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【Bash】「curl」 - ネットワーク上のファイルをダウンロードする

Shell Script / シェルスクリプト
【Bash】
「curl」 - ネットワーク上のファイルをダウンロードする

「curl」コマンドとは

「curl」コマンドは、「wget」コマンドと同じく「UNIX」の代表的なダウンローダ。
「MacOS」では、「wget」コマンドはデフォルトでインストールされていない。

指定したファイルのアップロードやダウンロードをするコマンド。
対象のプロトコルは、「HTTP」「FTP」。

特徴

「wget」コマンドは、「クローラ」。
「curl」コマンドは、「連番ファイルのDLが可能」。

「curl」コマンドの特徴

curlの特徴は、「対応しているプロトコル・機能の量」と「連番ファイルのダウンロード」。
「HTTP」「HTTPS」「FTP」「FTPS」「SCP」「SFTP」「TFTP」「DICT」「TELNET」「LDAP」「FILE」など、多くの拡張子に対応している。
「プロキシ」「ユーザー認証」「FTPアップロード」「HTTP POST」「SSL接続」などのプロトコルを利用して接続ができる。
「wget」コマンドで「連番ファイルのダウンロード」を実行する場合、URLのリストファイルを作成し、「-i」オプションで入力することになる。
「curl」こまんどは、「連番ファイルのダウンロード」が可能なので、ネットからのダウンロードに便利。

1～100までのファイルをダウンロードする場合

curl -O http://www.sample.com/file_[1-100].jpg

a～zまでのファイル

curl -O http://www.sample.com/file_[a-z].jpg

1～100までを10きざみで

curl -O http://www.sample.com/file_[1-100:10].jpg

「red,green,yellow」で置き換えて

curl -O http://www.sample.com/file_{red,green,yellow}.jpg

書式

curl オプション URL

オプション

-#	ダウンロードの進捗状況を表す文字列を表示する。
-A	任意のユーザエージェント（利用するソフトウェア・ハードウェア）を設定する。
-C	ダウンロードを再開する。「-C」の後に「-」を指定した場合、前回停止した位置からダウンロードの再開が行える。
-L	別サイトへのリダイレクトを許可する。
-O	受信データを保存するとき、サーバ上のファイル名で保存する。
-R	サーバ上のファイルのタイムスタンプを継承できる。
-T	サーバ上へアップロードするファイルを指定する。
-e	HTTPサーバへリファラー（リンク元ページ）のURLを送信する。
-v	サーバから送信されたメッセージを出力する。
-o ユーザ名:パスワード	ユーザ名・パスワードの認証情報を指定する。