一つで、「コエンザイムA」の合成に不可欠。 パントテン酸を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、腎臓、ハツなどの内臓肉 ・魚介類 ::: たらこ、イワシ、サケ ・卵 ::: 卵黄 ・乳製品 ::: 牛乳、ヨーグルト ・豆類 ::: 大豆、レンズ豆 ・野菜 ::: アボカド、ブロッコリー、カリフラワー、きのこ類 ・穀類 ::: 玄米、全粒粉パン |
L-カルニチン |
L-カルニチンを生成するのに必要な栄養素 ・リジン ::: 肉類、魚介類、卵、大豆製品 ・メチオニン ::: 肉類、魚介類、卵、乳製品、豆類 ・ビタミンC ::: 果物(柑橘類、イチゴなど)、野菜(ピーマン、ブロッコリーなど) ・鉄 ::: レバー、赤身肉、魚介類、豆類、緑黄色野菜 |
ビタミンB2(リボフラビン) |
ビタミンB2(リボフラビン)は、体内で生成することができない必須ビタミン。 ビタミンB2を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、ハツ、腎臓などの内臓肉 ・魚介類 ::: ウナギ、サンマ、サバ、アジ ・乳製品 ::: 牛乳、ヨーグルト、チーズ ・卵 ::: 鶏卵 ・豆類 ::: 大豆、納豆 ・野菜 ::: モロヘイヤ、ブロッコリー、アスパラガス ・その他 ::: きのこ類、酵母 |
ビタミンB3(ナイアシン) |
ビタミンB3(ナイアシン)は、体内で生成することができない必須ビタミン ビタミンB3を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、ハツ、腎臓などの内臓肉、鶏むね肉、豚肉 ・魚介類 ::: マグロ、カツオ、サバ、イワシ、アジ ・豆類 ::: 大豆、落花生 ・穀類 ::: 玄米、全粒粉パン ・その他 ::: きのこ類、酵母 |
ビタミンB1(チアミン) |
「ビタミンB1(チアミン)」は、体内で生成することができない必須ビタミン。 ビタミンB1を多く含む食品 ・肉類 ::: 豚肉(特にヒレ肉やもも肉)、レバー ・魚介類 ::: ウナギ、カツオ、マグロ、サバ ・豆類 ::: 大豆、納豆、インゲン豆 ・穀類 ::: 玄米、麦 ・野菜 ::: アスパラガス、ほうれん草、ブロッコリー ・その他 ::: 種実類、きのこ類 |
ビタミンB2(リボフラビン) |
「ビタミンB2(リボフラビン)」は、体内で生成することができない必須ビタミン。 ビタミンB2を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、ハツ、腎臓などの内臓肉 ・魚介類 ::: ウナギ、サンマ、サバ、アジ ・乳製品 ::: 牛乳、ヨーグルト、チーズ ・卵 ::: 鶏卵 ・豆類 ::: 大豆、納豆 ・野菜 ::: モロヘイヤ、ブロッコリー、アスパラガス ・その他 ::: きのこ類、酵母 |
ビタミンB3(ナイアシン) |
「ビタミンB3(ナイアシン)」は、体内で生成することができない必須ビタミン。 ビタミンB3を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、ハツ、腎臓などの内臓肉、鶏むね肉、豚肉 ・魚介類 ::: マグロ、カツオ、サバ、イワシ、アジ ・豆類 ::: 大豆、落花生 ・穀類 ::: 玄米、全粒粉パン ・その他 ::: きのこ類、酵母 |
ビタミンB5(パントテン酸) |
「ビタミンB5(パントテン酸)」は、体内で生成することができない必須ビタミン。 ビタミンB5を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、ハツ、腎臓などの内臓肉 ・魚介類 ::: たらこ、イワシ、サケ ・卵 ::: 卵黄 ・乳製品 ::: 牛乳、ヨーグルト ・豆類 ::: 大豆、レンズ豆 ・野菜 ::: アボカド、ブロッコリー、カリフラワー、きのこ類 ・穀類 ::: 玄米、全粒粉パン |
鉄 |
「鉄」は、体外から摂取する必要がある必須ミネラル。 鉄を多く含む食品 ・肉類 ::: レバー、赤身肉 ・魚介類 ::: マグロ、カツオ、イワシ、アサリ ・豆類 ::: 大豆、納豆 ・野菜 ::: ほうれん草、小松菜 ・海藻類 ::: ヒジキ、昆布 |
銅 |
「銅」は、体外から摂取する必要がある必須ミネラル。 銅を多く含む食品 ・魚介類 ::: 牡蠣、エビ、カニ、イカ ・肉類 ::: レバー、ハツ ・豆類 ::: 大豆、レンズ豆 ・ナッツ類 ::: アーモンド、カシューナッツ ・その他 ::: チョコレート、ココア |