【Kali】「Kali Linux」の「Live USB」を作成する方法

【Kali】
「Kali Linux」の「Live USB」を作成する方法




「Linux OS」の一つ「Kali Linux」を利用する時の方法の一つ「Live-USB」。
「Live-USB」は、PCにOSをインストールしないで、USBをハードディスクとして、
USB内に保存してある「ISOイメージ」を使ってOSを起動する方法。

「Live-USB」を利用すると基本的には、シャットダウンすると設定がリセットされてしまう。
設定を変更することで、シャットダウンをしても設定が保持されるようにできるらしい。
各OSによって異なるらしいので要注意。

「Kali Linux」は、「Debian」ベースで開発されているとのこと。
設定で、「Kali Linux」という選択肢がないことが多いので、その時は「Debian」を選択することが多い。



「Kali Live-USB」の作成手順


Kali Official WebからISOイメージをダウンロード。
Kali Official Webのダウンロードページ「https://www.kali.org/downloads/

KaliをインストールしてLive USBにするUSBをフォーマットする。
Mac付属の「Disk Utility」を使用して、USBドライブのフォーマットをする。
「Disk Utility」を起動。

USBを確認して選択。

上に並ぶメニューの「消去」を選択。

消去画面に「Name【USBの名前】」を入力、「フォーマット【MS-DOS(FAT)】」と「Scheme【Master Boot Record】」を選択。
「Scheme【Master Boot Record】」を選択できない場合は、
「ターミナル」でコマンド入力でフォーマットをする。
コマンド
USBのパスを確認
diskutil list

USBのパスは「/dev/disk*」と表示されているはず。
次のコマンドで必要になる。

USBをアンマウント
diskutil umountDisk /dev/disk*

USBをマウント
sudo newfs_msdos /dev/disk*
管理者パスワードを入力すると実行される。
コマンドでもフォーマットできない時があるが、ターミナルでアンマウントしてから「Disk Utility」を再度開くと、
「Disk Utility」で「Scheme【Master Boot Record】」を選択できるようになることもあるのでチェック。

「消去」ボタンを選択。

消去(フォーマット)の完成。

「ターミナル」を開く。

「diskutil unmount /dev/disk*」コマンドを実行。

「sudo dd if=~/Downloads/kali-linux-2018.4-amd64.iso of=/dev/rdisk* bs=1m」コマンドを実行。
エラー「dd: /dev/disk*: Resource busy」というエラーが出ると、アンマウントができていない可能性がある。
「df」コマンドでマウントされているか確認。
マウントされている場合、パスを確認して、「sudo diskutil umount "/Voumes/USB-Name"」コマンドを実行。
その後再度、「sudo dd if=~/Downloads/kali-linux-2018.4-amd64.iso of=/dev/rdisk* bs=1m」コマンドを実行。

Live-USBの完成。

USBを取り出すために「diskutil eject USBの名前」コマンドを実行。

Macをシャットダウンする。

Live-USBを接続して、「Option」を押しながら「起動ボタン」を押して起動する。

起動可能なドライブ(OS)「EFI Boot」->「Live System(persistence, check kali org/prst)」を選択する。

「ターミナル」を起動して,
「gparted」コマンド
を入力。

「gparted」windowで、USB内の「Kali Linux」がないパーテーションを選択。
メニューバーの「Pertition」→「New」を選択。
「Label:persistence(好きな名前でOK)」に変更して「Add」を選択。
「edit」→「Apply All Partitions」
パーテーションのパス「/dev/sda*」を確認。 「Close」を選択。
「gparted」を終了。

下記コマンドをターミナルで実行。
mount /dev/sda* /mnt
echo “/ union” > /mnt/persistence.conf
umount /dev/sda*
reboot

「Persisitence」モードで再起動。
「新規ファイル」や「Wifi設定」を変更し、再び再起動。
「新規ファイル」や「Wifi設定」が残っていれば保存設定が完了。