【奈良県】世界遺産「古都奈良の文化財」の一つ「元興寺」

■ 「元興寺」とは
■ 「元興寺」へのアクセス
■ 「元興寺」の「駐車場」

■ Gallery

Back

「元興寺」は、
日本最初の本格的伽藍である「法興寺（飛鳥寺）」が
「平城京」への遷都にともなって、
「蘇我氏寺」から「官大寺」へと変わり、
新築移転された寺院「元興寺」の一部。
「佛法元興の場」「聖教最初の地」となっている。
「南都七大寺」の一つ。

現在では、
世界遺産「古都奈良の文化財」
の一つとして登録もされている。



しかし、
現在残っている「元興寺」は、
かなり一部分。
小規模なため、
「世界遺産」として、
疑問に思ってしまう。

だが、
歴史的な経緯、
当時の大規模な境内などを知ると
世界遺産として納得がいく。

奈良時代の「元興寺」の境内は、
「興福寺」の南側の
かなり大きな境内だったようです。

現在の「ならまち」のほとんどが、
「元興寺」の境内だった

「元興寺」の「法輪館」内部にある歴史資料でも、
当時の「元興寺」の資料が展示されていました。


歴史的経緯を知ると、
「世界遺産」として構成されるのも
わかる歴史的に価値のある資産だと思える。

ただ、
当時の「元興寺」のほとんどが、
失われてしまったのが、
非常に残念。
現在も現存していたら、
とても興味深い場所になっていたと思う。


「極楽堂」の「屋根瓦」の一部は、
奈良時代に作られたものが残っており、
「禅室」側の屋根に設置されているそうです。

実際に見てみると、
「色」「風合い」に歴史を感じるので、
どの部分かは、すぐにわかります。


「平安時代」に入ると、
「浄土教」が広がり、
「元興寺」も衰退を始めた。

現在も残っている「極楽坊」「禅室」は、
「鎌倉時代」に建て替えられたもので、
他の施設は、
時代と共に焼失してしまった。


「金堂」と「小塔院」は、
「1451年（宝徳3年）」の室町時代中期に、
「土一揆」で焼失。
「五重塔」は、
「江戸時代末期」に焼失。


Back

「元興寺（がんごうじ）」へは、
「徒歩」でアクセスするのが便利。

「東大寺」「春日大社」「興福寺」
「奈良公園」「奈良国立博物館」
などの観光と一緒に
予定を考えると良さそう。

「元興寺」にアクセスする「道」には、
小さなお店が多く、
甘いお菓子などが購入できる。

飲食店なども点在しているようです。


逆に、
「自動車」でのアクセスは、
ちょっと不便。

「奈良公園」から
「徒歩」でアクセスできる距離にあり、
「元興寺」周辺の「道」は、
道幅が狭く、車で訪れにくい。

加えて、
「元興寺」の駐車場は「５台」ほどで、
ちょっとわかりにくかった。

近隣に、広い駐車場があるので、
そちらに「駐車」して、
徒歩でアクセスする方が便利そう。


Back

「元興寺（がんごうじ）」は、
「古都奈良の文化財」の構成資産群の中で、
一番規模が小さく、
「駐車場」がわかりずらい。

加えて、
「元興寺（がんごうじ）」前の通りは、小さい。
迷い込むと、かなり不安になる道の細さです、。


「元興寺」の「駐車場」は、
「受付・入場券売り場」のすぐ横に、
数台用意されています。
ぱっと見では、３台〜５台ぐらい。

通りに面している「入り口・門」から入って、
入場券売り場の奥あたりに、
「駐車場エリア」がある。


通りに面している「入り口・門」 「駐輪場」の案内はあるものの、
「駐車場」の表示はありませんでした。


おすすめは、
周辺の「有料駐車場」に、
車を停めておいて、
歩いて訪れるのが良いと思う。

「奈良公園」から、
歩いて「５分」程の場所にあるので、
「奈良公園」周辺の
「東大寺」「興福寺」「春日大社」を
訪れるのと一緒に訪問するのが良いかも。


Back

Back