【Bash】「df」 - ディスク・ドライブの使用量を表示する

「df」コマンドは、使用可能なディスク・ドライブの使用量を表示する。
「df－h」と入力すると、適当な単位で表示してくれるので便利。

ファイル・システムに属するHDD（ハードディスク）が表示され、「ディスク領域」「使用領域」「空き領域」のサイズを表示・確認することができる。

標準表示は、
・「ファイル・システム名」
・「全容量」
・「使用量」
・「残量」
・「使用割合」
・「マウント・ポイント」
の順でリストが表示される。

「Filesystem」欄には、ボリュームにつけられたUNIXデバイス名が表示される。
「x-blocks」欄には、ディスクのようようの合計。
「Used」欄には、現在使用中のディスク容量。
「Available」欄には、利用可能な空きディスク容量が表示される。
「Capacity」欄には、現在使用中のディスク容量全体に対して占める割合が表示される。
「Mounted on」欄には、マウントされたボリュームが表示される。

df オプション

-a, --all	空のファイル・システムも含めたすべてのファイル・システムの情報を表示する
-i, --inodes	iノードの使用量を表示する
-k, --kilobytes	容量をKバイト単位で表示する
-t, --type=fstype	ファイル・システムの種別を指定する
-x, --exclude-type=fstype	表示しないファイル・システムを指定する
-h	容量を適当な単位で表示する
filename	指定したファイルが属しているディスク・ドライブの容量を表示する
-T ファイルシステム	指定したファイルシステムの情報のみ表示する。複数のファイルシステムが指定可能。
-g	1ブロックのサイズを1ギガバイトにすることができる。デフォルトは、「512バイト」
-h	表示情報を整理して表示する
-i	iノードのから情報を表示する
-k	1ブロックを1024倍とにして空き容量を表示する。
-l	ローカルファイルシステムだけを表示する
-m	1ブロックを1メガバイトにして空き容量を表示する。
-n	過去に取得した情報を表示する