旅メモ
旅メモ【日本編】
旅Memo【関東地方編】
旅Memo【神奈川県】
Category
「神奈川県」の「基本情報」「神奈川県」にある「アウトドア施設」「神奈川県」にある「大きな商業施設」「神奈川県」の「Beach & 海水浴場」「神奈川県」で「水遊びができるスポット」
旅スポット
「神奈川県」にある「愛犬同伴OK」の「旅スポット」 「神奈川県」の「定番スポット」「箱根エリア」の「旅Memo」「鎌倉エリア」の「旅Memo」「神奈川県」の「旅スポット」一覧
旅Spot
【箱根】箱根神社【箱根】箱根元宮【箱根】九頭竜神社【箱根】恩賜箱根公園【箱根】箱根関所【箱根】大涌谷【横浜みなとみらい】横浜ランドマークタワー スカイガーデン【川崎】川崎大師【川崎】曹洞宗 総本山 總持寺【鎌倉】鶴岡八幡宮【鎌倉】鎌倉大仏【鎌倉】建長寺【鎌倉】円覚寺【湘南】江の島【平塚】THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA【寒川】寒川神社【小田原】小田原城【足柄】大雄山最乗寺【伊勢原市】大山阿夫利神社
旅グルメ
「神奈川県」に行ったら食べたい「御当地グルメ」「神奈川県」の美味しそうな「焼肉店」「神奈川県」の美味しそうな「回転寿司店」「神奈川県」にある「美味しい鰻屋さん」「神奈川県」にある「風情のある空間を持つ飲食店」「神奈川県」にある美味しい和食屋さん「きじま(KIJIMA)」
旅の宿
「神奈川県」にある「愛犬と宿泊できる旅の宿」 「神奈川県」にある「車中泊・仮眠スポット」 「神奈川県」にある「日帰り入浴施設」 「神奈川県」にある「評判の良い旅の宿」






荘厳な雰囲気の修行寺「大雄山最乗寺」





神奈川県にある荘厳な雰囲気を持つ修行寺「大雄山最乗寺」。
参道には、自然豊かな大きな杉が立ち並んでいて、
長野県長野市戸隠にある「戸隠神社奥社」までの参道に似ています。

関東地方や神奈川県とは思えない雰囲気で、
知らなかったので、なぜ有名にならないのだろう?
という疑問が残るお寺でした。


駐車場は、奥にもありますが、
鳥居の手前にある駐車場がおすすめ。
雰囲気のある参道をあるきながら、
参拝に向かうことができます。

奥社まで行くと、
かなりの階段数です。
ちょっとしたアウトドアなので、
奥社前の200段ぐらいの階段は、
少し覚悟がいります。








「大雄山最乗寺」は「愛犬同伴OK」




「大雄山最乗寺」は、愛犬と一緒参拝ができる「愛犬同伴OK」のスポットです。
参道もリードで歩かせることができ、
境内も「愛犬同伴OK」となっています。
施設内は「愛犬同伴NG」となっているので注意しましょう。

マナーを守って、
いつまでも愛犬と一緒に参拝できるようにしましょう。

境内内や、人が多くなる場所は、
「抱っこ」「スリング」「キャリーバッグ」に入れるのが無難です。

ちなみに、ドッグカートは「NG」です。
「ドッグカートNG」というわけではないですが、
階段が多いので、
途中で挫折すると思います。
ご注意ください。


Back





「大雄山最乗寺」とは




「大雄山最乗寺」は、
神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺院。
荘厳な雰囲気を持つ修行寺で、
参道の杉林「大雄山のスギ」は、
「かながわ美林50選」にも選出されていて、
長野県長野市戸隠にある「戸隠神社奥社」までの参道に似ています。


「大雄山最乗寺」は、その歴史から、
「道了さん」と呼ばれて親しまれています。
「大雄山最乗寺」を建てるのに貢献した「道了」さん。
師匠の死後、天狗となり、永遠に「大雄山最乗寺」と参拝者を守るといい、山に消え、
以後、「道了」さんは、「大雄山最乗寺」の守り神となったと言われています。
故に、「大雄山最乗寺」は、「道了さん」と親しまれるようになりました。


1394年(応永元年)に、「了庵慧明禅師」という和尚さんに建てられた、
600年以上の歴史を持つ。

「了庵慧明禅師」さんは、鎌倉の「建長寺」でお坊さんになり、
石川県能登半島にある「總持寺」という大きなお寺で、「了庵慧明禅師」になられました。
57歳の時に故郷「小田原」に戻り、生活をしていて、
「大雄山最乗寺」を建てることを決意されたそうです。

「道了さん」と親しまれているのは、
「了庵慧明禅師」の弟子に、山伏の修行などの厳しい修行を行っている「道了」という人がいました。
「道了」は、
師匠「了庵慧明禅師」が、「大雄山最乗寺」を建てると知り、
すぐに相模国足柄に駆けつけたと言います。
山伏の修行により、凄い能力を身に着けた「道了」は、
滋賀県大津市にある「三井寺」から、たった1日で到着したとのこと。

お寺の建設では、総責任者となり、
一人で、500人分の土木作業をこなしていたと言われています。


「道了」さんと親しまれるようになったのは、
師匠の「了庵慧明禅師」が、1411年(応永18年)に、
75歳で亡くなられた翌日に、
「道了」さんは、
役目を終え、天狗となり、永遠にお寺と参拝者を守ることが、
新たな役目と弟子たちに伝え、
天狗へと姿を変え、山の中へと消えていったそうです。

「大雄山最乗寺」は、「天狗」を祀り、
「道了」さんをいつまでも信仰していたので、
親しみを込め、「大雄山最乗寺」を「道了」さんと呼ぶようになったと言います。


「道了」さんは、
修行によって、称号が与えられ、
山伏時代の名前は、「相模坊道了尊者」
お坊さんとしての名前は、「妙覚道了尊者」
「十一面観音菩薩」という仏様に姿を変えて、再度この世に現れてからは、「道了大権現」
明治時代以降、最乗寺の境内にある「御真殿(妙覚宝殿)」に天狗として祀られている名前は、「妙覚道了大薩埵」
という名前で、時代によって呼ばれています。



「天狗」は、
姿・形を持たない「妖怪」と言われています。
強い風や雨が吹き荒れた時などに、
「天狗」様が起こっているなどと言われることがあるのは、
姿・形を持たない「妖怪」ということが前提にありました。

「天狗」を具現化した姿も、
人々に伝わり、
「赤い顔」「高い鼻」「山伏の姿」「脊中に羽」といった特徴の天狗は、「大天狗」と呼ばれ、
「鼻と口がカラスのような口ばし」をしている天狗は、「カラス天狗」と言われています。

実際の天狗の姿なのかはわかりませんが、
「大雄山最乗寺」は、「天狗」様に守られているお寺です。



「大雄山最乗寺」には、
大きな「下駄」があります。
「道了」さんが、山伏時代に修行で、一本歯の高下駄を使っていたのが所以で、
「下駄」が祀られているそうです。

山伏の履物は、「一本歯の高下駄」を使うそうです。
山道では、石や木の根が多く、
下駄の間に挟まらないようにするためともいわれているそうです。




「大雄山最乗寺」は、

・面積:128ヘクタール(東京ドーム27個分)
・杉の木の数:17万本
・一番太い杉の太さ:7m21cm
・一番太い杉の高さ:42m
・石段の数:708段(下乗石~奥の院)
・石塔の数:621基(一番古い塔 382年前(御開山坐禅石の上))
・建物の数:44棟
・門の数:6門(仁王門 ・三門 ・瑠璃門 ・碧落門  ・結界門 ・奥の院参道石段入口)
・天狗さんの数:6体(結界門 ・御真殿 ・奥の院参道石段)
・大黒天の数:2体(瑠璃門回廊 ・三面殿)

などの特徴があります。


Back





「奥の院」前には最後の修行「200段」




「奥の院」の前に延びる階段は、
修行のような急な階段が、「200段」ほど続きます。
かなりの覚悟が必要な段数です。


愛犬は、すっかりスリングの中が好きになり、
まったくもって出てきません。
愛犬と荷物で、約「10kg」を加えた状態で上りました。
「奥の院」に到着したころには、汗だくです。
そして、足もプルプルに。。。。

帰り道も心配ですが、
「奥の院」の奥には、
車で上ってくる道があるので、
坂道を下って、「本殿」の広場に戻ることも可能です。

我が家の悪賢い人が発見した裏道です。



お寺全体では、「708段」の階段がありますので、
いたるところに階段があるお寺です。
ちょっとした登山ぐらいの運動量なので、
山登りを兼ねて参拝するぐらいの気持ちでも良いと思います。

軽装で登れますが、充実した満足感が得られます。


Back





「大雄山最乗寺」へのアクセス




Address : 〒250-0127 神奈川県南足柄市大雄町1157


「大雄山最乗寺」には、
公共交通機関でもアクセスすることができます。
「伊豆箱根鉄道大雄山線」の「大雄山駅」からバスが出ていて、
「大雄山駅」からバス停「道了尊」までは、10分程で到着します。


車で「大雄山最乗寺」にアクセスした場合、
「大雄山最乗寺」専用駐車場を利用することができます。

「最乗寺」の本堂近くに駐車場があるので、
簡単に参拝をすることができます。


個人的にお気に入りなのは、
「大雄山最乗寺」の入り口から、
参道を歩いて、「大雄山」の杉林の間を抜けるコース。

入り口あたりにある茶屋の前に車を駐車できたので、
そこから歩くことができます。
訪れた時は、車が駐車できるようになっていましたが、
変更されていることもあるので、
利用前にご確認ください。


Back





参拝の後は、茶屋グルメ


「大雄山最乗寺」までの道には、
茶屋やお土産屋さんなどが点在しています。

気になるお茶屋さんは、
「大雄山茶屋天んぐ 仁王門本店」さん。
和菓子とお茶が美味しいと噂の有名店のようです。
「小田原駅」に新しくできた「小田原ラスカ」にも、
お店をOPENしていました。

Address : 〒250-0127 神奈川県南足柄市大雄町1125−2



Back