【Bash】「tail」 - ファイルの末尾を表示する
Shell Script / シェルスクリプト
【Bash】
「tail」 - ファイルの末尾を表示する
「tail」コマンドとは
「tail」コマンドは、ファイルの末尾を表示する。
指定ファイルを読み込み、末尾から指定行数の内容を標準出力へ表示する。
行数を指定しない時は、デフォルト設定の「先頭から10行分」が出力される。
構文
tail オプション ファイル名
オプション
-b | 512バイト単位のブロック数で表示。 |
-c 数字, --bytes 数字 | 末尾の指定したバイトだけ表示する。 |
-c 数字k, --bytes 数字 | 末尾の指定したキロバイトだけ表示する。 |
-c 数字m, --bytes 数字 | 末尾の指定したメガバイトだけ表示する。 |
-n 数字, --lines 数字 | 行単位での出力を指定する。末尾からの指定した行数を表示する |
-f, --follow | ファイルの末尾に到達しても終了せず、追加データの入力を待つ。ファイルの内容を常に監視し、表示を更新する。「Ctrl」+「C」で終了。 |
-q, --quiet, --silent | ファイル名を表示しない |
-r | 逆順で表示。 |
-v, --verbose | いつでもファイル名ヘッダーを表示する |
説明
指定したファイルの末尾から指定した行数・バイト数を表示する。初期設定は10行。
使用例
tail -n 3 index.shtml | index.shtmlファイルの最後から3行を表示する |
tail -f /var/log/dmesg | カーネル内バッファ・ログを常に監視する |