【Bash】「ps」 - システムの実行中プロセスを一覧表示する
Shell Script / シェルスクリプト
【Bash】
「ps」 - システムの実行中プロセスを一覧表示する
「ps」コマンドとは
システムの実行中プロセスを一覧表示するコマンド
「ps」コマンドは、プロセスの状態を一覧形式で表示する。
オプションを省略した場合、psコマンドを実行したユーザが起動しているプロセスのみを一覧表示。
「top」コマンドを使って「ps」コマンド実行すると、一定間隔ごとに更新して表示することができる。
書式
ps オプション
ps [a][f][u][x][-e][-l|l]
オプション
-a | 全ユーザのプロセスの状態を表示します。 |
-c | 全ユーザのプロセスの状態を表示します。 |
-e | 全プロセスの情報を表示します。 |
-m | メモリ消費順に表示。 |
-r | CPU使用率順に表示。 |
-u | プロセスを起動したユーザ名を表示。 |
-U | 特定ユーザが起動したプロセスのみを表示する。 |
-w | 1行の表示桁数を制限する。1行132桁に制限する。 |
-x | 端末が存在しないプロセス情報を表しする。 |
表示される項目
F | プロセスに関するフラグ。現在は使われていない。 |
S |
プロセスの状態を表示。
状態を表す文字
O | プロセスが実行中であることを表す |
S | プロセスが休止状態であることを表す。プロセスがイベント(割り込み)を待っている状態 |
R | プロセスが実行可能状態であることを表す。プロセスは実行待ち行列上にあって、起動指示があれば実行できる状態 |
I | プロセスが生成中であることを表す(アイドル状態) |
Z | プロセスがゾンビプロセスであることを表す。親プロセスとの関係が切れたゾンビ状態 |
|
UID | 起動ユーザIDです。 |
PID | プロセスIDです。 |
PPID | 親プロセスIDです。 |
C | CPUの利用率です。 |
PRI | プロセスの優先度を表示します。 |
NI | プロセスの優先度を表すNice値です。 |
ADDR | メモリアドレスです。 |
SZ | プロセスが確保しているメモリ容量を表示します。 |
WCHAN | プロセスが休止状態にあるとき止まっている場所を表示します。 |
TTY | 起動したTTY端末です。 |
TIME | コマンドの実行時間です。 |
CMD | コマンド名です。 |