【Bash】「mktemp」 - テンポラリファイル・ディレクトリを作成する
Shell Script / シェルスクリプト
【Bash】
「mktemp」 - テンポラリファイル・ディレクトリを作成する
「mktemp」コマンド
テンポラリファイル(一時ファイル)・ディレクトリを作成するコマンド。
コマンドと一緒に文字列を指定すると、作成時に任意の文字列に変換されて作成される。
何も指定しない時は「xxxxxxxx」をしてしたのと同じ、任意の文字列が付加されて作成される。
テンポラリファイルとは、
拡張子「.tmp」ファイルで、ソフトウェアが、作成・使用する作業中のデータ保存の為に作るファイル。
使用方法は、
・メモリ上に格納できないファイルの一部を一時退避
・編集中のファイルのバックアップとして作成
・クリップボードの内容を保存
など様々な用途で使用される。
ソフトウェアの終了と同時に消去される。
ユーザーが意識して利用するものではない。
テキストエディタなど、ソフトウェアなどによっては、テンポラリファイルの上限用量を設定できるソフトウェアもある。
書式
mktemp オプション テンプレート
テンプレートとは
コマンドと一緒に、文字列(テンプレート)を指定すると、作成時に任意の文字列に変換されて作成される。
テンプレートに、何も指定しない時は「xxxxxxxx」をしてしたのと同じ、任意の文字列が付加されて作成される。
オプション
-d | ディレクトリを作成 |
-q | 作成時のエラーを表示させない |
-t | 環境変数「TMPDIR」に指定したファイル・ディレクトリを作成 |
-u | 実際には、ファイル・ディレクトリを作成しない |
-p ディレクトリ名 | 指定したディレクトリにファイルを作成 |