3000年も続く火山活動が見れる「大涌谷」
箱根エリアの人気スポットの1つ「大涌谷」。
3000年続く火山活動が直に見れるので、
自然の迫力を感じることができます。
1つ食べると寿命が7年延びると言われる大涌谷名物「黒たまご」も人気です。
「大涌谷」は愛犬同伴OK
箱根エリアは、
愛犬同伴OKのスポットが多いですが、
「大涌谷」も愛犬同伴OKです。
リードを付けて一緒に散策することが可能です。
施設内は、愛犬同伴NGなのでご注意ください。
「箱根ロープウェー」も愛犬同伴OKで、
箱根エリアの電車・バスも愛犬同伴OKなので、
公共交通機関で訪れることも可能です。
「大涌谷」は混雑しているときは、
かなりの渋滞なので、
「箱根ロープウェー」を利用してアクセスするのも良い方法です。
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「大涌谷」とは
かつては火山活動によって「大地獄」と呼ばれていた「大涌谷」。
1873年(明治6年)に「明治天皇」が訪れた際に、
「大涌谷(おおわくだに)」へと改称されました。
観光センターも整備され、
吹き出す噴煙や、湧き出る温泉と硫黄を見ることができるようになり、
箱根の代表的な観光スポットになっていきました。
地熱地帯で、活発な噴気地帯でもあるので、
火山活動が活発化することがあり、
その際は、「大涌谷」エリアは進入禁止エリアになります。
箱根エリアでは最大規模の火山活動エリア。
「大涌谷」は、
神奈川県箱根町にある箱根火山エリアの中央火口丘「冠ヶ岳」の
標高800m〜1000mあたりの北側斜面に位置する。
箱根エリアの火山活動は、
約3000年前から続き、
幾度の水蒸気爆発や、山崩れによって堆積物が積もり、
山々を形成し、現在に至っています。
「大涌谷」は、
その山々の間にできた谷で、
現在も噴煙や水蒸気を噴き上げています。
「大涌谷」は、
「富士箱根伊豆国立公園」内になり、
「大涌谷園地」として
「富士箱根伊豆国立公園」の構成要素の一つ。
2014年(平成26年)には、「箱根ジオミュージアム」が開設され、
箱根火山のことを知ることができます。
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食べると寿命が延びるらしい大涌谷名物「黒たまご」
「大涌谷」には、「黒たまご」という名物があります。
地熱によって温められた温泉を利用して茹でた「ゆで卵」で、
卵の殻にある気孔の部分に、「鉄分」が付着し、
「鉄分」が「硫黄」成分が結びつき、
茹でている間に、黒い「硫化鉄」となり、
卵の殻が黒く変色していきます。
大涌谷名物「黒たまご」として販売されていて、
食べると寿命が延びると人気の御当地グルメになっています。
「黒たまご」は、
1つ食べると、寿命が7年延びると言われています。
調べてみると、
平安時代に、「弘法大師」によって作られた
「延命」「子育て」の「延命地蔵尊」というお地蔵様が、
大涌谷にあり、
近くには「黒たまご」を作る温泉池があったことから、
「延命地蔵尊」にあやかり、
食べると寿命が7年延びると言われるようになったとのこと。
「7年」というのは、「七福神」など縁起の良い数字「7」から、
自然と言われるようになったそうです。
「大涌谷」名物の「黒たまご」は、
約80度の温泉池で、60分ほどかけて、じっくりと玉子を茹で、
その後、約100度の蒸気で15分ほど蒸して完成となるそうです。
科学的に調べた結果、
通常のゆで卵より、うまみ成分が20%ほど高いという調査結果が出たそうです。
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「大涌谷」への行き方
「大涌谷」へは、
車でアクセスする方法のほかに、
「箱根ロープウェー」でもアクセスできます。
「箱根ロープウェー」では、「強羅」からと「芦ノ湖」からの両方からアクセスすることができます。
「箱根ロープウェー」は、
1983年(昭和58年)に整備され、
気軽に訪れることが可能になりました。
一方、駐車場は凄く綺麗に整備されているのですが、
その駐車場数を上回る車が訪れるので、
いつも渋滞しているような気がします。
時間の余裕がある時に訪れるか、
ロープウェー駅の駐車場を利用して、
ロープウェーで訪れるのも賢い選択かもしれません。
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