「奈良県」の「世界遺産」

■ 「奈良県」にある３つの「世界遺産」
■ 世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」とは
■ 世界文化遺産「古都奈良の文化財」とは
■ 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」とは

■Gallery

奈良県内にある世界遺産は、
「2022年11月」時点では、
「3つの世界遺産」が登録されている。

「奈良県」にある「世界遺産」

その中でも、
「古都奈良の文化財」では、
奈良市内にある
「8つの資産」が含まれている。


世界遺産「古都奈良の文化財」は、
1998年12月に、
京都で開催された「第22回世界遺産委員会」で、
世界遺産「古都奈良の文化財」として、世界遺産登録が決定しました。


710年に「奈良」が「都」となってから、
1300年近くの時が流れての世界遺産への登録となりました。


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世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」は、
「奈良県生駒郡斑鳩町」にあり、
「姫路城」と共に、
日本で、一番最初にユネスコの「世界遺産（文化遺産）」として登録された。
構成資産は、

・法隆寺
・法起寺

の２つ。



世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」には、
「法隆寺の建造物47棟」と「法起寺の三重塔」を加えた
「48棟」で構成される。


「法隆寺」を含む、
「奈良県生駒郡斑鳩町」地域の「仏教建築物」は、
「聖徳太子」が「創建」に関わっており、とても縁が深く、
中国「六朝時代」の建築の影響を受けている。

創建時は、
「法隆寺」は、「斑鳩寺」という名称で、

「聖徳太子」の邸宅「斑鳩宮」の隣に建設された。
現在は、「法隆寺」の「東院伽藍」となっている。

「法隆寺」の「西院伽藍」は、
建築年代に諸説あるらしいが、
「世界最古」の「木造建築」が複数残っている。
現在の建物中にも、
「西暦700年」までに建設されたものがあり、
現在も「寺院（お寺）」として活動が継続している。


「法隆寺」の歴史は、
「7世紀初期」の「創建」から始まり、
「西院伽藍」は、
「7世紀後半」から「8世紀初頭」にかけて再建された。
「東院伽藍」は、「8世紀前半」に建設された。


「西院伽藍」の主要建物「金堂」「五重塔」「中門」「回廊」は、
「中国」「朝鮮」にも
残っていない初期の「仏教建築様式」。

現在の両院の他の主要建物は、
主に「8世紀」から「13世紀」に建てられたもの。
両院の周囲にある「子院」は、「12世紀頃」に建築が開始され。
時間とともに、その数は増加していった。

現在の建物は、
「17世紀」から「18世紀」頃に、
建設されたものが多い。

7世紀に創建された「法起寺」の
創建当時の建物は、
「706年」に完成した
「三重塔」のみが残っている。
「三重塔」は、
「法隆寺 西院伽藍」と同様に、
初期の「仏教建築様式」による建物。


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