旅メモ
旅メモ【日本編】





【栃木県】世界遺産「日光の社寺(東照宮・輪王寺・ニ荒山神社)」とは

世界遺産
「日光の社寺」
(東照宮・輪王寺・ニ荒山神社)








INDEX


はじめに

「2023年7月15日」に日光・鬼怒川を結ぶ新型特急「スペーシアX」が登場

「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」は「愛犬同伴OK」
「東照宮」「輪王寺」「二荒山神社」の関係性
「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」の参拝順序は?


「世界文化遺産 日光の社寺」とは
「日光の社寺」の成り立ち
世界遺産「日光の社寺」の構成資産
世界遺産「日光の社寺」の構成資産【日光東照宮】
世界遺産「日光の社寺」の構成資産【二荒山神社】
世界遺産「日光の社寺」の構成資産【輪王寺】
世界遺産「日光の社寺」の構成資産【遺跡(文化的景観)】


「日光東照宮」とは
「輪王寺 大猷院」とは
「二荒山神社)」とは
「輪王寺」とは


「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」周辺の「観光スポット」


「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」の地図
「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」を参拝するのに便利な「駐車場」


「日光東照宮」付近の「飲食店」

Gallery

はじめに



世界遺産「日光の社寺」は、

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307
Address : 〒321-1494 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300

を含めた「日光山」全体として
登録されている世界遺産。


「栃木県」で唯一の世界遺産であり、
「日光東照宮」を中心に、
豪華絢爛な建築装飾が人気となっている。
周辺の「神社」「お寺」が、
世界遺産の構成資産として含まれていて、
見どころはたくさん。



詳しくは、
下記をご参照ください。


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「2023年7月15日」に日光・鬼怒川を結ぶ新型特急「スペーシアX」が登場


*画像は、新型特急「スペーシアX」の特設サイトから拝借しました。
シンプルで上品、格好良い。




日光までの「電車」を運航する
「東武鉄道」は、
「2023年7月15日」に、
「浅草」から「日光」「鬼怒川」方面へと走る
新型特急「スペーシアX」を就航させた。


「浅草」から「東部日光」までの運行時間は、「1時間50分」。


始発の「浅草駅」から「東部日光駅」までの料金は、

・運賃(1400円) + スタンダードシート特急料金(1940円)
・運賃(1400円) + プレミアムシート特急料金(2520円)
・運賃(1400円) + スタンダードシート特急料金(1940円) + 特別座席料金(200円~12,180円)

の「3パターン」。
使用する座席によって、
料金は異なってくる。

旅の度に、
種類の違う席を楽しむのも良いかも。



新型特急「スペーシアX」のデザインは、
伝統的で現代的な要素を組み込んでいて、
栃木県の「鹿沼」に伝わる
江戸文化の伝統工芸「組子」「竹編み細工」などの
工芸品的なデザインと取り入れている。
カラーリングは、
世界文化遺産でもある「日光東照宮」の
「陽明門」「唐門」「総本社」にも採用されている
「胡粉(ごふん)」の「白」に近い、
上品な雰囲気を持つ色をイメージしているらしい。


シートバリエーションは、
全部で「6種類」。


東武鉄道の「日光・鬼怒川エリア」の
特急列車の名称「スペーシア」を引き継いだ車両となっている。



新型特急「スペーシアX」車内にある
車内カフェ「GOEN CAFE」では、
栃木県・日光の「地ビール」「地酒」「お菓子」
などを取り揃えていて、
御当地の味を楽しめるようになっている。

「日光」までの運行時間「1時間50分」を
のんびりと堪能出来そう。


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「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」は「愛犬同伴OK」




「日光の社寺」を構成する
「東照宮」「輪王寺 大猷院」「輪王寺」「二荒山神社」)」は、
「愛犬同伴OK」なので、
愛犬と一緒に参拝することができます。
かなり、
「愛犬」との旅行に優しいエリアです。

基本的に、
「愛犬同伴OK」ですが、
建物内などの「施設内」や一部は、
「愛犬同伴NG」となっています。

境内などは、
リードで歩かせての見学が可能でした。
ですが、
参拝する人が、かなり多いので、
リードでの同伴は危険だと思います。
「キャリーバッグ」「スリング」などが必須です。
「愛犬」が「踏まれたり」「蹴られたり」してしまう可能性が大きい。


「ドッグカート」では、
訪れない方が良いと思います。
階段の箇所が多く、
「ドッグカート」を置いておく場所もありませんでした。


「愛犬同伴NG」にならないように、
「マナー」などをしっかりと守り、
いつまでも「愛犬同伴」で参拝できるようにしましょう。


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「東照宮」「輪王寺」「二荒山神社」の関係性






「東照宮」「輪王寺」「二荒山神社」は、
二荒山神社神社 「日光山」を神域として祀る「神社」で、日光山の「神仏」崇拝の始まり。
「神」と「仏」の両方を祀っていた。(神仏一体)
「仏」の部分は、のちに「輪王寺」として分離する。(神仏分離)

「二荒山神社」の歴史では、
「仏」を先に祀り、
1年後に「神」を祀ったらしい。
日光東照宮神社 「二荒山神社」の神域に初代江戸幕府将軍「徳川家康公」の死後に、
「徳川家康公」を「神」として祀った神社。
「霊廟(お墓)」でもあるが、
現在では、「神(徳川家康公)」を祀る「神社」となっている。
輪王寺 大猷院霊廟
(お墓)
「輪王寺」が管理する江戸幕府3代目将軍「徳川家光」公の「霊廟(お墓)」。
もとは、「二荒山神社」に作られた「霊廟(お墓)」だが、
明治時代の「神仏分離」の際に、
「輪王寺」が管理することになった。
輪王寺寺院 明治時代の「神仏分離」により
「二荒山神社」から「仏」を祀る「寺院」として分離した「お寺」。
新しく感じるが、
「仏」を祀った歴史は、
「二荒山神社」の創設期からなので、
歴史は1000年を越える。
「仏」を祀った歴史の方が、
1番最初で、
1年後に「神」を祀ったことから、
「輪王寺」の歴史が、1番長い。
という
「二社一寺」の関係性になっている。



もともとは、
日光山の神域を祀っていた「二荒山神社」が始まりで、
江戸幕府初代将軍「徳川家康公」を祀る「東照宮」(霊廟(お墓))が作られ、
「二荒山神社」と「東照宮」の関係性が築かれた。
その後、
江戸幕府3代目将軍「徳川家光公」の霊廟(お墓)「大猷院」が作られた。

時代が進み、
明治時代になると、
「神仏分離」が行われ、
「二荒山神社」の「仏」部分が「輪王寺」として独立。
江戸幕府3代目将軍「徳川家光公」の霊廟(お墓)「大猷院」は、
「輪王寺」の管轄となった。


「東照宮」は、
江戸幕府初代将軍「徳川家康公」を祀る「神社」なので、
「二荒山神社」「東照宮」「輪王寺」の関係性となった。


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「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」の「参拝順序」は?




「日光の社寺」となる
「東照宮」「輪王寺 大猷院」「輪王寺」「二荒山神社」
を参拝する時の「参拝順序」は、
正式には決まってないようです。


・関係性順の参拝ルート
・配置的な参拝ルート
・歴史順の参拝ルート

色々な参拝順序があるそうです。


「東照宮」の中にも、
色々な建物があり、
最後に、
「家康」公が眠る「奥社宝塔」を
参拝すれば良いと言われているそうです。


江戸幕府3代目将軍「徳川家光」公は、
初代将軍である「徳川家康」公を、
かなり尊敬し、経緯を表していたので、
日本の礼作法的には、
「輪王寺 大猷院(徳川家光のお墓)」の参拝後に、
「東照宮(徳川家康のお墓)」を参拝するのが、
順序かもしれない。




関係性順の参拝ルート

■ 輪王寺(創建:766年(天平神護2年))
■ 二荒山神社(創建:767年(神護景雲元年))
■ 東照宮(創建:1617年(元和3年))
■ 輪王寺 大猷院(建立:1651年(慶安4年))

or

■ 輪王寺 大猷院(建立:1651年(慶安4年))
■ 東照宮(創建:1617年(元和3年))
■ 二荒山神社(創建:767年(神護景雲元年))
■ 輪王寺(創建:766年(天平神護2年))



配置的な参拝ルート【輪王寺スタート】

■ 輪王寺(創建:766年(天平神護2年))
■ 東照宮(創建:1617年(元和3年))
■ 二荒山神社(創建:767年(神護景雲元年))
■ 輪王寺 大猷院(建立:1651年(慶安4年))



配置的な参拝ルート【輪王寺 大猷院スタート】

■ 輪王寺 大猷院(建立:1651年(慶安4年))
■ 二荒山神社(創建:767年(神護景雲元年))
■ 輪王寺(創建:766年(天平神護2年))
■ 東照宮(創建:1617年(元和3年))



歴史順の参拝ルート

■ 輪王寺(創建:766年(天平神護2年))
■ 二荒山神社(創建:767年(神護景雲元年))
■ 東照宮(創建:1617年(元和3年))
■ 輪王寺 大猷院(建立:1651年(慶安4年))


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「日光の社寺」にある「パワースポット」




日光は、
場所的に、
エネルギーが溢れるパワースポット的なエリアだそうです。

その中でも、
エネルギーが吹き出るような場所もあり、
その代表的な場所が、
「日光東照宮」とのこと。


御神山の「男体山」「女峰山」からも、
自然の地形エネルギーが溢れていて、
とても良いパワーの流れる場所と言われています。


「日光東照宮」にある「パワースポット」

「東照宮」は、
強力な「龍穴(大地エネルギーの強い場所)」の上に、
建物がたてられていることから、
「東照宮」全体が、
強いパワースポットとなっているそうです。

日本でも有数の「パワースポット」で、
「仕事運」「勝負運」「上昇運」などの効果があるとのこと。


【東照宮3大パワースポット】「銅製の中鳥居」の下にある「石畳」

「銅製の中鳥居」の下にある「石畳」で、
「陽明門」「唐門」「本殿」を「直線(南北)」に結ぶライン上に、
「東照宮」の一番の「パワースポット」があると言われています。

「中鳥居」の中に、「陽明門」が綺麗にすっぽり収まる場所が、
強力なパワーを感じられる場所とのこと。

正確には、
「陽明門」「中鳥居」が見える「石畳」の
「一番後ろ」で「一番左」から、
「右に3つ目」「前に3つ目」の「敷石」が、
「日光随一」の「パワースポット」と言われている。
その場所で、
「地上高150cm」から見ると、
「中鳥居」の中に、「陽明門」が
綺麗に収まっている風景が見れるそうです。

「北極星」「日光山」のエネルギーの通り道になっている場所。

その「ライン」上には、
「北」に、「北極星」
「南」に、「江戸(東京)」
がある。
現在でも、
「東京(江戸)」に「エネルギー(パワー)」を送ってくれているそうです。


【東照宮3大パワースポット】「家康」公が納骨されているされる「奥宮宝塔」

「家康」公が納骨されているされる「奥宮宝塔」は、
「奥宮(奥社)」の一番奥に位置しています。
「坂下門」から「207段」の「石階段」を上った先にある。
風情のある参道となっています。

「宝塔」「叶え杉」には、
地中に眠る「家康」公の「パワー」が宿っていると言われている。

「坂下門」から「207段」の「石階段」の「各段」にも、
「宝塔」のパワーが広がっているそうです。

「奥社」全体が、
強力な「パワースポット」となっているそうです。


【東照宮3大パワースポット】「二荒山神社」へと続く「上神道」

「二荒山神社」へと続く「上神道」も、
「参道パワーストリート」と呼ばれているそうです。

側面に「石灯籠」が建ち並び、正規の強い「パワー」があるそうです。

「下神道」も同様に「パワースポット」だそうです。


装飾「眠り猫」

「徳川家康」公の「お墓」のある「奥宮宝塔」へ向かう「参道入口」にも、
「パワースポット」として知られる装飾「眠り猫」がある。


照降石(てりふりいし)

「東照宮」の入口で、
表参道の突き当りにある
「石鳥居」下の「敷石」の一つに、
「照降石(てりふりいし)」があるそうです。

「照降石(てりふりいし)」は、
雨が降る前日に「色」が変化すると言われている「敷石」。

「石鳥居」下にある「敷石」の一つで、
どこにあるかはわからないですが、
「Google Map」にも、
「照降石(てりふりいし)」の文字が表示されています。


「二荒山神社・滝尾神社」にある「パワースポット」

「二荒山神社・滝尾神社」にある「パワースポット」には、

・「二荒山神社」の「神苑」にある「二荒霊泉」
・「滝尾神社」にある「酒の泉」

がある。
いずれも「水」にかかわりのある「パワースポット」となっている。


「輪王寺」にある「パワースポット」

日光山の開山の祖「勝道上人」の霊廟「開山堂」は、
「日光」のルーツとも言える「パワースポット」。

「開山堂」の隣には、「勝道上人」の「お墓」があり、
「裏山」の断崖には、「六部天」の「石仏」が並ぶ「仏岩」がある。


「男体山」・「女峰山」

御神山の「男体山」「女峰山」は、

「男体山」=男性的な力強いエネルギー
「女峰山」=女性的で、柔らかで優しさで包まれたエネルギー

が感じられる「パワースポット」になているそうです。
「エネルギー(パワー)」が発生しやすく、
地形全体が「エネルギー(パワー)」を生み出す根源になっているとのこと。


「男性的なパワー」「女性的なパワー」が交わり、
「陰陽」のバランスがとれた「パワースポット」となり、
「仕事運」「勝負運」「子宝」「恋愛」などの
運気がアップすると言われている。



二荒山神社 中宮祠

御神山「男体山」の登山道入口でもある「二荒山神社 中宮祠」。
中禅寺湖の湖畔に建つ神社です。
「男体山」の山頂には、「奥宮」があり、
「二荒山神社 本社」と「奥宮」の間にあることから、
「中宮祠」と言われているそうです。

「中宮祠」も強力なパワースポットになっていて、
「商売繁盛」「勝ち運」「家内安全」「良縁成就」「子授け」「安産」「子育て」
など、多くの御利益があるそうです。

境内の右奥に進むと「男体山」への登山道入口があります。



「マイナスイオン」たっぷりのスポット

日光エリアには、
「水」にまつわるスポットが多く、
「マイナスイオン」たっぷりの場所となっています。

日光エリアの「マイナスイオンスポット」には、

・中禅寺湖
・中禅寺湖(千手ヶ浜)
・華厳の滝
・龍頭の滝
・湯滝
・庵滝


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「世界文化遺産 日光の社寺」とは




「世界文化遺産【日光の社寺】」は、
1999年(平成11年)の12月2日に、
モロッコのマラケッシュで開催された「第23回世界遺産委員会」において、
世界遺産へと登録された。

「世界文化遺産【日光の社寺】」の内容は、

・ニ荒山神社
・東照宮
・輪王寺
・遺跡(文化的景観)

などの103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」に加え、
建造物群に残る「遺跡(文化的景観)」が登録された。


世界文化遺産【日光の社寺】の概要

項目内容
世界遺産の名称「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko)
所在地栃木県日光市
登録遺産の範囲 二社一寺(二荒山神社、東照宮、輪王寺)
及び、
これらの建造物群をとりまく遺跡など、
・国宝:9棟
・重要文化財:94棟
の「計103棟」の建造物群。
登録遺産の面積50.8ヘクタール
緩衝地帯の面積373.2ヘクタール
合計424.0ヘクタール


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「日光の社寺」の成り立ち




「日光の社寺」として登録されている
・ニ荒山神社
・東照宮(江戸幕府初代将軍「徳川 家康」公の霊廟(お墓))
・輪王寺 大猷院(江戸幕府3代目将軍「徳川 家光」公の霊廟(お墓))
・輪王寺
は、
もともとは、
「奈良時代」の
「766年(天平神護二年)」に、
「勝道上人」によって、
「日光三山」の「本地仏」をまつる
現在の「輪王寺」に繋がる「お寺」が開山された。


その一年後の、
「767年(神護景雲元年)」に、
「勝道上人」が、
現在の「ニ荒山神社」に繋がる神社を創建し、
「二荒山(男体山)」を「御神体山」としている。


「創建当時」から「明治時代」までは、
「神仏一体」で、
「神社」と「寺院」が一つとして存在していた。



江戸時代に入り、
徳川幕府 初代将軍「徳川家康」が亡くなり、
「徳川家康公」を「神」として祀り、
「霊廟(お墓)」ともなる
「東照宮」が作られた。


その後、
徳川幕府3代目将軍「徳川家光」公の「霊廟(お墓)」である
「輪王寺 大猷院(だいゆういん)」が作られた。


明治時代に入り、
「明治時代」までの「神仏一体」の時代が終わり、
「明治新政府」により、
「慶応4年3月13日」から「明治元年10月18日」までに出された
「太政官布告」「神祇官事務局達」「太政官達」などの
一連の通達の総称「神仏判然令」に基づき、
全国的に公的に、「神仏分離」が行われた。

ここで、
「ニ荒山神社」の「仏」を祀る部分が、
「二荒山神社」から
「寺院(お寺)」として「輪王寺」となり、
独立し、分離した。

この時、
「徳川家康」を神格化し、
祀っていた「東照宮」は、「神社」となり、
「二荒山神社」「東照宮」が「神社」として登録された。


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世界遺産「日光の社寺」の構成資産




世界遺産「日光の社寺」の構成資産は、

・二社一寺(二荒山神社、東照宮、輪王寺)
・これらの建造物群をとりまく遺跡など、「国宝9棟」「重要文化財94棟」の計103棟の建造物群

が含まれる。



具体的には、

二社一寺

構成資産読み方内容
日光二荒山神社にっこうふたらさんじんじゃ 「別宮本宮神社」「別宮滝尾神社」を含む。
日光東照宮にっこうとうしょうぐう 江戸幕府 初代将軍「徳川家康公」を祀る「神社」(霊廟(お墓)もある)。
日光山輪王寺にっこうさんりんのうじ 江戸幕府 第3代目将軍「徳川家光公」の霊廟(お墓)「大猷院霊廟」を含む。
文化的景観日光山の神域に残る「遺跡」などの文化的景観。


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世界遺産「日光の社寺」の構成資産【日光東照宮】

「東照宮」は、
江戸時代を築いた「徳川家康」公の霊廟として、
1617年(元和3年)に創建された。
現在の主要な社殿などは、1636年(寛永13年)に、
徳川家康公を尊敬していた、
徳川3代目将軍「徳川家光」公により設立されたもの。
「東照宮」が、当時の最高建築技術により建設されたことで、
日本の代表的な神社建築様式「権現造」が明確化され、
建築装飾の一時代を形成した。

「東照宮」の「本殿」「石の間」「拝殿」「陽明門」などの8棟が「国宝」に指定され、
その他に、34棟が「重要文化財」に指定されている。



「日光東照宮」にある「世界遺産の構成資産」

構成資産説明
本殿
石の間
拝殿
東西透塀
東西廻廊
神厩
石鳥居
奥社宝塔(おくしゃほうとう)
御旅所本殿(おたびしょほんでん)
坂下門
五重塔
水屋
陽明門
唐門


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世界遺産「日光の社寺」の構成資産【二荒山神社】

「二荒山神社」は、
日光の山岳信仰の中心であり、古くから崇拝されてきた神社。
日本で2番目に敷地面積の広い神社で、
二荒山神社は、本殿や神橋など23棟が重要文化財に指定されている。



「二荒山神社」にある「世界遺産の構成資産」

構成資産説明
本殿
拝殿
神橋
別宮滝尾神社本殿
別宮本宮神社本殿
神輿舎


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世界遺産「日光の社寺」の構成資産【輪王寺】

「輪王寺」は、
日光山の中心寺院として発展してきたお寺で、
日光を開山した「勝道上人」が8世紀ごろに創建した「四本竜寺」が起源。
「輪王寺」は、「大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿」が「国宝」になり、
その他の37棟が、「重要文化財」に指定されている。



「輪王寺」にある「世界遺産の構成資産」

構成資産説明
本堂(三仏堂)
開山堂(かいざんどう)
常行堂
法華堂
三重塔
大猷院霊廟 本殿
大猷院霊廟 相の間
大猷院霊廟 拝殿
大猷院霊廟 唐門
大猷院霊廟 夜叉門
大猷院霊廟 皇嘉門


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世界遺産「日光の社寺」の構成資産【遺跡(文化的景観)】

世界遺産に登録された「日光の社寺」構成資産の一つ
「遺跡(文化的景観)」は、
「自然現象と人間の活動とがお互いに影響しあって形成された環境」
という新たに設けられた「基準」「概念」。

「日光の社寺」の場合は、

・江戸時代における歴史的役割を果たした日光山内
・宗教的活動空間と一体をなす石垣、階段、参道など
・古代以来の日本的宗教空間を継承する山や森など

が「遺跡(文化的景観)」として登録されている。



構成資産説明
江戸時代における歴史的役割を果たした日光山内 「日光の社寺」は、
江戸時代初期に徳川幕府の創立者である初代将軍「徳川家康」公の霊廟として、「東照宮」が造営され、現在の建造物群が形成。
その後、代々の将軍や、朝廷からの例幣使、朝鮮通信使などが訪れるなど、
江戸時代の政治体制において、極めて重要な歴史的役割を果たしていたという歴史的背景がありました。
その歴史的背景が、世界遺産の「遺跡(文化的景観)」として登録されています。
宗教的活動空間と一体をなす石垣、階段、参道など 「東照宮」と「大猷院霊廟」は、
山の地形を利用して造営されていて、石垣や階段によって境内を広く見せたり、狭く見せたりと表現されています。
参道に曲折をつけることで、奥行きのゆとりや緊張を見せるといった効果が作られています。
大切な建造物ほど、高いところに建てられたり、建造物を巧みに配置しており、威厳や風格を形成しています。
「東照宮」と「大猷院霊廟」の「地割」「石垣」「参道」等の造営は、
日本の「城郭建築」で培われた最高の建築技術が使われている。
「水道」「排水設備」なども最新の技術によって整備されているそうです。
古代以来の日本的宗教空間を継承する山や森など 「日光山」内の山林地域は、
8世紀に始まる日光の「山岳信仰」の聖域とされていました。
特定の山や森を「神格化」する古代以来の自然に対する「信仰」については、
日本人の伝統的な自然観を形成しており、
今日まで受け継がれています。
「日光山」内の山林地域は、自然と社殿が一体となった「文化的景観」を形成する上で、
重要な資産となっている。


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「日光東照宮」とは




「日光東照宮」は、
「徳川家康」公の「霊廟」として、
「1617年(元和3年)」に創建され、
「400年以上」の歴史を持つ。

徳川幕府の初代将軍「徳川家康」公の「墓所」であり、
「徳川家康」公を神格化した
「東照大権現(とうしょうだいごんげん)」を
主祭神として祀る神社。

日本全国の「徳川家康」公を祀る
「東照宮」の「総本社」的存在。


「日光東照宮」は、
「日光東照宮」「久能山東照宮」「上野東照宮」と共に、
「三大東照宮」の一つに数えられる。

正式名称は、地名等を冠称しない「東照宮」。
他の「東照宮」と区別するために、
一般的に「日光東照宮」と呼ばれている。


「徳川家康」公の遺言により、
「徳川家康」公が亡くなると、
遺体は「久能山東照宮」に埋葬し、
1周忌が過ぎたら、
「日光」に小さなお堂を建て、
「神」として祀ること
と残されたそうです。
「日光東照宮」は、その遺言により造営された神社。


現在の「社殿」などは、
「家康」を厚く尊敬していた
孫の3代目将軍「徳川家光」公による
「寛永の大造替」で、
「1934年〜1936年」の「約2年間」で、
建て替えられた建物がほとんど。


境内には、

・国宝8棟
・重要文化財 34棟

を含む合計「55棟」の建造物が建ち並ぶ。
豪華絢爛な装飾がされていて、
細かな彫刻技術が至る所にあり、
美しい建築美も楽しめる。

建築には、
当時の高い技術を持った名工が
全国から集められ、その時代の最先端技術で作られた
歴史文化的にも、価値のあるもの。
建物全体では、
「5000体以上」の彫刻が施されている。


1999年(平成11年)の12月2日には、
世界文化遺産「日光の社寺」の一部として、 ユネスコの「世界遺産」にも登録された。



「徳川家康」は、
「1543年」に生まれ、
「1616年」に亡くなるが、
当時100年以上に渡って続いていた戦乱の時代「戦国時代」を、
武力によって終わらせた英雄的「戦国武将」。
その後、
「1603年」には、「征夷大将軍」に任ぜられ、
200年以上続く武士による政権「江戸幕府」を作り、
「初代将軍」となった人物。

現在の東京になる「江戸」に都を置き、
日本の繁栄にも寄与した人物としても知られている。
日本の「東京」の歴史は、
「徳川家康」による「江戸」への「遷都」から始まっている。


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「輪王寺 大猷院」とは




「輪王寺 大猷院」は、
徳川幕府 3代目将軍「徳川 家光」公の「霊廟(お墓)」。

「家光」の遺言にある
「祖父、家康公を祀る東照宮をしのいではならぬ」
という遺命に従い、
落ち着いた「重厚」な「彫刻」「彩色」が採用されている。


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「二荒山神社」とは




「二荒山神社」は、
「東照宮」ができる遥かに前の、
「奈良時代」に当たる
「767年(神護景雲元年)」に、
「勝道上人」が、
「輪王寺」創建の1年後に創建した神社。
「二荒山(男体山)」を「御神体山」としている。

「奈良時代」では、
「神仏一体」で、
「神社」「寺院(お寺)」は共に、
同じ場所で信仰されていた。

「仏」を祀る「輪王寺」が、
同じ創始者「勝道上人」によって、
「1年先」に創建されていた。


創建年表
本社:神護景雲元年(767年)
中宮祠:延暦3年(784年)
奥宮:天応2年(782年)


「日光山」一帯には、
古くから「山岳信仰」があり、
江戸時代に「東照宮」が祀られるまで、
「日光信仰」の中心だった神社で、
「東照宮」のベースとなった神社。


「神仏一体」の時代には、
「二荒山神社」「輪王寺」は、ほぼ区別なく、
同一の敷地内で、信仰されていたが、
「明治新政府」により、
「慶応4年3月13日」から「明治元年10月18日」までに出された
「太政官布告」「神祇官事務局達」「太政官達」などの
一連の通達の総称「神仏判然令」に基づき、
全国的に公的に、「神仏分離」が行われ、
「二荒山神社」「輪王寺」に明確に区分された。


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「輪王寺」とは




「輪王寺」は、
「奈良時代」に当たる
「二荒山神社」創建の「1年前」に当たる
「766年(天平神護二年)」に、
「勝道上人」によって開山された。
「日光山」全体を統治していたとされている。

「天台宗三本山(延暦寺・寛永寺・輪王寺)」のひとつで、
「比叡山」と並ぶ「大本山」。


「日光三山」の「本地仏」をまつるお堂「三仏堂」は、
日光山最大の規模を誇る「木造建造物」で、
■ 千手観音(男体山)
■ 阿弥陀如来(女峰山)
■ 馬頭観音(太郎山)
の「三体」の大きな「仏像」がまつられている。

定期的に、ガイドをしてくれているので、
後ろを付いていくと、
詳しい内容を教えてくれるのが良い所。


「二荒山神社」は、
翌年に「勝道上人」によって創建。


「神仏一体」の時代には、
「輪王寺」「二荒山神社」は、
一つの信仰対象となっていたが、
「明治時代」までの「神仏一体」の時代が終わり、
「明治新政府」により、
「慶応4年3月13日」から「明治元年10月18日」までに出された
「太政官布告」「神祇官事務局達」「太政官達」などの
一連の通達の総称「神仏判然令」に基づき、
全国的に公的に、「神仏分離」が行われ、
「二荒山神社」「輪王寺」に、明確に区分された。


「江戸時代」には、
「皇族」が門主を勤め、
「東日本」では、
最も大きな「木造建築物」であり、
「天台密教形式」の「お堂」として知られていたそうです。


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「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」周辺の「観光スポット」


「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」周辺にある「観光スポット」は、
広い敷地の中に点在していて、
かなりの数。
一つ一つの見どころもある。



Address : 〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町山内



日光東照宮

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2281−3
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301−2
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301−2
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301 日光東照宮内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301 日光東照宮内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301 日光東照宮内

Address : 〒321-1264 栃木県日光市瀬尾1640−14



日光二荒山神社

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2383
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内



日光山輪王寺

Address : 〒321-1494 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301 日光東照宮内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内
Address : 〒321-1494 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307

日光山 輪王寺 大猷院

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2303
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内230
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2303
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2303
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300 輪王寺内
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2300
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内



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「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」の地図




日光東照宮の基本情報

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2301


営業時間
4月~10月 9:00~17:00
11月~3月 9:00~16:00


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「日光の社寺(東照宮・輪王寺・二荒山神社)」を参拝するのに便利な「駐車場」





「日光の社寺」周辺の「駐車場」

「表参道」近く「東照宮 石鳥居」に一番近い駐車場

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2281−3

「東照宮」の東側に広がる大駐車場

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内
周辺に食事処もある


「二荒山神社 本社」の駐車場

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307 駐車場
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2307 駐車場


「輪王寺 三仏堂・宝物殿」の駐車場

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2369


「表参道」の正面に出れる道がある「駐車場」

Address : 〒321-1432 栃木県日光市安川町3−2282−2
Address : 〒321-1432 栃木県日光市安川町2−47


「小杉放菴記念日光美術館」横にある駐車場

Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2388−3


「大谷川」沿いにある駐車場

Address : 〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町1101−2


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「日光東照宮」付近の「飲食店」


「日光東照宮」の近くにある「飲食店」。
美味しそうな飲食店が点在しているので、
参拝後に立ち寄れたら嬉しいスポット。


「日光東照宮」から
東武鉄道の「東武日光駅」までは、
少し距離があり、
その間に、
「お土産店」「飲食店」などが建ち並んでいて、
「湯葉」などの美味しい食べ物が食べれる。



Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2339−1
Map カフェレストラン ふじもと Image テラス席のみペット同伴OK
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2339−1
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2339−1
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2339−1


Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2381
Address : 〒321-1431 栃木県日光市山内2384


Address : 〒321-1434 栃木県日光市本町1−8
Address : 〒321-1432 栃木県日光市安川町1−22


Address : 〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町1300−1300 2F
Address : 〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町1115
Address : 〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町1115
Address : 〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町1024
Address : 〒321-1403 栃木県日光市下鉢石町809
Address : 〒321-1403 栃木県日光市下鉢石町948
Address : 〒321-1405 栃木県日光市石屋町439−2


Address : 〒321-1403 栃木県日光市下鉢石町957−2
Address : 〒321-1405 栃木県日光市石屋町443
Address : 〒321-1405 栃木県日光市石屋町410−7
Address : 〒321-1405 栃木県日光市石屋町403−1
Address : 〒321-1406 栃木県日光市松原町10−1


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