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【ITの基礎知識】「句読点」の「カンマ」「ピリオド」「コロン」「セミコロン」の違い

【ITの基礎知識】
「句読点」の「カンマ」「ピリオド」「コロン」「セミコロン」の違い







はじめに



「英文」で使用される「句読点」の
「カンマ」「ピリオド」「コロン」「セミコロン」は、
使用する用途が異なり、
文章の「区切り」「選択肢」「説明」などの
内容によって使いわける。



詳しくは、
下記をご参照ください。


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「句読点」とは


「句読点」は、
「文の切れ目」や、
「文中」の「意味の切れ目」
などに使う「符号」のこと。

「約物(やくもの)」の一つで、
「約物(やくもの)」は、
文章の記述に使用する「句読点」「括弧類」など 「文字・数字以外の記号」の総称。


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「句読点」の「種類」と「違い」


「句読点」には、
「日本」の「句点」「読点」
「英文」の「カンマ」「ピリオド」「コロン」「セミコロン」
などがある。

使用用途が、
それぞれ異なり、
使いわけることで、
文章を「読みやすく」「理解しやすく」してくれる。



「句読点」の「種類」

句読点記号説明
「日本」の「句読点」
句点 「日本語」「中国語」の文書で、「文の終わり」に使用される。
打たれる約物である。
通称「マル」ともいう。
読点 文章の中で、
一文を「意味のある区切り」に分けるために使用される。
「英語」の「句読点」
カンマ, 「欧文」「ローマ字」などの、「文」の中で、
「文字」との間に使用する記号の一つ。
「文中の区切り」や「長い数字の桁区切り」などに使用される。
「コンマ」とも呼ばれる。
「文節と文節の区切り」や「接続詞」の後に使う「読点」。
ピリオド. 「欧文」「ローマ字」などで、「文の終わり」に打つ印記号「終止符」。
別称「ドット」。
英語の「4つの句読点」の中で、「句点」と呼べるのは、
この「ピリオド(.)」のみ。
日本語の「句点」と「用法」は全く同じ。
「文の切れ目」に使用する。

次の「文」が続くときは、
「ピリオド」と「次文の先頭」の間に「1スペース(半角1文字分)」を空ける。
コロン: 「コロン」は、「欧文」「ローマ字」などの「約物」で、
「文の区切り」を示す。
「コロン」の「前と後に続く文」が、
「内容的」に「イコール」「同じ」「説明」などになっていることが鉄則。
セミコロン; 「セミコロン」は、
「コンマ」が続くときに、「大きな区切り」を示す「コンマ」の代わりに使用される。
プログラミングでは、
「計算式」「代入式」「変数」「処理」の最後に使用される言語がある。
「コロン」よりも、少し「区切り感」が弱い「句読点」。

「コロン」は、
「前後の文」が、内容的に「イコール」なのに対して、
「セミコロン」は、前から後ろに「時間」「内容」の流れがある感じで使用される。


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「句読点」以外の「約物(やくもの)」


「約物(やくもの)」は、
文章の記述に使用する「句読点」「括弧類」など 「文字・数字以外の記号」の総称。

「句読点」として使用される
「日本」の「句点」「読点」
「英文」の「カンマ」「ピリオド」「コロン」「セミコロン」
以外にも、
色々な「約物(やくもの)」がある。



「句読点」以外の「約物(やくもの)」

「約物(やくもの)」記号説明
感嘆符! 別称には、「エクスクラメーションマーク」「雨だれ」「びっくりマーク」などがある。
「文」の最後に付けられ、
「驚き」「叫び」などの強めの感情を表す時に使用される。
もともとは、
「欧文」で「感嘆文」であることを示すために使用されていた。
より「大きな驚き」を示す場合は、「感嘆符」を2つ並べて用いることが多い。
疑問符? 別称には、「クエスチョンマーク」「耳だれ」などがある。
「疑問文」の最後に付けられて使用され、
「驚き」「疑問」を同時に表すときには、
「感嘆符(!)」と組み合わせて使用する。 「感嘆符疑問符(⁉)」「疑問符感嘆符(⁈)」など。
「⁇」のように「疑問符」を複数並べることで、
疑問の感情を強調することもある。
中黒 (なかぐろ) 
コンマ, 「欧文」「ローマ字」などの、「文」の中で、
「文字」との間に使用する記号の一つ。
「文中の区切り」や「長い数字の桁区切り」などに使用される。
「カンマ」とも呼ばれる。
かっこ() 別称には、「丸括弧」「小括弧」「パーレン」などがある。
「名称」などの「語句」「会話」などに使用され、
「強調したい文」などを囲むことでも使用される。
かぎ括弧かぎ括弧:「」
二重かぎ括弧:『』
「会話」「語句」「引用」などに使用され、
「注意を喚起する語句」を挿入する場合にも使われる。
米印  こめじるし。文中に書ききれなかった注釈などを、段落の外などで付け加えるときに使う。
波ダッシュ 「1〜12月」などとして、値の範囲を示す。 また「〜したい」などのように省略の記号としても使われる。 他には、語尾の母音を伸ばして面白い印象を与えるための表現として 長音府(ー)の代わりに用いられることもある(例:「あついね〜」)。
スラッシュ(/)/ 別称には、「斜線」などもある。
「選択肢」を並べる時の「区切り」などに使用される。
「割り算」の計算式符号にも使用される。
バックスラッシュ\ 別称には、「逆斜線」などもある。
「選択肢」を並べる時の「区切り」などに使用される。


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