【Bash】「kill」 - プロセスおよびジョブを強制終了する
Shell Script / シェルスクリプト
【Bash】
「kill」 - プロセスおよびジョブを強制終了する
「kill」コマンド
「kill」コマンドは、プロセスおよびジョブを終了させる。
終了の方法はシグナルによって決まる。使用できるシグナルは以下の通り。
通常、よく使うのはSIGHUP(終了して再起動)、SIGKILL(強制終了)など。
書式
kill オプション プロセス番号
kill [-s signal] pid ...
kill -l [signal]
オプション
| -l | シグナルの一覧を表示する |
| -s signal | 送信するシグナル名を指定する |
| -シグナル名 | 送信するシグナル名を文字列で指定する。 |
| pid | 終了させるプロセスIDまたはジョブを指定する |
代表的なシグナル
シグナル名を使用する場合、先頭の SIGを除いて使用する。
| シグナル | シグナル名 | 解説 |
| 1 | HUP | 端末との接続が切断された(Hangup)ことによるプロセスの終了 |
| 2 | INT | キーボードからの割り込み(Interrrupt)によるプロセスの終了 |
| 3 | QUIT | キーボードからのプロセスの中止(Quit) |
| 4 | KILL | 不正な命令(Illegal instruction)によるプロセスの中止 |
| 5 | TRAP | トレース(Trace)、ブレーク・ポイント・トラップ(breakpoint trap)によるプロセスの終了 |
| 6 | ABRT | abort関数によるプロセスの中断(Aborted) |
| 8 | FPE | 浮動少数点例外(Arithematic exception)によるプロセスの終了 |
| 9 | KILL | Killシグナルによるプロセスの終了(killed |
| 15 | SIGTERM | 終了(Termination)シグナルによるプロセスの終了 |
| 18 | TSTP | プロセス停止のシグナル |
使用例
| kill -9 1874 | 1874番のプロセスを強制終了する |
| kill -HUP httpd | httpdを再起動する |